大切な友人や知人の結婚式には是非とも参列してお祝いをしたいけれど、いつも服装に困ってしまう、なんていう人も多いですよね。結婚式というお祝いの席ですから、普段とは違う服装でオシャレに参列したいものです。
結婚式のお呼ばれでは、その参列する結婚式の種類によっても服装は違ってきますし、年齢によってもふさわしい服装は異なってきます。せっかく招待されているのですから、マナーをしっかりおさえた大人なスタイルで参加したいですね。
そこで今回は、初めて結婚式に出席予定の方や、もうかれこれ10年ぐらい参列していないなんていう久々の参加の方も必見!結婚式の服装選びのヒントになるスタイルを、シチュエーション別にお伝えいたします。
結婚式の種類別!
ゲストの服装選び5つのスタイル
結婚式での服装のマナー
結婚式や披露宴での服装には、結婚式(婚礼)という儀式にふさわしい格と、祝いの場にふさわしい華やかさが求められます。
結婚式にはホテルでの挙式、結婚式場での結婚式、教会や神社やお寺などでの式やレストランウエディング、人前結婚式など近年様々なスタイルがあります。結婚式での服装も結婚式の会場に応じた格に合った服装を心がけましょう。
結婚式ではあまり肌の露出の少ないものにし、胸元が大きく開いたものや、肩ひもだけのドレスなどは控えるようにしましょう。
また、白い色は花嫁の色とされています。間違っても白い色のドレスは着用しないようにします。さらには生足素足はNGです。必ず肌色のストッキングを着用しましょう。服が黒系の際は、黒色のストッキングは喪服を連想させますので避けましょう。
冬の時期などに気を付けたいのがファーです。どの形式においてもマナー違反になってしまうことが多いのでファーについては避けたほうが無難といえます。
大原則として、新郎新婦よりも派手であってはいけません。主役の新郎新婦より控えめにするのがマナーです。
「会場に華をそえることができ、なおかつ花嫁さんより目立たない服装であること。」これがポイントです。
ホテルウェディングでの服装
ホテルウェディングが最もマナーに則った服装が求められます。準礼装で華がありながらも品のあるスタイルが望ましいです。
フォーマルな服装で単色無地のワンピースが大原則。袖付きの単色ワンピースか袖なしにボレロやストールなどを羽織るスタイルが王道です。
ただし光沢のない生地素材を選ぶようにしましょう。また肌の露出も控えることがマナーとなりますので、スカートなどの丈にも注意が必要です。
最後に悩むのは、アクセサリー類ですよね。パールのネックレスなどフォーマルなものを選ぶと良いでしょう。
ゲストハウス・結婚式場での服装
ホテルに比べるとパティースタイルが楽しめ、自由度が増してきます。
きちんとした雰囲気を演出しつつ、地味になり過ぎない明るいドレスのチョイスがおすすめです。
ここでも原則は変わらず、生地素材や丈の長さなどは注意が必要で、派手になり過ぎないように気を付けましょう。
神社・教会・寺院での服装
このような宗教要素の強い場所での結婚式での服装は、十分気を付けるようにしましょう。
厳かな雰囲気に合わせた、肌見せの少ない清楚なドレスの着用が望ましいです。
また、新郎新婦の意向や宗教の習わし等に沿った服装を心がけるようにしましょう。場合によっては和装のみでなんて事もあるかもしれません。
さらに二次会にお呼ばれした場合などは、慣れない和装で疲れてしまうようなら、二次会用の身軽なドレスなどを用意しておいて着替えるのもOKです。
ハワイやグアムなどの海外挙式・結婚式の服装
海外での場合は、場所や人数なども関係しますが、基本的には新郎新婦の意向に合わせましょう。
例えば、ハワイでの挙式なら、「ムームーで」と希望されるかもしれません。ムームーはハワイにおける女性の正装になります。
また、沖縄などの「かりゆしウェア」のように、国内においても地域特有の装いが好まれるケースもあるかもしれません。
イレギュラーな場合は、事前に新郎新婦に相談しておくと安心ですよ。
1.5次会や2次会での服装
「平服でお越しください」とよく招待状などに書かれていますよね。
これが一番難しかったりします。平服は略礼装のことですので、「上品なワンピース+ハイヒール」か「パンツスーツ+ハイヒール」が基本になります。
あくまで結婚式の延長であることを忘れずあまり崩し過ぎないように気を付けましょう。
ただカジュアルパーティーでは、色味の鮮やかなコーデでも大丈夫でしょう。ミントカラーやイエローなどの明るいカラードレスも選択肢の1つです。
いかがでしたか。簡単に5つのスタイルに分けて取り上げてみましたが、これらをヒントに自分に合うオンリーワンなスタイルを探してみて下さい。
結婚式の服装は、年代でも違ってきますよね。例えば、20代であれば、袖ありのワンピースドレスのチョイスが無難であったり、30代はベージュ系のAラインドレス(膝丈)に、黒系のボレロを合わせた定番スタイルがおすすめです。
また40代の方であれば、結婚式の時間帯や新郎新婦との関係性などを踏まえた大人な装いが求められるでしょう。
お祝いの席では、意外に周りの人の服装をチェックしていたりするもの。お祝いの席で指をさされたり恥をかいたりは嫌ですよね。
伝統を重んじるようなホテルでの結婚式やカジュアルなパーティースタイルでの結婚式、また海外での結婚式など場所や様式で服装も様々です。
5つのスタイルを参考に、あなたのアレンジを加えながら、素敵な服装で心から新郎新婦に祝福してあげましょう。
まとめ
結婚式の種類別に選びたい服装は
・大原則は、会場に華をそえることができ、なおかつ花嫁さんより目立たない服装であること。
・ホテルウェディングは、最もマナーを重視。単色無地のワンピースにボレロかストールが王道スタイル。
・ゲストハウス等では、きちんとした雰囲気を演出しつつ、地味になり過ぎない明るいドレスのチョイスがおすすめ。
・神社・教会・寺院などでは、厳かな雰囲気に合わせた、肌見せの少ない清楚なドレスの着用が望ましい。
・海外挙式などは、新郎新婦の意向にそって事前に相談。
・二次会などは、会場や形式を考慮し、崩し過ぎないように注意。