最近、結婚式でプロフィールムービーを作るカップルが、どんどん増えていますね。プロフィールムービーがあると、これまで面識のなかった相手側の親族や友人たちに生い立ちなどを紹介することが出来ますし、子供の頃の写真などを織り込むと会場全体が和やかムードになります。
結婚式の余興というと、昔はスピーチか歌が定番でしたが、年配者のスピーチは固くなりがちですし、友達にスピーチを頼んでも苦手だからと断られるケースもすくなくありません。その点、プロフィールムービーを作っておくと場もちがよくなります。
以前は、結婚式のプロフィールムービーというと、業者に委託したり、結婚式場に委託したりする人が多数でしたが、今は自分たちで製作するカップルが増えています。業者に委託すると費用がかかりますが、自分たちで作ればコストも削減できます。
以前よりビデオや動画作成に慣れている人も増えたので、自分たちの結婚式のプロフィールムービーも自作でいこうと考える人が増えているのですね。せっかくなら来場者に感動してもらえるものを作りたいものですが、そう簡単にはいきません。ということで今回は、来場者に喜んでもらえる結婚式のプロフィールムービーの作り方についてたっぷりお届けいたします!
結婚式のプロフィールムービーの作り方☆
感動を呼ぶ演出法
感動する結婚式のプロフィールムービーを自作するなら作成ソフトを利用しよう!
これから結婚式を控えている人の中には、自分たちで結婚式のプロフィールムービーを作成しようと考えている人も多いですよね。他の人の結婚式でプロフィールムービーを見て、これなら自分にもできると思うかもしれませんね。
ただ、やはり何もかも自分たちで作ろうとすると、素人っぽくなってしまいます。また、詰め込みすぎて異常に長いムービーも、素人の自作にはありがちです。結婚式のプロフィールムービーは基本的に5分前後が一般的ですが、編集がうまくいかず冗長になってしまうことが多いようです。
結婚式までには他にやることもありますので、まだまだ時間があると思って先延ばしにしていると時間がなくなり、結果的に中途半端な出来に終わってしまうことが少なくありません。そこで、自分たちの手でプロ仕様のプロフィールムービーを作りたいのであれば、ムービー作成用のソフトを利用するのがお勧めです。結婚式のプロフィールムービー用のソフトはだいたい1万円前後から出ています。
先に結婚した友人などと共有するのも良いですね。こうした作成用ソフトに沿って編集すると、余計な時間を取られずスムーズに作成することが出来ます。購入するのは面倒と思う人は、せめてパイロット版を視聴したり、Youtubeなどの試作品を閲覧するなどしておきましょう。
感動する結婚式のプロフィールムービーを自作するなら、自然体で!
一生に一度の結婚式、プロフィールムービーでは女優やタレントのように綺麗なところ、かっこいいところだけ見せたい、という気持ち、誰にも起こりますよね。だけど実際に見るほうとしては、作りすぎた表情やカメラ目線の写真ばかり見せられても、感動がわいてこないものなんです。
結婚式や披露宴では普段は着ないような着物やドレス姿なのですから、写真でまでよそいきのファッションや表情ばかりだといつものイメージがわかないのですね。日常の姿を髣髴できるような普段着の姿があってこそ、目の前のウェディングドレス姿が一層感動的に映るのです。ですので、プロフィールムービーには出来るだけ自然体の新郎新婦が写っている写真を選ぶようにするのがお勧めです。
特に、生い立ちを紹介するプロフィールムービーには、学校時代の友達や先生と一緒に写っている写真、家族と一緒に寛いでいる写真、スポーツをしている写真、仕事中の真面目な表情の写真など、ウェディングドレスや白無垢といった当日の衣装とはかけ離れた日常的な姿を紹介するのが感動を呼ぶコツといえます。
また、二人の馴れ初めを紹介するプロフィールムービーでも、おしゃれをして高級レストランでかしこまっている写真より、来場者も見知っているような近所の公園で撮ったスナップ写真のほうが向いています。友人や親戚が、「自分たちの良く知っているあの子が・・・」と思えるような写真を選びましょう。
感動する結婚式のプロフィールムービーを自作するなら、列席者に気を配ろう!
結婚式の主役は新郎新婦。それは事実ですが、披露宴の主役はというと、実は来賓の方々です。披露宴というのは、自分たちが大人になり、結婚して新たな家庭を築くことをこれまでお世話になった方々に披瀝する場。
ですから、プロフィールムービーにしても、自分たちの愛の歴史ばかり披露するのではなく、来てくださる人との交流を紹介したり、結婚を祝福してくれることへの感謝の気持ちを示す1ページがあると、全体が引き締まりますし、来場者も和みます。
新郎新婦の生い立ち紹介のムービーなら、新郎や新婦が子供の頃に撮った親戚との写真を挿入すると、本人を知っている側の親戚は懐かしく思ってくれますし、知らない側の親戚や友人たちは新たな面を見ることができます。
また、自分たちが使用したい写真だからといって、友人や同僚が嫌がるような写真を選ぶのは避けましょう。例えば、女性の中には、今は痩せているけど以前は太っていたとか、今は清楚キャラだけど昔はやんちゃだったとか、イメージがすっかり変わっている人がいますよね。
そういうことをオープンにしている人なら構いませんが、友人などで、あまりそこに触れて欲しくないと思っている人がいれば、あまりにギャップのある写真を用いるのは避けた方が無難です。どうしても使いたいけど気になる人がいるというときは、前もって当人に確認しておくのが良いでしょう。
いかがでしたでしょうか。
いまや、結婚式のプロフィールムービーは、披露宴をスムーズに運ぶ潤滑油のような存在です。費用を削減するため、業者や式場に委託せず、自分たちで手作りするカップルも増えましたが、来場者を飽きさせず、感動してもらえるムービーを作るのは簡単ではありません。
スムーズに作成するには結婚式のプロフィールムービー作成ソフトを利用するのが便利です。また、ムービーで使用する写真にはできるだけ普段の自分たちの姿を見せられるものを選びましょう。
よそいきの顔ばかり見せられても、列席者は感動できないものです。写真は普段着の自分たちを見せられるものが良いのです。ムービーの最後では列席者への感謝をこめるのも忘れないようにしましょう。
まとめ
結婚式のプロフィールムービーの作り方☆来場者から感動を呼ぶには
・作成ソフトを利用する
・自然体の二人を紹介する
・列席者に気を配る
といったことを忘れないでください!