誰もが必ずと言っていいほど通る就職活動。どれだけ頭が良くても、勉強が苦手でも面接次第で採用されるかが決まります。頭が良くても会社に入って何がしたいのかはっきりしていなかったり、不真面目な態度では採用されません。
逆に成績は良くなかったかもしれないけどどうしてもこの会社に入りたいという強い志望動機、真剣な態度があれば採用されるでしょう。就職難と言われているこの時代を乗り越えるために必要なことはなんなのでしょうか。
希望する職種や業界によって多少の違いはあるでしょうが、円滑なコミュニケーション能力はビジネスシーンでも、必ず役立ちます。
採用、不採用の分かれ道は面接によって決まるはずです。これから就職活動を始める人、就職活動がうまくいってない人ももう一度面接時のマナーについて確認しましょう。
就活時の面接マナー、
知らないとヤバイ7つの基本
身だしなみの確認をしよう
第一印象はとても大事ですよね。普段の生活でも第一印象は大事ではないでしょうか。パッと見て「この人なんか話しかけづらいな」と思うことありませんか?
これが面接じゃなかった場合何回も会ったり話していくと、「最初は話しかけれなかったけど話してみたら話が合った」となることもあります。ただ面接の場合は何分かの間にその人を判断しないといけません。
それなら少しでも第一印象をよくして話を聞いてほしいですよね。そのためには髪の毛は黒くして、男性は短髪、女性は髪が長い場合はすっきりとまとめるなどの基本的なことはしっかりと守りましょう。
時間に余裕をもって行動しよう
社会人として時間が守れないということは問題外です。友達と待ち合わせをしたとき遅刻されたら嫌な気持ちになりますよね。そんなことを取引先相手にされたら大変なことになってしまいます。いくら面接内容が良くても時間を守れない場合は不採用になってしまいますよ。
面接会場につくのは10分前が理想です。早すぎても迷惑になるので時間が早かった場合はどこかで時間をつぶしましょう。ただその時、どこで誰が見ているかわからないのであまり気を抜かないようにしましょう。
細かい動作に気を付けよう
名前を呼ばれて入室する前のノックは3回です。ドアが開いている場合はノックはいりません。「失礼します」とはっきりと言いましょう。お辞儀の角度は30度です。お辞儀が浅いと会釈に間違われる場合があるので鏡や、誰かに見てもらいお辞儀の角度の確認をしましょう。
退出の際は「面接の時間をいただきありがとうございます」の意味を込めて45度のお辞儀をしましょう。席に座ることを勧められたら深くは座らず1/3ほど残して座りましよう。
大事なところは自信をもって言おう
面接で大事な自己紹介と志望動機は自信をもって言えるようにしましょう。自己紹介は自分はこんな人とアピールできる大事なところです。ここで印象をアップさせたいですね。
志望動機ははっきりしていないと採用されません。そしてしっかり面接官に伝わることが大切になります。自己紹介と志望動機はほぼ必ず聞かれることなので何回も練習しましょう。
ただ、紙に書き練習して暗記をして話すと、機械のようにしか話せなくなり面接官には誠意が伝わりにくいのです。なのでなるべく自分の言葉で話しかけるように、丸暗記したものをそのまま話さないのが大事です。
わからないことははっきり聞こう
面接中など質問されたことがよくわからなかったり、聞き取れなかった場合はきちんと確認しましょう。誰でも緊張はします。面接官も自分が通ってきた道なのでわかっています。「聞き取れなかったのでもう一度お願いします」としっかりもう一度聞きましょう。
理解力がないと思われて不採用になるかもと思いあやふやなまま答えてしまう方が印象は悪くなります。わからないことはわからないままにしないで、しっかりと確認する。社会人としてとても大切なことですよ。
面接時以外も見られています
先ほど少し書きましたがどこで誰が見ているかわかりません。面接会場までの行き帰りもそうです。そして面接に呼ばれるまでの待ち時間。緊張をほぐそうとして音楽を聴いたり、携帯を取り出しいじるなどはしてはいけません。
呼ばれるまで静かに待ちましょう。待っている間や会社内を移動しているときに、社員の人に会った場合はハキハキとした挨拶をしましょう。
ありのままの自分を見せすぎない
就職活動をする時に「自分をそのままで受け入れてくれる会社がいい」と思う人が結構います。髪が茶色くてもこれが自分だからそのまま行く。つけまつげがあると自信がつくからつけて行く。それで不採用になっても「自分らしさをわかってくれない会社なら自分に合わない会社だったんだ」と気にしない。
自分をもつことはとても素敵なことです。でも社会に出るときにはそういう自分らしさは必要ないのです。社会にはいろいろなマナーがあります。そういうマナーを守れない人は会社は採用してくれません。
確かに就職活動している人たちは一目見てわかるくらい似ています。その中で目立つために身だしなみを変えるのではなく、志望動機や自己PRでインパクトを与えていきましょう。
いかがでしたか。マナーとして守ることはたくさんあります。ただ、「志望動機の書き方」という教科書のようなものを見て書いても、面接官は聞いただけでわかってしまいます。
多くの人々を見ている面接官にアピールするためには、事前に自分の気持ちを見つめなおす時間が功を奏します。私の望む将来像や、志望動機などをしっかりと掘り下げて、ノートに書いてみましょう。
事前に自分の漠然とした想いを言葉に変えておくことで、咄嗟の質問に対する反応や答えが格段に説得力を帯びてきます。
みんな形式に当てはめて書いてしまっているので個性がなくなってしまうのです。わからないことは聞くなどと言う人間らしい部分は見せてもなにも問題ありません。自分らしさを出しつつもマナーだけはしっかり守りましょう。
まとめ
就活時の面接マナー、知らないとヤバイ7つの基本
・身だしなみの確認をしよう
・時間に余裕をもって行動しよう
・細かい動作に気を付けよう
・大事なところは自信をもって言おう
・わからないことははっきり聞こう
・面接時以外も見られています
・ありのままの自分を見せすぎない