友人の結婚式の二次会に招待されるのは嬉しいものですが、いざ参加するとなると、二次会のドレスコードに悩んでしまうことってありますよね。最近では、レストランやパーティースペースなど、いろいろな場所で二次会が開催されるようになりましたので、それぞれの会場に合わせた、おしゃれな服装で参加したいものです。
また、結婚式の二次会は新郎新婦の友人たちが集って賑やかにお祝いをする場なので、思いがけない素敵な出会いがあるかもしれません。せっかくの機会ですから、二次会にふさわしいドレスコードを守って、おしゃれに楽しく参加したいですね。
そこで今回は、二次会にどんなドレスを着ていけばよいか分からないという方のために、知っておきたい二次会のドレスコードをお伝えします。
二次会のドレスコードとは?
女性ゲスト編
会場の雰囲気でドレスコードがわかる
二次会に招待されたとき、まず気になるのがドレスコードですよね。中には、相手がドレスコードを指定していることもありますが、そうでない場合は自分で着ていくものを選ばなくてはなりません。
そこで、二次会のドレスコードを知るためにまずチェックしたいのが、招待状に記載されている「会場」です。会場の規模や雰囲気によって、ドレスコードが変わってきますのでまずはインターネットなどでお店の雰囲気をチェックしてみましょう。
会場は場所や雰囲気別に大きく3つに分けることができます。結婚会場などで披露宴に引き続いて行われる「フォーマル」なもの、レストランなどを貸し切って行う「セミフォーマル」なもの、パーティー会場やカフェなどを貸し切って行う「カジュアル」なものです。レストラン貸し切りでも、ビュッフェスタイルや立食形式のカジュアルなものもありますので、あくまで参考としてお考えください。
会場の雰囲気が事前に分からない場合は、会費から会場の雰囲気を察することもできますので、次の表を参考にしてみてください。
会費が8,000~10,000:フォーマルな会場
会費が5,000~ 7,000:セミフォーマルな会場
会費が2,000~ 4,000:カジュアルな会場
「フォーマル」は落ち着いたパーティードレスで
フォーマルな会場の場合、結婚式・披露宴から続けて行われる二次会の可能性があります。その場合、結婚式・披露宴から続けて参加しているゲストも多く、二次会のドレスコードもそれなりにフォーマルなものになりますので、浮いた服装にならないよう注意しましょう。
一番無難なのは、落ち着いたパーティードレスです。サテンなど少しテカリ感のあるドレスにネックレスやクラッチバッグでパーティー感を加えると良いでしょう。綿素材のワンピースは上品であってもフォーマルな場にはふさわしくないので避けましょう。披露宴に出てもおかしくない服装を意識するとコーディネートがしやすくなります。
露出はなるべく控える方が良いでしょう。夜のパーティーなら、肩や背中の一部が見えるくらいであれば二次会のドレスとして構わないでしょう。ただ、冷房が効きすぎている場合や、周りが予想以上にフォーマルな服装だったときのために上にはおれるカーディガンやストールを持っておくと便利です。
「セミフォーマル」は上品なよそ行きがオススメ
セミフォーマルな会場の場合、フォーマルほどかしこまる必要はありませんが、カジュアルよりは品良くきれいな服装になるようにしましょう。ネックレスやイヤリングなどは披露宴で身につけるものよりも大きめでキラキラしたものを身につけて構いません。
セミフォーマルの場合はよそ行きのきれいめワンピースがオススメです。フォーマルドレスでも構いませんが、かしこまりすぎと感じた場合は、ネックレスやイヤリング、カーディガンをカジュアルなものにすることで、フォーマルドレスをカジュアルダウンさせることができます。
逆に、カジュアルなワンピースしかないという場合は、身につける小物をランクアップさせたり、髪型をドレッシーにしたりとバランスを取る必要があるでしょう。また二次会のドレスコードでは、女性もワンピースだけでなく、パンツスタイルも可能です。かっこよくパンツスーツを着こなすのも良いですね。
「カジュアル」はおしゃれワンピースが無難
カジュアルな会場の場合、フォーマルすぎるパーティードレスや、上品すぎる和装などは逆に浮いてしまいます。とはいえ、普段着過ぎるのもいけません。できれば普段着よりも少しよそ行きな服装を目指しましょう。
おしゃれなワンピースに何かをはおるのがオススメです。普段と髪型を変えてみるのも良いですね。また、カジュアルといっても、サンダルやつま先の空いたミュールなどは避けたほうが無難です。露出の多い服もお祝いの場ですので、避けるのがマナーです。
おしゃれの中にも常識ある服装にしましょう
二次会のドレスコードにつて、会場の雰囲気別にご説明しましたが、次にこれだけは知っておきたいNGマナーをお伝えします。
まず「白」の服は避けましょう。本来、結婚式で白い衣装を身につけられるのは花嫁だけと言われています。ですから、結婚式のドレスコードでは、ゲストが白い服を着るのはマナー違反です。二次会で花嫁がカラードレスだったとしても、やはり「白」は花嫁の色ですので、白以外の服装で参加しましょう。
メッシュ素材やファー素材も、スポーティ過ぎたり、ゴージャス過ぎたりしてお祝いの場にはふさわしくありません。常識的な服装であることはもちろんですが、主役は花嫁・花婿であることを忘れずに、主役よりも目立たない服装にしておきましょう。
黒のストッキングは不祝儀をイメージさせるので、なるべく肌色のストッキングを履くようにします。特にドレスもストッキングも黒にしてしまうと、お葬式をイメージさせてしまいますので絶対に避けましょう。
いかがでしたか。今回は二次会に何を着ていけばよいか分からないという方のために、二次会の会場別ドレスコードについてご説明しました。ここでは基本的な目安として、いくつかのパターンをご説明しましたが、場合によっては会場の規模や雰囲気にとらわれないドレスコードになることもあります。どうしても不安が残る場合は、招待してくれた方に直接ドレスコードを聞いても良いでしょう。
最近ではコンセプト型の披露宴や二次会も増えてきており、主役の希望でドレスコードが指定されているパターンも多いようです。一人で衣装を決めるのが難しい場合は、同じように招待されている人と一緒に服装を決めると良いですね。せっかくの二次会ですから、ドレスコードを守って新郎新婦の新しい出発を賑やかにお祝いしましょう。
まとめ
「会場別の二次会ドレスコードとは?」
・二次会のドレスコードは会場の雰囲気でわかる
・「フォーマル」な会場は落ち着いたパーティードレスで
・「セミフォーマル」な会場は上品なよそ行きがオススメ
・「カジュアル」な会場はおしゃれワンピースが無難
・おしゃれの中にも常識ある服装にしましょう