電報で結婚式のお祝いを☆知っておくべきマナーと送り方

電報で結婚式のお祝いを☆知っておくべきマナーと送り方

電報で結婚式を祝福しましょう!せっかくご招待頂いた結婚式や披露宴、どうしても列席できないことも、ありますよね。そんな時、真心を込めてお断りするのはもちろん、けれども何か祝福の気持ちを伝えたいものです。そんな時は、多くの人々が電報で結婚式をお祝いしています。

新郎新婦にとって、招待したゲストが列席できない事は確かに寂しいかもしれません。けれども、電報で結婚式を祝ってもらえたら、心が温かくなるもの。そして真心を込めた電報の結婚式祝いは、式中でも読み上げられることがあります。

欠席しても遠方から会場を盛り上げることもできる、有り難い電報。でも、電報を結婚式に送る時、冠婚葬祭のシーンだけに、マナーも覚えておくと安心です。

せっかく電報を結婚式に送っても、マナー違反をしてヒンシュクを買ってしまっては、本末転倒。そこで本記事では、電報で結婚式を祝う時、気を付けたいマナーと、基本的な祝電の送り方をお伝えします。

 

電報で結婚式のお祝いを☆
知っておくべきマナーと送り方

 

電報はなるべく早く手配をして確実に届けよう

電報を結婚式に送るなら、当たり前の第一のマナーを守ってください。

★ 「必ず」電報が結婚式に届くように手配する。

当たり前のことですが、実は申し込みが遅れるパターンが、案外あるのです。ギリギリで間に合っても、届くかどうかヤキモキ…。と言う祝電初めてさんの体験談は多いです。

・ 電報を結婚式に送る期日は指定できます。

早めに申し込んでも、日にちを指定できるので、後回しにせずに思ったその日に申し込むようにしてください!

★ 午後の結婚式であれば午前中まで。
★ 午前中の結婚式であれば前日までに。

そして早くから準備しておくことで、複数の電報サービス会社の価格帯の比較検討も出来ます。会社によっては、申し込みから届くまでに時間が掛かる分、料金が割安になるサービスをしている時もあります。

準備万端で当日確実に届くように手配することが、鉄則です。

 

電報の種類は相手が喜んでくれるものを選ぼう

電報で結婚式を祝うなら、シンプルに言葉だけで送る電報はもちろん、今では様々なアレンジの楽しいラインアップがあるので、試してみてはいかがでしょうか。

★ 送りたくなる楽しい祝電台紙

・ 押し花の台紙のもの。
・ 開けると音楽がなるもの。

などなど。

いろいろな種類のものから、選ぶことが出来ます。ポイントはやはり新郎新婦2人が、新居に飾りたいと思うような電報!結婚式祝いも兼ねたタイプなら、より喜ばれます。

★ 電報で結婚式の受付を華やかに!

・ 大きなぬいぐるみは定番! 花束アレンジのテディベアなど。
・ 可愛らしいバルーンでサプライズ! バルーン電報。
・ 新居に飾れる、ブリザーブドフラワー電報

などなど。

結婚式当日を、華やかに盛り上げてくれます。このようなギフト電報を結婚式に送る時、新郎新婦との関係性によっては、事前に挙式スタイルを聞いておくことをおすすめします。バルーン電報など、挙式スタイルにマッチしたデザインを選ぶと、より喜ばれます。

 

宛名はケースバイケースで自分に合わせて決めよう

電報を結婚式に送る時、宛名はどうしたらいい?これもいざ送る時になって、必ず悩んでしまうポイントです。

★ 電報を結婚式に送る時の宛名

・ 自分が新婦の友人ならば、新婦の名前を書いて送ります。

★ 新郎新婦どちらにも面識がある場合

・ 両名宛に送っても大丈夫です。新郎新婦との関係に合わせます。

新郎に面識がないのに、「旦那様宛の方がいいかな?」と、新郎宛に電報を送ってしまった、と言う失敗談が多々あります。そうなると、新郎は誰から届いた電報なのか分からず、困惑してしまう可能性も。

 

相手の名前は旧姓で送るように気をつけよう

電報を結婚式に送る時の苗字、どうしていますか?「もう結婚式の前に入籍してるはずだから、新しい苗字でいいんだよね?」残念ですが不正解です。たとえ結婚式当日までの間に入籍をしているカップルでも、結婚式は旧姓同士で迎えるものなのです。

【電報を結婚式に送る時の、苗字】

・ 新婦への電報を結婚式に送る場合、旧姓を用います

一般的に披露宴は、婚家(籍が入る家)の主催ではなく、両家の主催で行います。そのため、結婚式当日の祝電は、今後姓が変わっても、旧姓で送ります。

・ すでに籍を入れている場合、入籍後の年数などで考慮します。

入籍して間もない場合には、旧姓を用いるケースが多いです。すでに数年経っていて、子どももいるなどの場合には、入籍後の姓で祝電を送ることも、時々あります。

このことを基本にして、入籍後の年数や結婚式の主催者を考慮して決めます。入籍後何年も経っていて、旧姓が分からない場合には、招待状を確認してください。今現在の苗字宛に送っても大丈夫ですが、通常の結婚式であれば旧姓で送るのがマナーです。

 

両親宛の電報は宛名の書き方に一工夫して送ろう

電報で結婚式を祝うのは、新郎新婦の友人だけではありません。両親の友人が送るパターンもあります。その場合、宛名には一工夫が必要です。

【両親の友人が、電報で結婚式を祝う場合】

★ 両親の名前だけで結婚式場に送ってしまうと、新郎新婦に電報が届かない!などのトラブルが発生する可能性があります。

・ 受取人の名前を、父親や母親の名前にします。

新郎新婦と苗字が違ったり、遠い親戚の宛の場合などには、新郎または新婦の◯◯家気付け◯◯様と受取人の名前を書きましょう。電報を結婚式に送ったのに行方不明になってしまう!というトラブルが防げます。

 

忌み言葉は避けて電報の文章をきちんと考えよう

電報は結婚式では使ってはいけない、嫌がられる「忌み言葉」があります。この「忌み言葉」を避けてお祝いの言葉を送らなければいけません。

【電報を結婚式に送る時のタブー例】

・ 縁起の悪い言葉。

別れる、終わるを連想させるような言葉です。「薄い」「散る」「最後に」など。

・ 繰り返す、重なるような言葉。

再婚や再縁をイメージさせる言葉なので、使わないように気をつけます。

縁起の悪い言葉は、案外数多くあります。不安があるならば、電報の結婚式での定型文などを参考にするのも一案です。忌み言葉はもちろん使われていません。定番すぎるかもしれませんが、安心ではあります

自分の言葉で電報を結婚式に送る場合には、何度も見なおしてチェックするようにしてください。

 

電報の文章は長さにも配慮して考えておこう

電報を結婚式に送る文章、自分で考えるのも、ステキです。オリジナルで考えてくれた文章は心に残りますし、気持ちも伝わるプレゼント。ただし祝電の場合には、文章の長さに気を付けます

★ 文章の長さは、200~300文字を目安にします。

また文章の最後には、自分の名前と肩書を忘れずに書きます。どんな相手が電報をくれたのか、会場で読んでもらえた時にゲストにもわかりやすいものです。

もちろん、誤字脱字がないかもしっかりチェックして文章を考えてください。難しいと感じたら、文例に思い出を加えるなどアレンジしてみると、ぐっと書きやすくなります。

 

いかがでしょうか。電報を結婚式に送る時、新郎新婦への配慮を心がければ、おのずと祝電マナーも分かります。祝福は、ついつい自分の気持ちを押し付けてしまいがち。どうしたら新郎新婦が喜ぶだろう、忙しいなかで迷惑が掛からないだろう、と想定すれば大丈夫です。

本文中でも述べましたが、最近のギフト電報は結婚式に贈りたくなるようなアレンジばかり。なかには結婚式に列席しているゲストが、結婚祝い代わりにギフト電報を贈るケースもあるほどです。

ちなみに最近の人気ギフト電報は、「マシュマロ電報」。チョコマシュマロに1文字ずつ印字されていて、見た目も可愛く、受付で飾っても評判です。新郎新婦をハッピーな気持ちにしてくれる、喜んでもらえる電報を結婚式に送ってください。

 

まとめ

祝電を初めて送るあなたに☆おさえて欲しいマナーとは

・電報は必ず式までに届くように手配しよう!
・無用の長物にならないような電報を選ぼう
・宛名は自分がどちらの知り合いかを考慮しよう
・結婚式の宛名は結婚前の旧姓で送るのが基本
・電報が式場で迷子にならないように配慮しよう
・せっかくの電報だからこそ忌み言葉に気をつけよう
・電報は式場で読んでもらえることを意識しよう


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