女性ならレディファーストに憧れがあるでしょうが、残念ながら日本にはまだまだ根付いていませんよね。日本の男性でも、レディファーストを試みたい人は沢山いらっしゃいますが、恥ずかしさが先にきてしまい、なかなか実行できないものです。
欧米の人がやるレディファーストは、スマートで格好良いのですが、日本人が頑張ってやったとしても、どこかぎこちなさが残ります。それは、欧米は文化として根付いているため、幼少の頃から教えられていますし、周りの大人がみんな普通にしていることなので、自然と基本が身に付くのです。
そもそも、日本の男性は基本が分かっていないので、ぎこちないのかもしれません。
そこで今回は、レディファーストでもてなす方法についてお伝えします。
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レディファーストでもてなす5つの方法
ドアノブに触れさせないようにしよう
当たり前のことですが、ドアを開けるにはドアノブに触れなければなりません。しかし、レディファーストの基本は女性をドアノブに触れさせないこと。つまり、常に男性がドアを開けるということです。
ドラマや映画でレストランなどに入る時、男性がドアを開け、女性が先に中へ入っていくシーンを見ることがありますが、それをそのまま実行すればよいのです。初めて行くお店のドアはもちろんですが、行き慣れた所でも男性がドアを開けて、女性を中に招き入れるようにしましょう。
ちなみに、建物だけではなく、車でも同じことをして下さい。恥ずかしいかもしれませんが、やることはとても簡単なので、ぜひ実行してみましょう。これだけで、女性は男性に対して魅力を感じることでしょう。
歩く時は車道側へ立とう
女性と仲良く歩いている時でも、ただ何となく歩いてしまうのはNGです。どのように歩くかで、レディファーストができているかいないかが分かってしまいます。この時、車道側を男性が歩いていれば、レディファーストは実行できています。
男性が車道側を歩くのは、女性を車にひかれる危険をなくすのと、雨が降っている時に車が跳ね上げる水しぶきや泥から守るためです。つまり、男性は女性の盾にならないといけないのです。
なので、一緒に歩く時は最初から車道側に位置するようにしておきましょう。何気ないことかもしれませんが、こういう細かい気配りが大切になります。
椅子には気を配ろう
電車やバスなどの公共交通機関に女性と乗った時に椅子が一つしか空いていなかったら、その席は女性に譲りましょう。女性を差し置いて男性が座るのは、言語道断です。レディファーストの心得として、公共の椅子は「女性優先」を意識しておきましょう。
また、一緒に座れるだけの空席があれば、男性も座ってよいですが、女性を先に座らせてからにして下さい。間違っても、先に座ることだけはないようにしておきましょう。
椅子は公共交通機関だけでなく、レストランなどの飲食店にもありますが、ここでは、女性が座る前に椅子を引いてエスコートしましょう。こういうさりげない行為をしてもらえると、女性は嬉しくなります。
デートの支払いは全額しよう
男女平等が声高に叫ばれている昨今で、男性が支払うというのは時代錯誤な感じもしますが、デートに関してはそうではありません。レディファーストは女性に負担をかけさせないことですので、やはりデートの支払いは男性がするものです。
全てのデートで支払いをしていたら、お金がいくらあっても足りないという事態になりそうですが、デートでも全額払わなくてもよいケースがあります。それは、女性からデートに誘った場合で、この時は女性もいくらか支払うのが基本になります。
ですが、女性に全額というのは男性なら気が引けるはずですから、せいぜい割り勘になるくらいです。これでは、モテる男性が得だと感じるかもしれませんが、一度のデートで女性をキュンとさせるために、その他のレディファーストもこなしていきましょう。
落し物をしたら拾おう
デートをしている時に女性が何かを落としたら、すぐさま拾ってあげましょう。拾わずただぼけーっと見ているのは論外ですし、女性に拾わせれば服が汚れるかもしれませんので、そうならないためにも男性が拾うべきなのです。
しかし、ただ拾えばよいってものではなく、拾う姿勢にも気をつけるようにしましょう。拾う際に腰を曲げると、拾うことがダルそうに見えてしまいますので、絶対にやってはいけません。基本は膝を地面に付けて拾うのですが、欧米人ならともかく日本人では恥ずかしくて、実行するには勇気がいります。
なので、腰はまっすぐで膝を曲げて拾えばOKです。基本とは少し違いますが、これでも立派なレディファーストになります。
いかがでしたか。今回お伝えしたのはレディファーストの基本となるものばかりです。これを見ると、どれも日本人は自然にできていないので、いかに日本ではレディファーストが定着していないかが、よく分かります。
しかし、女性なら誰もが憧れているものなので、たとえ照れ臭くても実行できれば、女性の心をキュンとさせることができます。なので、奥様や彼女がいるいないに関わらず、男性は頑張ってレディファーストを実行していきましょう。
決して完璧でなくても、頑張ってやろうとしていることが伝われば、女性は嬉しくなります。日本人にとっては、恥ずかしいことかもしれませんが、実行すれば必ず彼女は喜びときめいてくれるはずです。レディファーストは実践あるのみと心得て、日頃から女性をエスコートしましょう。
まとめ
レディファーストでもてなすには
・ドアは常に男性が開けよう
・車から守るため車道側を歩こう
・椅子は女性優先であり座る時は引いてあげよう
・デートは全額を支払おう
・落し物は膝を曲げて拾おう