お悔やみの言葉にはマナーがある。押さえたい基本の例文

お悔やみの言葉にはマナーがある。押さえたい基本の例文

お悔やみの言葉には、どんな言葉を使っていいのか、分からないという人が多いのではないでしょうか。大切な家族を亡くした遺族の方には、どんな言葉をかけるのがいいのか想像しがたいものです。とくに家族を亡くした経験がない人にとっては、言葉のチョイスが難しいのではないでしょうか。

お悔やみの言葉には、一般的によく使われているいくつかの定型文があります。基本的には、この定型文を使って遺族の方に声をかければ問題ありません。しかし、できれば、自分の気持ちをお悔やみの言葉に乗せて相手に伝えたいものです。

そこで、マナーを守りつつ、遺族の方の気持ちを少しでも気遣うことができるお悔やみの言葉の例文シーン別に6つご説明します。自分の思いを込めながら伝えてください。



 

お悔やみの言葉にはマナーがある。
押さえたい基本の例文

 

基本的な例文


お悔やみの言葉で、一般的に使われている例文は、まず押さえておくとあらゆる場面でマナーある言葉掛けが出来ます。

【 一般的なお悔やみの言葉 】

★ 「この度はご愁傷様でした。心よりお悔やみ申し上げます」

など。

例えば、普段ほとんど交流はないものの、付き合いで参列した葬儀や、親同士のつながりで参列した葬儀では、遺族の方も故人の方のこともよく把握していないというケースが多々あります。

そのような時には、無難で、かつ、マナーあるこの定型文をお伝えするのがおすすめです。

 

ご遺族が親しい人の場合


会社の同僚や友人など、自分の親しい人の家族がなくなった時には、相手の気持ちに寄り添ってお悔やみの言葉をかけてあげるのが適切です。

【 親しいご遺族へのお悔やみの言葉 】

★ 「この度はご愁傷様でした。さぞお辛いでしょうが、お体ご自愛くださいね。」

などがあります。

その他、「お辛いでしょう。」とか「お力落としのことでしょうね。」など、相手の気持ちに共感をしながら、励ましてあげると相手の気持ちが多少救われます。口調や語尾は、相手と自分の関係性によって自然な言い回しでも問題ありません。

 

病死の場合のお悔やみの言葉


故人が闘病の末に亡くなられた場合には、お悔やみの言葉をかけるときに、闘病されていたことを気にかけていました、という旨の言葉を伝えるケースが多いです。

【 闘病の末のお悔やみの言葉 】

★ 「お見舞いに伺った時はお元気そうだったので、このまま回復されるものとばかり思っていましたのに残念です」

★ 「いつかお元気になられるとお祈りしてましたのに、とても残念です」

など。

以前から故人の病気を心配していたということを伝えると、より気持ちが伝わります。

 

事故など急死の場合


故人が交通事故や脳梗塞、心筋梗塞など急に亡くなってしまった場合には、死の知らせに驚きますよね。ご遺族の方の驚きとショックはそれ以上のものです。

【 急死の場合の、お悔やみの言葉 】

★ 「突然の事だったので、言葉が見つかりません。」

という言葉を添えた上で、お悔やみの言葉を続けます。

悪気はなくとも、ショックで放心状態のご遺族に淡々とお悔やみの言葉を伝えてしまうと、相手から感情がない、冷たいと思われる可能性がありますから、自分もショックを受けているという事を伝えるのです。

 

故人が若い年齢の場合


故人が働き盛りの会社員やまだ学生だった場合には、若くして亡くなってしまったことを惜しみながらお悔やみの言葉をかけるのが適切です。

【 故人が若い場合のお悔やみの言葉 】

★ 「これからという時に…」という言葉をつけて、お悔やみの言葉を伝えることで、相手の気持ちに共鳴することができます。

「社会人になってこれからという時でしたのに残念でなりません。」などの言葉の後に「心よりお悔やみ申し上げます」と続けると、気持ちが伝わりやすいです。

 

故人が高齢の人の場合


天珠を全うするという言葉がありますが、どんなにご高齢の方が亡くなった時でもお悔やみの言葉では、「十分長生きしたね」という言葉は絶対に言ってはいけません。人の死は遺族にとってはどんな場合でも悲しいものなのです。

【 故人が高齢の場合の、お悔やみの言葉 】

★ ご高齢の方が亡くなられた時には「もっと長生きして頂いて、私も色々と教えて頂きたかったのに残念です」など、故人の死を悔やむ言葉をかけます。

 

いかがでしたでしょうか。お悔やみの言葉では「こんな事を言って相手を傷つかせてしまわないか」「相手に失礼な人だと思われないか」など、不安に思ってどんな言葉を選んでいいのかわからない人が多いものです。

それは、お悔やみの言葉自体、日常ではあまり登場する場面がなく、慣れないためです。

日頃はフランクな仲なのに、お悔やみの言葉には敬語を使うのが不自然に感じるという人もいるでしょうし、ほとんど面識がない遺族の方にどんな言葉をかけたらいいのか全く見当が付かないという人もいるかもしれません。

しかし、お悔やみの言葉には基本的な言い回しが決まっていますから、安心して今回解説した基本の例文を使って下さい。

それに加えて、自分なりの気持ちを伝えたい、相手の気持ちを少しでも気遣いたいと思う時には、今回解説したシーン別の例文を参考に、自分なりのお悔やみの言葉を付け加えることを、おすすめします。

 

まとめ

シーン別に使い分ける!お悔やみの言葉の文例集とは

・基本は「ご愁傷様」と「お悔やみ」というワードを使う
・相手の気持ちに寄り添う言葉「お辛いでしょう」を入れる
・病死の場合は回復を願っていた事を伝えながら声をかける
・急死の場合は「言葉が見つからない」と驚きの言葉を入れる
・若くして亡くなったら「これからという時に」と言葉を添える
・高齢の人に対しては「もっと長生きして欲しかった」