お二人の晴れの日の舞台。結婚式に参列した方へのお礼として流すエンドロールのコメントは、印象に残る物にしたいですよね。「素敵な結婚式だったね」と思って貰う為にも、締めの言葉程、大切な物はありません。終わりよければ、全てよしとまでは言いませんが、かなり重要な部分である事は確かです。
今日は「エンドロールコメントで結婚式を締めくくる為の7つの例文」を紹介します。
参列して下さった皆様の為にも、しっかりとした印象のコメントで結婚式を締めくくりましょう。新郎新婦の出席者ごとに、例文を紹介していきますから、参考にして下さい。
あなたご自身の言葉と想いを乗せた、心に残るエンドロールコメントを作成しましょう。
エンドロールコメントで結婚式を締めくくる為の7つの例文
主賓に向けて・新郎新婦両方
エンドロールで、立場毎のコメントを入れる新郎新婦にお勧めです。披露宴の参列者の中で、一番偉い立場にある方への一言から始めます。
「本日はお忙しい中、私たちの結婚披露宴にご出席いただき、誠にありがとうございました。これからも夫婦円満の秘訣など、ご指導、ご鞭撻よろしくお願いいたします。」
「本日は最後までお付き合いいただき、本当にありがとうございました。○○さんのおかげで、今の私が存在しています。これからも、末永くよろしくお願いいたします。」
エンドロールの最初に流れるコメントになりますから、出席者全員が注目しています。締めの言葉として、適切な内容にすることを心がけましょう。
ポイントは、お礼から始める事です。
会社関係者に向けて・新郎
これからもお付き合いのある仕事関係者に向けたコメントです。
個人個人に宛ててコメントを送った方が、相手にとっても嬉しく、また丁寧な挨拶になりますが、それが出来ない場合もありますから、その際は、会社関係者全員に向けてコメントして下さい。
「守るべき家族が増えました。尚一層仕事に励んでいく所存でございます。色々とご迷惑をおかけすることもあると思いますが、今後ともよろしくお願いいたします。」
男性ならではの心意気や仕事への想いを伝える内容が宜しいでしょう。
楽しい内容にしたい場合は、「週1回…いや1ヶ月に1回の飲みの席には必ず参加しますから、誘って下さいね!」など、家庭を意識しながらの内容にされると良いです。
個人個人に宛ててコメントする際は、いつもは言えない感謝の気持ちを伝えたり、尊敬している部分を伝えたりすると良いでしょう。
会社関係者に向けて・新婦
結婚後も仕事を続ける方は、女性ならではの目線を活かしたコメントにされると良いです。
「頼りになる皆様に囲まれて、本当に幸せです!気にかけて下さる皆様がいるお陰で、仕事も楽しく続けられます。これからも末永くどうぞよろしくお願いします♪」
上司・同僚の方に配慮が感じられるコメントが相応しいでしょう。
結婚を機に退職される方は、これまでの経験や思い出をコメントに活かすのがお勧めです。
「本当にお世話になりました。皆様から教えていただいた、周りへの気配りや感謝を家庭でも活かしていこうと思っています。働きやすい職場は、優しい気持ちになれる空間でした。」
退職に関して、後ろ髪を引かれるような気持ちであると言った内容にされると好印象です。
個人個人に向けてコメントをされる場合は、偏りのない文章にされた方が宜しいでしょう。
ご友人に向けて・新郎
ご友人毎に向けてコメントをされる場合は、一言ずつ簡単に伝えると良いでしょう。
「次は、妻も一緒にBBQしよう!」「飽きずに付きあってくれて、ありがとう!」
等、今後もずっとお付き合いされるご友人ですから、多少砕けた文章でも問題ありません。
ご友人全員に向けてコメントをされる場合は、幼い頃からのご友人、小中高・大学になってからのご友人もいらっしゃいますから、全員に合う内容にするよう心がけましょう。
「今日は、来てくれて本当にありがとう!これからは妻も含め、末永く仲良くして下さい!みんなの優しさと面白さに感謝!これからもヨロシク。」
「みんなとの時間、本当に楽しかった事しか思い出せないよ。ハチャメチャな事もしたけれど、全部いい思い出です!これからも沢山思い出作っていこーな!」
男同士の絆、友情が感じられる温かい文章にして下さいね。
ご友人に向けて・新婦
様々な思い出がある新婦とご友人。一人一人に向けてコメントをする場合は、あだ名での呼びかけが好印象でしょう。これまで感じた友人のいい所、助けられた面などを含め、コメントにして下さい。
「あなたの笑顔にどれだけ救われてきたか!一緒にいてくれてありがとう。」
「私の嫌な面も含め、全てを包んでくれてありがとう。これからもよろしくね」
等、感謝を含めながら言葉にすると良いでしょう。
全員に向けてコメントされる場合は、気持ちを総括した文章にして下さい。
「今日これまで、みんなの笑顔に支えられてきたよ。本当にありがとう。一緒に過ごしてくれた時間は、私の一生の宝物です。これからもずっと話せる間柄で居て下さい!」
楽しい思い出や昔の恋愛話等、色々と相談したりもした関係でしょうから、そんな気持ちも含め感謝と共に伝えて下さい。
ご親族に向けて・新郎新婦
ご自身が感じる、これまでの想いを伝えて下さい。
小さい頃からお世話になった記憶も多い、ご親族の方へのコメントですから、そう難しく考える必要はありません。
「小さい頃から、本当にお世話になりっぱなしで、いつも感謝しています。おじちゃんおばちゃんの笑顔に安心する事も多くありました。これからもどうぞよろしくお願いします。」
「一緒に行ったキャンプ、花火、今でも鮮明に覚えています。本当にいつも気にかけてくれて、ありがとう。これから、また一緒に思い出作りましょう。これから妻共々、見守って下さい。」
畏まった言い方でも宜しいですし、砕けた言い方でも、どちらでも構いません。
但し、全員に対してコメントをされる場合は、畏まった言い方にしておく方が良いでしょう。参加してくれた親族全員が読んで、不快にならない表現が適切になります。
参列者全員に向けて
「本日はお忙しい中、私たちの結婚披露宴にご出席いただき、本当にありがとうございました。今日、皆様と過ごした素敵な時間、そしてたくさんの祝福を胸に、二人、力を合わせて笑顔ある家庭を築いていきます。これからも温かくお見守りくださいますよう、よろしくお願いいたします。」
参列者へのお礼、今日これからの未来へ向けた一言、そして今後のお願いが含まれた文章になります。纏まった言葉になりますから、エンドロール締めの一言として最適でしょう。
また、各出席者又は、立場毎のコメントが準備出来ない場合にもお勧めです。お二人で築き上げる家庭ですから、未来へ向けた一言部分は、お二人が好きな文章にされても良いです。
「二人で一歩一歩、歩幅を合わせながら家庭を築いていきます。」
「会話と笑顔があふれる温かい家庭を築いていきます。」
等、二人が家族になった・家庭を作っていくと言う意志を含んだ文章が良いでしょう。
さて、出席者の方々はお二人の為に時間を割いて出席してくれていますから、感謝の気持ちが伝わる内容が相応しいでしょう。敬語でなくても構いません、親しい間柄の方も沢山参列されているでしょうから、ご自身が伝えやすい言葉で伝えて下さいね。
また、丁寧な言葉遣いにしようと、漢字を使用される方も多いでしょうが、後方に座っている方達は、結構見づらいものです。複雑な感じは避けておいた方が無難でしょう。
あなたのエンドロールコメントが、皆さんの心に届く内容でありますよう祈っております。