一生に一度の結婚式、大切な人たちに囲まれながら、感動的な式にしたいですよね。
結婚式に招待した友人からのサプライズで感動する、というエピソードも良く聞く話ですが、基本的な式の流れは新郎新婦の二人で考えるものです。結婚式の演出は「よし、泣かせるぞ!」と意気込んで作り込むものではありませんが、来てくれたゲストの皆様にも楽しんでもらえるような式にしたいものです。
でも、定番の演出でゲストの方々に楽しんでもらえるか、そして自分たちも感動することができるのか、式を挙げた経験がないわけですからちょっと不安にもなるでしょう。
そこで今回は、結婚式で新郎新婦やゲストが感動したエピソードが多い演出と、そのポイントをお伝えします。
新郎や新婦からのサプライズ
結婚式当日のプログラムをすべて共有しているはずのパートナーからサプライズを受けたら…想像しただけでも感動してしまいそうですよね。
ほぼ確実に相手を驚かせることができますから、結婚式当日にサプライズを受けた方は感動するでしょう。
相手には内緒にして、電話などでプランナーさんと打ち合わせてみてはいかがでしょう。
普段は話せない人に出番を作る
結婚式という特別な場だからこそ、普段はあまり話す機会のない方との関りを演出することができるのも、感動を生むポイントの一つです。
前に出てきてもらって面と向かって思いを伝えたり、お色直しのための退席をエスコートしてもらったり。当日まで何も言わずに司会者の方にアナウンスをしてもらって、「え?私?」となることも、意外性があって良いでしょう。
バージンロードを父親と歩かないという方も、少なくないかもしれません。その際にもぜひ検討してみてはいかがでしょうか。「頼みやすい人」というだけでなく、「特別にこの人にお願いしたい」という選び方をしてもよいでしょう。
エンディングムービー
プロフィールなどのムービーを流すことも、最近では定番になってきました。式場にお願いするか自分たちで作るかはそれぞれかのスケジュールによりますが、結婚式で流れるエンディングムービーで感動するゲストの方は多いようです。
新郎新婦にしてみても、事前にムービーを作成してDVDなどにしておくことは、本番での失敗の心配がなくて安心ですよね。
定番の演出は、ゲストへのメッセ―ジです。一人ひとりに宛てて丁寧に書くというのも良いでしょう。ただ、そうすることでひとりあたりのメッセージが短くなってしまうというデメリットもあります。
友人グループへ、親戚一同へなどにまとめて書き、ある程度の長文でしっかりと思いを伝えるというのも良いでしょう。
両親への手紙
結婚式の感動的な演出の定番は、何といっても両親への手紙ですよね。
必ず読まなくてはいけないわけではありませんが、ご両親への感謝の気持ちを伝える手段としては、とてもわかりやすく、ぜひ入れたいという方がほとんどでしょう。
結婚の誓約を工夫して
誰もが行なう結婚式の宣誓ですが、最近は人前式と言って、神父や牧師にお願いせず、自分たちで用意した宣誓書を読むという形も定着してきました。
結婚式に向けて新郎新婦が真剣に考えた宣誓書は、ゲストの共感を呼び、感動を誘うことでしょう。
以上、結婚式の感動エピソードについてお伝えしました。本来結婚式は、両家が結ばれたことを披露するための式で、大げさな演出にこだわるものではありませんでした。しかし、一生に一度の幸せなお祝いの席ですから、新郎新婦ともに楽しく、感動的な一日にしたいと考える方が多いはずです。
それは、自分たちが主人公になって、大好きな人たちに堂々と感謝を伝えられる日でもあります。
いつもは大げさで恥ずかしいと思えてしまうことも、結婚式の場ではすべて特別な思い出、そして感動へと変わっていきます。普段の自分だったら絶対にできない!と思えることでも、この機会にぜひ演出として組み込んでみましょう。
結婚式の準備は思いのほか時間が無く忙しいものですが、じっくり準備をして、一生思い出に残る素敵な式にしてくださいね。