結婚式に招かれた時のスーツの色で失敗した!という経験のある方は今回のタイトル、ドキッとしますよね。新郎新婦の新しい門出であるおめでたい席に、自分の服装ばかりにこだわり颯爽と出席したものの、思いもよらず、大ひんしゅくをかってしまった!という経験は、あとから考えても冷や汗ものです。
結婚式というフォーマルな場面であるのにスーツの色のチョイスを間違えると「あの人は結婚式のお呼ばれのマナーも知らない残念な人」というレッテルを貼られてしまうことになります。結婚式に着るスーツの色は男性にも心得ることがあるのです。招かれた結婚式に常識を欠くと、その人自身の信用すら無くしてしまうことにもなりかねません。誰でも大切な人の結婚式でそんな結果は絶対に避けたいはずです。
そこで今回は、結婚式のスーツの色で間違ってしまった経験がある人も次回からは大丈夫!結婚式のスーツの色で失敗しないための方法をお伝えします。
結婚式の常識☆
スーツの色で恥をかいた私の3つの失敗
20代で黒のダブルスーツ+白ネクタイは大失敗!
初めて結婚式に招待された時、スーツの色を何にしようかと考える方は多いでしょう。20代で結婚式に招待される場合は、職場の先輩の結婚式ということも多く、上司など会社関係の目上の方が出席される場合も多いものです。
そこで失敗しやすいのが「結婚式=ブラックフォーマル」という固定観念です。結婚式に出席することが初めての場合、漠然とスーツの色は黒が良いかなと思いがちです。若くて予算もなければ、父親のスーツを借りてしまおう!ということもあるかもしれませんね。父親から借りたダブルのデザインでおまけにネクタイは白。
しかし、これは大失敗です。結婚式で着たスーツの色が黒のダブルデザインで、さらに白ネクタイでは40代に見えてもおかしくありません。参列している上司などが見れば失笑を買ってしまいます。
結婚式のお呼ばれでは黒ならば何でも良いという訳ではありません。スーツの形や色にも年相応というものがあり、また単純に黒のブラックフォーマルならば良いだろうと考えると親族側と参列者側では違う場合も出てきます。ダブルスーツは年配の方が着れば貫禄もでて良いですが、若者が着ると場違いです。初心者であれば、濃い目のグレーのシングルスーツに白のシャツ、明るめのピンクのネクタイに同系色のチーフなどを揃えれば、間違いないでしょう。
スーツの色を白っぽいものにして大失敗!
結婚式に招かれた時、スーツの色は明るく白にしようと考える方もいることでしょう。「結婚」=「白」と感じる人は多いですよね。
しかし結婚式では、白色は主役である新郎新婦の色と言われています。そもそも白色には純潔・清楚という意味があり、「何色にも染まっていない白色でこれからあなたの色に染まります」という新郎新婦の思いが込められています。白の持つ意味をご存知の方からしたら、こんな時に新郎新婦の色を着るなんてと眉をひそめる方も多いはず。ロマンチックな言い伝えに包まれる新郎新婦のためにも、結婚式で着るスーツの色を白や白っぽいものにするのは、やはり遠慮したいものです。結婚式で着るスーツの色は、白色系を避け、誰が見ても違和感のない服装で参加したいものです。
スーツの色を鮮やかな色にして大失敗!
自分の個性が大事とばかり、赤や黄色、明るい茶色など派手な色を用意すると、大ヒンシュクを買ってしまいます。結婚式は新郎新婦が主役です。ゲストであるにも関わらずスーツの色を派手できらびやかにしては新郎新婦より目立ってしまいますよね。明るすぎる色は、ライトが当たるとさらにその色合いが鮮やかに見えるものです。結婚式には友人だけではなくご親族やご上司も参列されます。おしゃれをしたつもりがその色に注目され「奇抜な人」と誤解されるかもしれません。参列された皆様と一緒に和やかなひと時を過ごすためにも、誤解や偏見は避けたいものです。
結婚式で着るスーツの色は自分の好きな色ではなく、フォーマルなシーンであることを意識して落ち着いた色にすることをおすすめします。
いかがでしたか。結婚式で着るスーツの色での失敗例を3つお伝えしました。
おしゃれ心は大事にしたいものですが、結婚式で着るスーツの色には気を付けなくてはならないマナーが数々あります。ご家族ご親族、上司もいる席では、なおさらです。自分だけの思いや常識では、周囲の人に不快感を与えてしまうこともあります。大抵の場合、結婚式で着たスーツの色に違和感を覚えた人も、その場では言ってくれないものです。後で気がついて、さらに赤面することもあるでしょう。そのような恥ずかしい思いはやはり避けたいですよね。結婚式という人生の大きな節目に招かれることは本当に嬉しいもので、大いに盛り上げたいことでしょう。結婚式で着るスーツの色を上手に選んで新郎新婦の末長い幸せを応援しましょう。
まとめ
結婚式でスーツの色を決める時には
・若いときは黒のダブルのスーツはかなり年上に見えるので要注意。
・「白」は新郎新婦の色なので、白はもちろん、白っぽいものも避けましょう。
・主役の新郎新婦より目立ってしまう派手な色はNGです。