礼服といってもいろいろな種類があり、日本人がいわゆる「礼服」というのはブラックフォーマルのことです。
この礼服をひとつ持っていれば、慶事や弔事のさまざまなイベントに使うことが出来るので、まずは最初に揃えたいですね!
ブラックフォーマルという色や素材が限られるものを着るのですから、あなたが凛とした女性に見えるためにはいろいろな事に気をつけるべきです。
同じような服を着るからこそ、それ以外の部分で大きな差が出てしまうことになるんです。礼服で集まる機会にだけ会う人には、その時の着こなしや服装であなたの印象が決まってしまうといっても過言ではありません。
凛としているステキな女性という印象を持ってもらうのは実はそんなに難しいことではないんです。そのために、気をつけたい着こなしのコツを7つお教えします!
礼服を凛と着こなして
素敵な女性に見せる為の7つのコツ
姿勢をよくして立ち居振る舞いましょう
着る礼服やヘアスタイルよりも何よりも、一番凛と着こなすために必要なのは姿勢なんです。
どんなに高価な礼服を選んで着ていても、猫背だったり、姿勢が悪かったりしては、その価値も生かされません。
上からギュッと引っ張られているように、背中に筋を通してスッとまっすぐ立つようにしましょう。それだけで、あなたの第一印象はグッと良くなります。
礼服の時だけでなく、普段から気をつければ普段の印象もよくなるので、姿勢よく立つことを習慣にしましょう。
指先・足先まで神経を巡らせましょう
ピンといい姿勢で立つことと同じくらい大切なのは、指先や足先にまで神経をめぐらせるようにすることです。
フォーマルな席では、受付で記帳することも多くあり、指先までしっかり見られています。字を書く時、鞄を開ける時など、指先にも気を使いましょう。
しなやかな動きを心がけることで、動き自体がとてもキレイに見えます。同様に足先も歩く時にバタバタ踵から歩かない、つま先を広げて歩かないなど、しっかり神経をめぐらせておきましょう。
素材の良い礼服をきちんと選ぼう
礼服を購入する時は、出来るだけ素材のいいものを選ぶように心がけましょう。デザインばかり良いものや、ブランド品でも、素材が悪ければ、その差は黒の色に出てしまいます。
みな同じ黒という色のものを着るのですから、悪い素材の黒は逆に目立ってしまうかもしれません。
何年も長く着ることが出来るようにもいい素材のものを選ぶことが大切です。価格ももちろん考えなくてはならないので、黒の色と価格のバランスを見て選ぶようにしましょう。
礼服の上下のバランスに注意しよう
ツーピースや、ジャケット付きのワンピースなどを選ぶ時は、上下のバランスをよく見るようにしましょう。
ジャケットは大きな面積を占めるので、大きなジャケットの場合は下をコンパクトに、コンパクトなジャケットの場合は、ふんわりしたものを選んだり、上下のバランスをよく見るようにしましょう。
バランスが悪いスーツを選んでしまっては、全体の印象派よくするが難しくなってしまいます。それくらい、バランスのいいものを選ぶのは大切なことなのです。
ヒールの高さにもこだわりを持とう
礼服の時に履くパンプスにも選ぶコツがあります。ぺたんこのものではカジュアル過ぎるのである程度のヒールの高さがあるものを選びますが、ハイヒールやピンヒールは派手な印象があって、弔事の時には履くことが出来ないので注意しましょう。
高さ5cm程度のヒールの靴を選ぶようにしましょう。ヒールやつま先の形だけでもだいぶ印象が変わってくるので、差し障りの無い範囲の中で、自分のイメージにピッタリのものを選ぶようにすれば間違いありません。
ヘアスタイルにも気を配りましょう
礼服を凛と着こなすには、ヘアスタイルも重要になります。首元や顔周りがスッキリしている方が凛として見えるので、肩に付く長さがあれば、束ねるようにしましょう。
あまり高さのあるまとめ髪は派手なイメージになってしまうので、下目にまとめるようにしましょう。
またリボンや髪留めも同色の黒で揃えます。髪の毛の色もあまり明るすぎると黒い礼服に合わなくなるので、明るく染めている場合は、時間があれば少しダークトーンに染め直すのがオススメです。
女性らしい仕草を身につけよう
女性らしい立ち居振る舞いが出来るようになると、あなたの印象は更によくなります。
例えば、床に落ちたものの拾い方、脱いだ靴の揃え方、座っている時は手を揃えておくなど、想像出来るシチェーションだけしっかり予習しておくだけでもかなりの効果があります。
もちろん礼服を着た時だけでなく、普段から女性らしい振る舞いが出来るように気をつけておくことが大切です。
そうすればあなたの女性度もグッとアップするのでぜひ実践してみて下さい。
いかがでしょうか。
礼服を凛と着こなすコツは、いいものを選ぶことと女性らしい立ち居振る舞いでしたよね。
凛とした着こなしとは、いいものを着るだけでなく、着ている人の中から湧き出るものです。取ってつけたような仕草や礼服では、着こなせているとは言えません。
内面から出てくる魅力があるからこそ、人と同じになりがちな礼服を着こなすことが出来るのですね。
まずはステキな女性としての立ち居振る舞いが出来るように、普段から気をつけていきたいものです。それこそが凛とした着こなしに繋がっていきます。
まとめ
礼服を凛と着こなして素敵な女性に見せる為の7つのコツ
・姿勢をよくして立ち居振る舞いましょう
・指先・足先まで神経を巡らせましょう
・素材の良い礼服をきちんと選ぼう
・礼服の上下のバランスに注意しよう
・ヒールの高さにもこだわりを持とう
・ヘアスタイルにも気を配りましょう
・女性らしい仕草を身につけよう