結婚式での祝辞例文☆上司や友人、立場別の例文集

結婚式での祝辞例文☆上司や友人、立場別の例文集

結婚式での祝辞を依頼される、ということは、新郎新婦が自分にとってつながりの深い人である場合が多いです。それでも「大勢の人の前で話すのは苦手だな…」と言う人もいるかもしれません。

けれども、新郎新婦の関係者が集まる晴れの席で、結婚式の祝辞を依頼されるということは、新郎新婦があなたを心から信頼している証拠でもあります。そのため、よほどの理由がない限りは、その心に応えて、快く結婚式の祝辞を引き受けるのが、マナーでもあります。

とは言え、結婚式での祝辞が初めての場合「いったい何を話せばいいのだろう?」と考えてしまうものです。また、新郎新婦があなたにとって部下や親族というケースもあるはず。

ここでは、そんな時に使える「結婚式の祝辞の立場別の例文」をお伝えします。それとともに、それぞれの項目には、結婚式祝辞の文章を組み立てる際のポイントもまとめました。

ぜひ晴れの結婚式に、あなたの結婚式の祝辞で花を添えてあげてください。



 

結婚式での祝辞例文☆
上司や友人、立場別の例文集

 

結婚式の祝辞の基本的な構成


例文をお伝えする前に、結婚式の祝辞の基本的な構成を説明します。以下のような流れで文章を考えて下さい。

【結婚式での祝辞:基本構成 】

祝福の言葉と、招待に対するお礼(起承転結の「起」にあたります)

自己紹介(こちらも起承転結の「起」にあたります)

③新郎新婦の長所を盛り込んだエピソード(起承転結の「承」にあたります)

はなむけの言葉(起承転結の「転」にあたります)

結びの言葉(起承転結の「結」にあたります)

文章に起こすときは、リズムをとりやすいように、適度に句読点を入れるのがポイント。そして縁起が悪いと言われる「忌み言葉」(「別れる」「切れる」など)や「重ね言葉」(「たびたび」「次々」「続々」など)が入っていないかチェックします。

 

上司として招かれた結婚式での祝辞


まずはあなたが「職場の上司」として招かれた時の、結婚式での祝辞例文をお伝えします。ポイントは上司だからこそ知り得る「部下」の職場での仕事ぶりや人柄を紹介することです。

【 結婚式での祝辞:上司として 】

★ 「常に努力を怠らない」「確実に実績を上げている」「職場のムードメーカー」などの長所を、祝辞に盛り込みます。

また「自社や自分の自慢話」をしないように気をつけて下さい。多くのゲストにとってあなたは「会社を代表してスピーチをしている」と認識されることを忘れないでスピーチをします。

 

上司の結婚式の祝辞、例文


では、前項の注意点を意識した、上司が話す結婚式の祝辞の例文をお伝えします。

【 例文 】

「ただ今ご紹介を賜りました、株式会社フラワーの森田麻衣子と申します。

博史さん、加奈さん、ご結婚誠におめでとうございます

またご両家の皆さま、本日は誠におめでとうございます。

私は新婦の加奈さんが入社されて以来、一緒に仕事をさせていただいております。

弊社は服飾雑貨のデザイン・製造・販売を行っており、私共はデザインを担当しております。

加奈さんは素晴らしいデザインセンスの持ち主で「お客様に喜ばれるツボ」を心得ているため、私共にとってはなくてはならない、非常に頼りになる存在です。

また笑顔を絶やさない温厚な性格は、私のみならずチーム全員の心を常に和ませてくれています。

そんな加奈さんから、結婚する予定があると伺ったのは昨年秋のことです。

今年に入ってから博史さんとお会いする機会がありましたが、爽やかな雰囲気と誠実なお話しぶりに「加奈さん、本当に良い方と巡り合ったのだな」と大変嬉しい気持ちになりました。

今後も加奈さんは仕事を続けられますが、幸せで充実した家庭があれば、おふたりもきっとそれぞれの舞台で益々ご活躍されることでしょう。

結婚生活の中では晴れの日だけではなく、時に雨の日や風の日もあることと存じますが、手に手をとって歩んでいただきたいと心から願っております

最後になりましたが、ご両家とご列席の皆様のご多幸をお祈りし、私からのお祝いの挨拶とさせていただきます

博史さん、加奈さん、おめでとうございます。」

 

友人として招かれた時の結婚式の祝辞


友人として招かれた場合は、エピソードなどには事欠きませんが「結婚式の祝辞に盛り込むべきでないこと」がいくつかあります。以下の項目はNGとなりますので、気をつけて下さい。

【 友人の結婚式の祝辞:タブー 】

暴露ネタ過去の恋愛話

くだけすぎな内容

政治や宗教にまつわる話

また、結婚式の祝辞に盛り込むエピソードは、あらかじめ新郎新婦に「話しても良いか」確認をとっておくと安心です。

 

友人の結婚式の祝辞、例文


【 例文 】

ただ今ご紹介いただきました、山野真理と申します。

博史さん、加奈ちゃん、ご結婚おめでとうございます

またご両家の皆様、本日は誠におめでとうございます。

加奈ちゃんと私は中学校で同じクラスになって以来、ずっと親しくさせていただいております。

加奈ちゃんは当時美術部で、その絵の上手さに私はいつも憧れていました。

高校から違う道を歩み始めましたが、進路について相談しあったり、一緒に旅行に出かけたりと、私の青春時代にはいつも加奈ちゃんが一緒にいてくれた気がします。

新郎の博史さんは、大学生の時にはじめてお会いしました。

当時から加奈ちゃんとお似合いのカップルだったので、いずれ結婚するだろうとは思っていたけれど、意外と時間がかかりましたね。

でもやさしくて誠実なおふたりだったからこそ、今日までずっと愛情を育んで来ることができたのでしょう。

これから新しい家庭を築くにあたっても、おふたりならば何もかも乗り越えていけると思います。

そして私もいつか今日のおふたりのような晴れの日を迎えたいと思いますので、その時は先輩としてアドバイスをお願いしますね。

おふたりの末永いお幸せをお祈りしています。

本日はおめでとうございます。」

 

親族として招かれた時の結婚式の祝辞


もし新郎新婦が兄弟姉妹だったり、親しい「いとこ」や「はとこ」である場合、親族でも結婚式の祝辞を依頼されることがあります。小さな頃からのつきあいだったら、まさに親族ならではのエピソードを盛り込むことができます。

【 親族の結婚式の祝辞:注意点 】

★ しかしたとえ身内でも、くだけた内容はNGです。敬意をもって結婚式の祝辞に望んで下さい。

 

親族の結婚式の祝辞、例文


【 例文 】

「ただ今ご紹介いただきました、新婦の春日加奈のいとこの雨宮舞と申します。

博史さん、加奈、結婚おめでとう

そして二人のためにこんなにたくさんの方々にお集まりいただいたことを、大変感激しております。

皆さま、お忙しい中本当にありがとうございます

加奈とは1歳違いということもあり、小さい頃からずっと親しくしてきました。

私にとっては姉妹のようでも友人のようでもある、かけがえのない存在です。

その加奈がこんなに素敵な旦那様に嫁ぐなんて、嬉しくて仕方がありません。

加奈と私はお互いに絵を描くのが好きで、外で遊ぶよりはお互いの家で夢中になって絵を描いていたように思います。

大きくなるにつれ私は興味が他に向いてしまいましたが、加奈はずっと絵を続け、ついに仕事までその趣味を生かした職業に就きました。

まさに「継続は力なり」ということを身をもって示したと思いますし、私は身内ながらそんな加奈を心から尊敬しています。

加奈のことですから、きっと素晴らしい家庭を築いていくでしょう。

でもちょっとそそっかしいところもありますから、博史さんにはぜひ大目に見ていただきたいと思います。

博史さん、加奈をどうぞ宜しくお願いいたします

今後の生活の中で、何かあったら夫と共にいつでも力になりますし、頼りにしてくれたら嬉しいです。

今日は本当におめでとうございます。」

 

いかがでしたでしょうか。今回はいくつかの立場に立って、結婚式の祝辞のポイントと例文をお伝えしました。

このように、まずスピーチしたいエピソードを考えたら、上司・友人・親族のそれぞれの立場ならではの視点を加えて、その立場上知り得た一面を紹介するような構成にすると、ゲストにも新郎新婦の人となりが伝わります。

決して難しい言葉や、格好の良い格言などを無理に用いず「自分の言葉」で語ることを心がけることも、ポイントのひとつです。

なお、結婚式の祝辞はあらかじめ練習しておくことが大切です。文章に起こして「よいものが書けた」と思っても、実際に読み上げてみると意外とリズムに合わない、読みにくい言葉に気がつくことがあるものです。

ぜひその場で思いついたことをペラペラしゃべったり、言葉に詰まって固まらないよう、準備は抜かりなく行って、新郎新婦やゲストも喜ぶ結婚式の祝辞を伝えましょう!

 

まとめ

結婚式で祝辞を頼まれたら!押さえたいポイントと例文

・結婚式の祝辞には、「起・承・転・結」の基本構成がある
・あなたが上司ならば、新郎新婦の長所を祝辞に盛り込む
・上司の場合の結婚式祝辞例文
・友人の祝辞では、新郎新婦に「話しても良いか」確認をとる
・友人の場合の結婚式祝辞例文
・幼い頃から知る親族でも、くだけた表現のスピーチはNG
・親族の場合の結婚式祝辞例文