「40代では結婚式の服装を選ぶこともないだろう…。」と思いきや、実は意外とその機会があったりしますよね。例えば、多くなるのは親族としての参列。
いとこや親戚・夫の兄弟姉妹などの結婚式というパターンが多く、ゲストをお迎えする立場での装いを考えなければならないことも…。もちろん、知人や友人の結婚式に参列、ということもあり得ます。
そんな時、40代に突入すると女性なら誰もが気になるのが、体型の変化!これまでの慶事用のドレスやアンサンブルが入らなくなったり、仮に着ることができたとしても、しっくりこないなど、服装を新調する方も多い事でしょう。
そこで今回は、40代女性の結婚式の服装を選ぶポイントを、体型の悩み別にお伝えします。上手に体型カバーができ、かつ上品な服装なら、きっとあなたの大人の女性度を高め、素敵に見せてくれるはずです!
40代の結婚式の服装☆
体型の悩み別、華やかファッション
宴の時間帯で装いが変わる、服装
実は、結婚式の服装は時間帯で装い方が変わること、知らない方も多いはず。これは40代の結婚式の服装にも、もちろん当てはまること。昼間の結婚式はお開きが17時頃、夜間の結婚式は開始が17時頃が、だいたいの目安。
【 40代の結婚式の服装☆一般的な披露宴 】
★ 昼間の結婚式
・ 肌の露出を押さえたセミアフタヌーンドレス・フォーマルなワンピース・アンサンブルなど。
・ 肩や腕が出ないものとし、スカート丈は短くても膝丈までとする。
・ ノースリーブのドレスはそのままではNGだが、長袖のジャケットやボレロなどを着用すればOK。
・ アクセサリーはパールなど、控えめな輝きのものを。
【 40代の結婚式の服装☆一般的な披露宴 】
★ 夜間の結婚式
・ カクテルドレス・ディナードレス、シックで上品なワンピースなど。
・ トップ部分がノースリーブやホルターネックなど、肩や腕が出るデザインでもOK(ただし肌の過度な露出は避ける)。
・ アクセサリーはゴールドやジュエリーなど、華やかな輝きのものを。
カジュアルな結婚式での選び
40代の結婚式の服装ともなれば、基本マナーである昼夜による違いはもちろんのこと、案内された会場や内容から判断して、式のスタイルによって違う40代の結婚式の服装選ぶをしたいですよね。近年注意したいスタイルは、カジュアルな式。
【 40代の結婚式の服装☆カジュアルな披露宴 】
★ 昼間の結婚式
・ 上品な雰囲気のワンピース・アンサンブル・スーツ。
・ 肌の過度な露出を避け、アクセサリーはパールなどを用いる。
★ 夜間の結婚式
・ ドレッシーなワンピース・アンサンブル・スーツ(パンツスーツも可)
・ アクセサリーはゴールドやジュエリーなど、華やかなものを。
下腹がぽっこり、くびれがない悩み
それでは、ここからは40代女性の結婚式の服装の、具体的な装い方についてお伝えします。まずは「下腹がぽっこり出てきた」または「くびれがなくなった」ということにお悩みの方の服装。
【 40代の結婚式の服装☆お腹ぽっこりの悩み 】
★ この場合、しっかりカバーができるのは切り替えがハイウエストになっている「Aライン」のドレス!
・ スカート部分が膝丈以上あれば、足を長く見せる効果もありますし、何より安心して装うことができます。
ドレスが半袖やノースリーブの場合は、バランスの良い丈のジャケットを羽織って、大人っぽく装うとより上品に。ただし、親族として結婚式に参列する場合は、スカート丈はふくらはぎ~くるぶし丈とし、ジャケットも肘がかくれるものにしてください。
ドレスとジャケットも共布のもので、ネイビーやボルドーなどで落ち着いた雰囲気を出し、上品なパールのアクセサリーをポイントにするとバッチリです。
二の腕のたるみには
二の腕のたるみは「振袖」とも言われ、ぽってりとしてしまうのでノースリーブを敬遠する方もいらっしゃるかもしれません。
【 40代の結婚式の服装☆二の腕のたるみ 】
★ そんな方には、ギャザーやフレアーがふんだんに入った袖のドレスがおすすめ!
・ 袖の素材もシフォンやレース・オーガンジーなどを使ったものでしたら適度な透け感もあり、軽やかな雰囲気で着こなすことができます。
このようなドレッシーな雰囲気のドレスは親族向きではありませんが、友人・知人の結婚式や、夜のカジュアルな結婚式なら大丈夫!ドレスの色もシルバーやシャンパンゴールド、グレー味のピンクなどなら、40代女性の結婚式の服装にピッタリです。
ふくらはぎが太い悩みに
40代の女性の体形の悩みは「今まで肉がついていなかったところに、余分な肉がついてきた」というものが多いのではないでしょうか。
ふくらはぎがぼてっと太くなるのもそのひとつ。普段はスカートをはかず、専らパンツルックという方も多いかもしれません。その太さから視点を逸らせ、かつおしゃれに着ることのできるドレスはコチラ。
【 40代の結婚式の服装☆ふくらはぎが太い 】
★ ふくらはぎをほっそりと見せてくれる、「アシンメトリーの裾のドレス」はいかがでしょうか。
・ アシンメトリーならロングドレスを着慣れていない方や、足をあまり出したくない方でも丈に短い部分と長い部分があるため、おそらく抵抗なく気こなすことができるはず。
意外と40代女性の結婚式の服装としては優秀!深いグリーンや濃い紫などのドレスに、気品のある色に輝くアクセサリーをプラスしたら優雅な雰囲気になります。
40代女性の結婚式の服装のNG!
最後に40代の女性の結婚式の服装として「これはNG」はコチラ!
【 40代の結婚式の服装☆NG! 】
・ 柄入りのドレス→ただし、織り柄など「柄が目を引かない」タイプはOK。
・ 膝上のスカート丈。
・ パステルカラーのドレス→肌がくすんで見える恐れが…。
・ 黒一色のドレス→ジャケットやアクセサリーなどで色をプラスすればOK!
・ 白っぽいドレス
・ バイカラーのドレス→2層に「分かれて」いるので、縁起が悪いと言われます。
・ ショールなどを羽織る→40代女性の結婚式の服装としては、ちょっと子供っぽい印象に。
いかがでしたでしょうか、体型に関しては3つの項目に分けて、それぞれ適した服装をお伝えしましたが、もちろん「ハイウエストでAライン、袖がフレアースリーブ」など、要素が組み合わさっているものも多くあるはず。
ご自分の体型を考え、まずはどのようなものが向いているか考えておくと、服装を選びやすくなるかもしれません。
なお、服装選びの際に必ず行っていただきたいのが、試着。ネットで簡単に素敵に見えるドレスはいくらでも手に入りますが、改まった席だからこそきつそうに見えたり、あるいはブカブカしていたりというような、サイズ違いは避けたいもの。
面倒でも、素敵に服装を着こなすため、試着をしてから服装を選ぶことを心がけてください。
40代はちょっと若い服を着るとイタイ、また地味な服を着ると老ける悩みも多いもの。しかし、しっかり似合うものを追求すれば、「大人っぽさ・上品さ」を醸し出すことができるはず!それこそが40代女性の結婚式の服装として、最も素敵に見えるポイントです。
まとめ
40代で選ぶ結婚式の服装
・適切なゲストドレスは、時間帯で変わる
・ハイウエスト・Aラインは、お腹周りをカバー
・たるんだ二の腕は、やわらかで女性らしい袖
・ふくらはぎが太いなら、アシンメトリー裾のドレス
・柄入りのドレスや膝上丈には注意!