結婚式の招待状が届くと、とっても嬉しい気持ちになりますね!じゃぁ、後で返事を書いてだそうっと・・・でもでも、出すのはちょっと待って。
結婚式の招待状の返事をする時にも忘れてはいけないマナーがあるってこと、ご存じですか?そんな大切なマナーを知らずに返事をしてしまうと、返事が届いた新郎新婦がビックリしてしまうことも。
口に出して新郎新婦から注意されることはなくても、マナーのなっていない、非常識な人だね・・・これからの付き合い、気をつけなくちゃね・・・なんて2人で話をされてしまうかも知れません。
知らないうちに大きな恥をかいてしまったりと、自分では大したことないと思っていても、相手にとっては大きなことっていうこともあるんです。
そんなことがないように、結婚式の招待状へ返事をする時に絶対失敗したくない必須マナーを7つお教えします。
結婚式の招待状の書き方、返事をする時の7つの必須マナー
心を込めて丁寧に一文字ずつ書いてみよう
結婚式の招待状の返信ハガキは、一文字ずつに心を込めて丁寧に書くように心がけましょう。
字が下手で自信がない!という人もいらっしゃると思いますが、本当に重要なことは字の上手い下手よりも「心がこもっていること」、「丁寧なこと」と「自分自身で書くこと」なのです。
夫婦で出席する場合は上手な方が書いてもいいですが、自分だけが出席する結婚式の招待状をもらったなら、返信ハガキも自分自信で心を込めて書くように心がけましょう。
返信期限に関わらずすぐに返事を出そう
結婚式の招待状には「◯月◯日までにご返信下さい」と必ず期日が書いてあるものですが、この期日に関係なく、招待状が届いて既に予定がわかっているのならば、すぐに返信ハガキを出すように心がけましょう。
どうしても仕事の都合でギリギリまでわからない場合には、先に電話でお知らせし「◯日までに返信します」と伝えておけばよりよいです。
万一、欠席しなければならなくなっても、出来るだけ早く必ずハガキを出して返信するようにしましょう。
ハガキの宛先の「行」は「様」に書き直す
招待状の返信ハガキの宛名は、新郎新婦やそのご両親であることが多いのですが、名前の下に「行」と書いてあるものは、「様」にきちんと書きなおして返信するようにしましょう。
宛名が新郎新婦であってももちろんですが、そのご両親の宛名の行を消さずにそのまま出してしまうなんてことがあれば、間違いなく「マナーのない人」のレッテルを貼られてしまいます。
返信の内容はきちんと書いても宛名面はチェックし忘れてしまうこともあるので、忘れず確認を。
御芳名、御住所等の「御」は消しておこう
返信ハガキに書いてある「御」は受け取るあなたに対する敬語として書かれているものです。
ですから、返信ハガキの中には、御住所、御電話番号、ご出席、御欠席等沢山書いてある項目があると思いますが、これらすべての「御」を忘れずに消すのがマナーと覚えておきましょう。
また「御出席」と「御欠席」はどちらか当てはまる方を選び、当てはまらない方は、「御」だけでなく、「御欠席」等すべての文字を消すのも忘れないようにしましょう。
消すときは二重線か斜線、もしくは寿で
「御」という文字や出欠席の項目を消すときは、二重線か斜線で消すのが基本的なマナーです。
黒くグチャグチャとしてしまうのはマナー違反です。
応用編としては、「御」という文字を二重線や斜線で消すのではなく、「寿」という文字で覆うというものがあります。
最近では、ハガキの全面を使ってイラストを書き、返信を出すということもあるようですが、基本的なマナーで考えるとNGですので、ケースバイケースで考えるようにしましょう。
一言自分の気持ちを添えればランクアップ
返信ハガキには、自分の言葉でお祝いの言葉を一言添えるようにしましょう。
例えば、「結婚おめでとうございます。喜んで出席させて頂きます。当日の花嫁姿、今から楽しみにしています。」のように簡単な文章でも十分です。
また出席の時だけでなく、欠席の時こそ、一言メッセージを添えるようにしましょう。
欠席の返信にただ「欠席」に丸が付いているだけでは寂しいものです。おめでとうの言葉や喜ぶ気持ちを書き添えて送るようにしましょう。
不幸での欠席の理由は書かないのがマナー
欠席しなければならない時には、仕事が理由であれば「当日はどうしても仕事の都合がつかず、欠席させて頂きます。」というように、理由を書いても差し支えありません。
ただ、不幸であったり、旅行や子供の行事などが理由であると、結婚式と比べた時に新郎新婦が不快に思ってしまう可能性があります。
ですから、理由は詳細をあまり書かず、ざっくりと理由を書くようにしましょう。
出来れば電話やメールでフォローして、当日は電報を送りましょう。
いかがでしょうか。結婚式の招待状の返事をする時マナー、よくわかりましたよね。
マナーとは、わかりやすく言えば相手を思いやる心のことです。
相手のことを自分の身に置き換えてみて、相手が受け取って不快に思ったり、非常識だと思わないようにするにはどうしたらいいのかと考えることが、自然とマナーを守った振る舞いをさせてくれるものなのです。
基本的なマナーはきちんと守るべきものですが、新郎新婦との付き合いの深さを考えて、新郎新婦の2人が喜ぶことを考えてあげられれば、返事のハガキを受け取ったらきっともっと喜んでもらえるでしょう。
まとめ
結婚式の招待状の書き方、返事をする時の7つの必須マナー
・心を込めて丁寧に一文字ずつ書いてみよう
・返信期限に関わらずすぐに返事を出そう
・ハガキの宛先の「行」は「様」に書き直す
・御芳名、御住所等の「御」は消しておこう
・消すときは二重線か斜線、もしくは寿で
・一言自分の気持ちを添えればランクアップ
・不幸での欠席の理由は書かないのがマナー