結婚式のネックレスを選ぶときに押さえておくべき7つのマナー

結婚式のネックレスを選ぶときに押さえておくべき7つのマナー
結婚式の招待状。届いた日から考える、洋服や髪型、靴や小物の事。普段は、あまりする機会のないドレスアップだから、その場を華やかにする装いにしたいし、自分も素敵に見えるコーディネートにしたいですよね。

「ドレスはあれにして、バッグはこれで…」頭の中でイメージしながら、当日の装いを考えるのは楽しいものです。全体的な印象を作るのは洋服ですから、それをベースにほかの物を選びますが、そこで忘れがちになってしまうのが「ネックレス」です。

そこで今日は、結婚式のネックレスを選ぶときに押さえておくべき7つのマナーについてお伝えします。ではご覧ください。

 

結婚式のネックレスを選ぶときに
押さえておくべき7つのマナー

 

避けた方が良いもの

・ブラックパール
・ギラギラ光るもの
・ゴールドたっぷりのもの
・カジュアル過ぎるもの

ブラックパールは、絶対NGという訳ではないのですが、弔事のイメージが強いため、やはり避けた方が無難です。

ギラギラと光る物や、ゴールドたっぷりの派手すぎる物は、花嫁さんよりも目立つ可能性があるので避けます。あくまでも主役は花嫁さんという事を念頭に選ぶのが大切です。

カジュアル過ぎる物も、フォーマルの場には相応しくありません。いくらカジュアルな結婚式だとしても、結婚式はフォーマルな場ということを忘れず、二人の門出を華やかにお祝いするネックレスを選んで下さい。

 

注意が必要なもの

2連・3連のネックレス。本来、おめでたい席(慶事)での2連、3連のネックレスは、「良い事が続く」「喜びが重なる」とされているので結婚式に相応しい装いです。

ですが、「2連・3連のネックレスを付けているなんて非常識」と思われる方がいるのも確かです。

1連以外のネックレスは結婚式ではNGとされていた時期があった事、また弔事のマナーと混同している方がいると言うのが、その理由でしょう。参列者に年齢層の高い方が多い場合は、避けた方が無難かも知れません。

もし付けたい場合は、花嫁さんや花婿さんに聞いてみるのも良いと思います。本来は、結婚式で良いとされている装いですが、マナーを気にされる方は留意しておきましょう。

 

結婚式の時間帯を考慮しよう

結婚式は華やかな場所というのが前提です。昼の時間帯は、特別派手な装いでなくても、太陽がその場を明るい空気にしてくれますので、ネックレスは「あまり光らないもの」が良いとされています。

あまりキラキラ光るネックレスだと、光の関係でカメラに反射して良くないというのも理由です。

反して、夜間は太陽が出ていませんから、「ゴールドやキラキラ光るもの」でもOKとされています。照明にもよりますが、昼間よりも制限が少ないのは確かです。

あまりにもギラギラした物はオススメ出来ませんが、照らされる光の中でキラッと輝くネックレスを身につけ、華やかにお二人の門出をお祝いしましょう。

 

会場の雰囲気を考慮しよう

ホテルやゲストハウス、結婚式場、レストラン、教会や神社、寺院など会場も様々です。会場の雰囲気によって、身につけるネックレスも考えた方が良いでしょう。

格式高い会場に、カジュアルな物では恥ずかしい思いをしてしまうかも知れません。

また逆に、カジュアルな会場に、格式高い物では居心地の悪い思いをしてしまうかも知れません。今はインターネットなどで、会場の雰囲気も分かる場合が多いので、事前にチェックしておくと安心です。

会場や結婚式のスタイルにあった装いとネックレスで、その場を明るく華やかな空気にしましょう。

 

素材についてのマナー

一般的に結婚式で好まれる素材は、パール系<シルバー<ゴールドだと言われています。なるべく上品な輝きを放つ素材を選んで下さい。パール系は王道、かつ最も格式高いのがパールの1連ネックレスです。

結婚式という慶事の場に相応しい輝きと、可憐で華やかな雰囲気を持つのが真珠ですから、ぜひ候補に入れて下さい。ただし、洋服が黒一色の場合は、コサージュなどで変化を付けると良いでしょう。

親族や新婦側の友人として参列する方にオススメです。1連のものを始め、様々なアレンジがされた物まで種類も豊富ですので、コーディネートに合わせて選んでください。

シルバーは、派手すぎず、地味すぎない素材です。程良いおしゃれ感と上品さを兼ね備え、首周りの印象を綺麗に演出してくれます。

小粒のラインストーンが並んだ華奢なタイプの物がオススメです。豪華すぎるものは、新婦さんより目立つ可能性がありますので避けましょう。

目を引く素材がゴールドです。金色と言う輝きが華やかな印象を与えます。豪華な細工がされたネックレスは、オススメ出来ません。ほかの素材と組み合わせたシンプルなネックレスや、小さめの1粒石の物が良いでしょう。

 

長さについてのマナー

短めのものがよりフォーマルな印象を与えます。大体40cm前後が良いとされています。軽く鎖骨にかかる位の長さで、デコルテを美しく彩る長さです。

親族として参列される場合は、出来る限り短めのネックレスを選びましょう。バストトップ位の位置にくる、長さ50~60cmのものは、昼の時間帯に合うネックレスとされています。上半身の印象を華やかにしたい時にオススメです。

75~80cm、胸下になる長さのネックレスは夜向けです。全体の雰囲気をドレッシーな印象に変えたい時に着用しましょう。

アレンジ可能な110cm以上ものは主に、2連や3連にして付ける事が多い長さです。シーンや会場、装いに合わせて様々なバリーエーションの組み合わせが出来るのが特徴です。

昼の結婚式では3連にしてフォーマルな長さに。夜の二次会では2連にして豪華な印象に。とアレンジが効きますので、重宝するネックレスと言えます。

 

サイズについてのマナー

宝石のサイズにより、与える印象も変わってきます。あまりに大きい石の付いたネックレスは避けた方が無難です。

結婚式に向く、石のサイズは、1cm以下。首の細い方、華奢な方は、8mm前後のネックレスでも大き目のネックレスに見えるかも知れません。ご自身で鏡を見た時に「上品な印象だな」と思うのが大切なポイントです。

全体のバランス、顔周りの印象をきちんと確認して、ネックレスも選びましょう。その場を華やかにする為、またご自身を美しく彩る為のネックレスですから、あまりにも主張するタイプのネックレスはやめておきましょう。

 

さて、ネックレスは顔周りの印象を決める重要な装飾品ですから、最低限のマナーを守って付けましょう。基本は、「上品で華やかな美しさ」。一度、全てを着用しご自身で確認される事をお忘れなく。

また結婚式はフォーマルな場所です。マナーに厳しい方も同席している場合があります。

「新婦の友人、非常識ね⇒新婦も非常識なのでは」などと考える親族の方もいらっしゃるかも知れませんので、1つ1つの装いに気を配って出席しましょう。

ネックレスは、それほど大きな荷物ではありませんから、2点持参しておくのも手です。おめでたい席ですから、祝福する気持ちを大切に、また、その場とご自身が明るく華やかに輝くネックレスを選んで下さいね。

まとめ

結婚式のネックレスは

・ギラギラ光るもの・ゴールドたっぷりのもの・カジュアル過ぎるものは避ける
・2連、3連のネックレスは出席者の年齢が高い場合は避けた方が無難
・会場の雰囲気を考慮しよう
・結婚式で好まれる素材は、パール系で上品なもの
・参列者と親族では適切な長さが異なる


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