弔電を頂いた方へのお礼をする時に知っておくべき7つのマナー

弔電を頂いた方へのお礼をする時に知っておくべき7つのマナー
お葬式があるのに、どうしても行けない・・という時に、頂く弔電。送る側も、間に合うようにとちゃんと手配され、心のこもったモノであると思います。来ていただいた方々にはその場でお礼も出来ますが、弔電をわざわざ送っていただいた方にもちゃんとお礼をしないといけませんよね。

では、その時どのようなことに気をつければよいのでしょうか?そこで今日は弔電を頂いた方へのお礼をする時に知っておくべきマナーについてお伝えします、ではご覧ください。

 

弔電を頂いた方へのお礼をする時に
知っておくべき7つのマナー

 

少なくとも一週間以内にはお礼を

弔電を受け取り、告別式も済み、その後いろいろといそがしいもの。ですが、弔電をいただいた方には、告別式などでお目にかかっていないわけですから(喪主や家族の事も、気にかけてて下さっているからこその弔電です)、やはりあなたから、なにがしかの知らせを伝えるようにしましょう。

それが、あまりにも日にちがたちすぎていては、「今頃やっとか」と思われます。せめて一週間以内には、何らかの形でお礼を伝えないと、あなたの気持ちも伝わりません。

 

日頃親しく電話しているような間柄なら、電話でお礼を

弔電をいただいた方があなたと親しい間柄で、どうしても行けないということで弔電を受け取った場合は電話で直接、「滞りなく式を終えることが出来ました」とお礼の気持ちをつたえましょう。

あなたの事は気にはなっているのですが、忙しいだろう、、とお話したくても遠慮されている方がほとんどです。あなたの側からの連絡を待っておられることと思います。その時は弔電のお礼と共に、式のようすや亡くなられた方のお話などもされれば、と思います。

 

滞りなく式が終えましたというような書面でお礼を

弔電を山のようにいただいたりされる方も多く、そういう場合、一人一人に電話をするというのは、到底無理です。

でも、あまり遅れたころにお礼をするのもNG。そういう場合は、書面でお礼をされることをお勧めします。印刷されたものでもかまいません。決まり文句のようなものや文例も、探せばあると思います。失礼のない文章で、ちゃんと弔電を受け取っています、という確認の意味も込めてお礼をしましょう。

 

連名の場合があるので、全員にお礼をしているのか注意

親しいグループの友人などが全員告別式に来れなかった場合、連名で弔電を送るということもしばしばあります。連名の代表者一人に送るのではなく、全員にちゃんとお礼をしましょう。誰か抜け落ちていないかをくれぐれも注意してお礼をしましょう。

 

電話でも、書面でも敬語の使い方に注意

日本語で、難解なのが敬語の使い方。日頃敬語を使うような立場の仕事ならばすんなり出てくるものですが、そうでない場合、とんでもない間違いをしている人もたまに見かけます。変な使い方をすると、あなたの品位が疑われてしまいます。

最近ですと、書面でお礼をするときの文例もいくつかみつかります。参考にしてみてください。

ただ電話や口から出る言葉も、決まり文句はありますが、、やはり日頃からの心がけでしょうか。人を敬う気持ちのある人ならば、日常、自然とどう言うべきかは、注意されています。実は、人を敬う気持ちで接していると、自分自身も敬われるようになるものです。人を見下すようなことばかりで日頃暮らしていますと、その習慣から何気なく口から出てしまいます。実際そう言う人を、良く見かけます。

 

弔電とともにお香典をいただいている場合の注意

弔電もいただいて、お香典もいただいてる(誰かに託して等で)場合。

香典の礼は、四十九日、または、三十五日です(月末に亡くなられて、四十九日では3か月にわたってしまうような時)。お返しとして、粗供養と書いた何かと、それに添える書面でお礼をあらためてします。

でもこの時にするから、その時までは何もお礼はしなくていいというものではありません。そこまで気遣ってくれている人だからこそ、まず一週間以内に何らかの形でお礼を伝え、あらためて四十九日や、三十五日に香典のお礼をという形にしましょう。

 

マナーも当然大切ですが、心のこもったお礼を

家族がなくなるという、精神的にダメージのあるようなあなたのことを気遣って送ってくれた弔電です。マナーにのっとったとしても形式だけの、事務処理のお礼というものではなく、あなたのお礼の気持ちが伝わるように心のこもったものにしましょう。

 

日本人であるならば、お葬式がどのように大切なことかはお分かりな事でしょう。それは故人のみならず、今生きているご家族にとっても大切なピリオドでもあります。

だからこそなおざりにせず、きちんと礼を尽くすか否かで、今後のお付き合いや社会的な評価も変わってきます。みなさん、心理的に大変な時期でありますが、乗り越えられています。「あの時は大変で・・」と言っても、言い訳にしか受け取らない人も多いので、あなた自身気を付けるとともに、親しいご友人などが礼を尽くされていなければ、助言をしてあげましょう。

まとめ

弔電を頂いた方へのお礼は

・少なくとも一週間以内にはお礼を
・日頃親しく電話しているような間柄なら、電話でお礼を
・滞りなく式が終えましたというような書面でお礼を
・連名の場合があるので、全員にお礼をしているのか注意
・電話でも、書面でも敬語の使い方に注意
・弔電とともにお香典をいただいている場合の注意
・マナーも当然大切ですが、心のこもったお礼を


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