出産内祝いで贈るメッセージカードの書き方と文例4選


出産内祝いは、出産のお祝いをしてもらったことに対し、お礼をすることを言いますが、その際に添えるメッセージカードには感謝の気持ちや喜びなど、気持ちを込めて書きたいですよね。

ギフトを専門に扱うところであれば、メッセージカードは無料で作成してくれるというサービスを行っていますが、自分たちで手作りをするというのも温かみがあってよいものです。しかし、いざ書き始めてみると、どのように書いてよいものかわからないですよね。

何らかの事情で、子供を授かれない人に失礼があるような文章になってもいけませんし、簡単すぎる文章だと物足りないし・・・意外と悩むことでしょう。

そこで今回は、出産内祝いで贈るメッセージカードの書き方と、その文例についてお伝えします。

 

出産内祝いで贈る
メッセージカードの書き方と文例4選

 

メッセージカードを準備する前に気を付けたいこと

出産内祝いと言えばメッセージカードは付きものですが、最近ではギフト屋さんにお願いすると写真付きの物を準備してくれます。ただ、作成を依頼する時も、自分たちで手作りする時も、気を付けておきたいことがあります。それは、出産内祝いを贈る相手の状況を考慮するということです。

何らかの事情があって子供を授かれないご夫婦、子供のことでつらい過去をお持ちの方、独身の友人など。写真を載せることで、相手に不快な思いをさせることがあります。そのような方へ出産内祝いを贈る場合のメッセージカードは別に作るか、全員統一したい場合は、写真付きは避けることをオススメします。

また、名前(旧姓)・住所・連絡先も載せておくことを忘れないように気を付けましょう。

 

メッセージカードに書いておきたいこと

メッセージカードを書く流れというのを頭に入れておくと、準備を進めるのもスムーズにいきますよね。内祝いに添えるメッセージはどのようなことを書けばよいのかを簡単にまとめてみました。

①頂いたお祝いの品への感謝の気持ち ②赤ちゃんの名前(漢字・ふりがな) ③母子の様子 ④今後の支援をお願いするメッセージや、相手の健康を気遣うメッセージ

これらの①~④を入れながら、内祝いを贈る相手によってメッセージ文を変えていきましょう。では、具体的な例をこれから挙げていきます。

 

友人へのメッセージ

お祝いをいただいて本当にありがとう。嬉しかったよ。ささやかですが、内祝いを贈ります。子供は○○と名付け、順調にすくすくと育っています。また近いうちに遊びに来てね。これからも母子共々宜しくお願いします。

 

職場の人へのメッセージ

この度は子供の誕生に際し、お祝いをいただきましてありがとうございました。子供の名前は○○の想いを込めて○○と命名致しました。子供を初めて抱いた時は、これからしっかりと守っていかないといけないと、身が引き締まる思いでした。仕事と家庭との両立に、今まで以上気合を入れて頑張りますのでご指導宜しくお願いします。またお近くに来れれた時は是非お立ち寄りください。

 

先輩・両親・子育ての先輩向けのメッセージ

先日は、お祝いを頂きましてありがとうございました。初めての子育てに夫婦ともに奮闘していますが、楽しい生活を送っています。子育ての先輩でもある○○には、これから色々とお世話になるかと思いますが、宜しくお願いします。ささやかですが内祝いを贈ります。ご家族皆様が健康でありますように。

 

一般的なメッセージ

この度は、○月○日に誕生しました長男○○の誕生に際し、お祝いをいただきましてありがとうございました。おかげさまで、母子ともに健康に過ごしております。これからは夫婦二人力を合わせて子供を育てていきたいと思いますので、宜しくご指導くださいますようお願い申し上げます。ささやかですが、内祝いの品を贈らせていただきます。ご家族の皆様が健康でありますように。

 

いかがでしたか。出産内祝いを贈るときに添えるメッセージカードは、短いながらも相手に気持ちを届ける大切な物です。このメッセージカードはほとんど印刷によるものが多いですが、無理がない範囲で手書きのメッセージができると更に気持ちが伝わりますよね。

出産内祝いを受け取った時に、特に相手が知りたいのは「子供の名前」です。子供の名前とふりがなは是非載せておきましょう。近年では出産内祝いに子供の写真を載せることが多いですが、基本的に親戚などの身内宛てにと考えておいた方がよいです。先に話しました、何らかの事情がある方々以外にも、職場の人にもマナーとして写真付きは避けておきましょう。子供の写真を見たかったという人には、あとで個人的に写真を見せてあげるとよいですね。

また、出産内祝いはお祝いを頂いて1カ月以内を目途に贈りましょう。産後、まだゆっくりしておきたい時期に出産内祝いの準備をしなくてはいけません。体のこともありますので、そこはパートナーの人が積極的に準備を手伝ってあげると助かりますよね。選び物はやはり女性が主導になりがちですが、内祝いの準備を進める手続き自体は男性が主導を握って積極的に進めましょう。協力して、素敵な内祝いを送ることが出来ると良いですね。

まとめ

出産内祝いに添えるメッセージカードのポイントは

・お祝いを頂いた感謝の気持ちをまず伝えよう
・生まれてきた子供の名前やその後の様子を載せてみよう
・写真入りのメッセージは、職場の人や子供のことで過去に事情のある人には使わないようにしよう
・メッセージには連絡先も載せておこう


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