結婚式の二次会の服装を決めるとき、どんなものが適しているのかわからず意外と悩んでしまうものですよね。結婚式に出席する際は色々調べて慎重に用意をしますが、二次会は気を緩めてしまいがち。実際に行ってみたらドレスアップしすぎていたり、逆に普段着すぎたり、浮いてしまうのはとても恥ずかしいものです。
結婚式も大事ですが、二次会もしっかりとマナーを守って出席するべきでしょう。結婚式ほどたくさんのマナーがあるわけではないので、この機会に覚えてしまうと良いですね。浮かずにその場にあった服装がしたいのであれば、一番気にするべきは結婚式の二次会が開かれる場所です。場所がわかれば自ずとどんな服装が相応しいかが見えてきます。
そこで今回は、悩みがちな結婚式の二次会での服装についてお伝えします。
結婚式の二次会☆
服装に悩んだら選びたい5つのスタイル
大きな会場はフォーマルで
結婚式場でそのまま行うような二次会だったり、ホテル内、クルージング、大きな会場で開かれる場合はフォーマルな装いがピッタリです。そのような結婚式の二次会での服装としては、女性は肌の露出は控えるように気を付けて下さい。肩が出ない膝下丈のドレスにヒールの靴を履き、パーティーバッグを持ち出席しましょう。
そして、男性に関してはスーツとネクタイとポケットチーフがあれば十分です。女性も男性も結婚式の二次会でのフォーマルスタイルでは、豪華すぎないようにするということが大切です。新郎新婦より目立つのはNGですので、女性のロングドレスや男性の羽織袴は結婚式の二次会の服装には選ばないようにして下さい。
また、女性の小物にはNGが多いのでチェックしておきましょう。例えば、オープントゥやサンダル、網タイツや黒いストッキング、ブラックパールはマナー違反とされています。
レストランではセミフォーマル
結婚式の二次会がレストランでのパーティなどの場合の服装にはセミフォーマルが合うのではないでしょうか。披露宴から続けて出席する場合はフォーマル感を抑えるために女性はカーディガンを羽織ったりすると良いでしょう。もちろん訪問着などの和装でも大丈夫です。尚、デザインがオシャレだったりブランド物であっても綿製品はセミフォーマルとはならないので避けましょう。
次に男性ですが、やはり基本はスーツでネクタイ着用となります。同僚や後輩の結婚式の二次会の服装であればノータイも許されるかもしれませんが、ネクタイをしていた方が無難です。そしてブラックフォーマルのスーツは華やかさにかけるので着用しないようにし、華やかさがあるスーツを選ぶように心がけて下さい。
気楽な場所ならカジュアルで
居酒屋やライブハウスなど、気楽に集まれる場所で結婚式の二次会が行われる場合の服装はカジュアルな装いが合います。女性も男性も少しだけ普段よりよそ行きの恰好で良いですし、素材もフォーマルやセミフォーマルではNGの綿製品を選んでもOKです。
男性はジャケットを着ている方が良いのですが、ネクタイはなくても大丈夫。ジャケットを脱いでもオシャレさが出るようなシャツを選びましょう。ちなみにカジュアルだからと言って、Tシャツやデニム素材などは結婚式の二次会の服装としては軽すぎなので、選ばないようにして下さい。
結婚式の二次会の服装で女性が気をつけること
最初にご説明した通り、花嫁と同じ白い色のドレスは絶対にNGというのは有名です。ベージュなども遠目で見たり写真に撮ると白く見えてしまう可能性があるので選ばない方が良いでしょう。そして生花も花嫁だけの特権ですので、髪飾りなどで選ばないで下さい。
そして全身黒のコーデも不祝儀を連想させるので避けて下さい。それでも黒のドレスを着たい場合はバックや羽織物に鮮やかな色を選べばOKです。また、アニマル柄や毛皮、ファー素材は「殺生」を連想させるので控えた方が無難です。足元は素足ではなく必ずストッキングの着用がマナーですが、二次会であれば少し華やかな柄でも構いませんのでオシャレを楽しみましょう。
結婚式の二次会の服装で男性が気をつけること
女性と同じく男性も結婚式の二次会の服装として白いスーツを着るのはNGです。ピンクなどの明るい色も新郎と被る可能性があるので控えて下さい。逆に黒いスーツに黒いシャツもお祝いの場に相応しくない暗いイメージとなるので選ばないようにしましょう。
スーツの足元からチラリと見える靴下は黒色が基本なので、白の靴下はNGです。次にネクタイですが、黒は不祝儀を連想させるため避け、アニマル柄も殺生をイメージするので控えましょう。そしてキャラクターものもうけ狙いで着用して行こうという方が良くいますが、結婚式の二次会の服装としては相応しくないので選ばないで下さい。
いかがでしたか。これで結婚式の二次会の服装で悩むことはなくなったことでしょう。基本的にその場に合った服装をすれば良いだけなのですが、結婚式には新郎新婦が着用する「白」は着てはいけないという基本ルールのように結婚式のルールと同じものもあるので把握しておきましょう。
結婚式の二次会の招待状には「平服で」と書いてあることが多いのですが、辞書では「平服=普段着」という意味です。だからと言ってそれを鵜吞みにして普段着で行かないように気を付けて下さい。結婚式の二次会での服装の「平服」とは「礼服ではなくても良い」という意味あり、招待する側の気遣いからそのように書かれているのですから、招待される側もその気遣いに答え、場に合った服装で出席したいものです。せっかくおめでたい席に呼んでもらったのですからオシャレをして出向き、場を華やかにして盛り上げ、新郎新婦を心からお祝いしてあげましょう。
まとめ
結婚式の二次会の服装に合ったスタイルとは
・式場クラスの場所ではフォーマルで
・レストランなどではセミフォーマル
・気軽に行ける場所ではカジュアル
・花嫁の特権の白いドレス、生花はNG
・不祝儀や殺生を連想させる服装や小物はNG