結婚式の招待状での返信メッセージ、イラッとさせてしまう7つの例

結婚式の招待状での返信メッセージ、実はイラッとさせてしまう7つの例
今回は意外と知らない結婚式の招待状での返信メッセージのタブーについてお話ししたいと思います。冠婚葬祭に関わるエチケットやマナーはそれこそたくさんあり、チャンスが無いとなかなか知ることも少ないものです。悪気は無いのに少しの知識と気遣いを欠いたために相手をイラッとさせてしまったこと、誰にでも経験はあるものですよね。それを避けるためにも、すこし予習しておきましょう。結婚式の招待状での返信メッセージで周囲をイラッとさせてしまう。はたしてそれはどんなものなのでしょう?

 

結婚式の招待状での返信メッセージ、
イラッとさせてしまう7つの例

 

①出欠の返信でイラッ

招待状の出欠は「ご出席」の「ご」や「ご芳名」の「ご芳」を消して返信しますが、消し方にはルールがあります。

これらの文字は黒く塗りつぶしたり×で消したりしてはいけません。修正液も非常識ととられかねません。必ず二重線か「寿」の文字で消すようにします。また、宛先の語尾の「行」を消して「様」にすることも忘れずに。

 

②添えるメッセージでイラッ

ひとことメッセージを添えると喜ばれますがこれにもタブーがあります。お祝い事には終止符を打たないというマナーがあり句読点「、」や「。」は使いません。通常句読点を入れるような箇所は一文字あけて読みやすくします。段落の一字下げもしません。

新郎新婦と親しい間柄なら多少くだけた感じのメッセージでも構いませんがご両親宛ての場合は礼儀をわきまえたメッセージにしないとイラッとさせてしまうことがあります。良いメッセージの例は「ご結婚おめでとうございます」「お招きいただきましてありがとうございます」「当日楽しみにしています」など。返信メッセージはシンプルに一言でかまいません。メッセージ欄がない場合は余白の部分に書けばよいでしょう。

 

③欠席のメッセージでイラッその1

欠席の返信でもメッセージを添えるとよいですが、理由は書く場合と書かない場合があります。正直に書くとお祝い事に水を差したり失礼になったりする場合、例えば他の結婚式に出席する場合は「あいにく先約がございまして 」「都合により」などの曖昧な表現でぼかすようにします。また「多忙」「忙しく」は失礼に当たるので使わないようにしましょう。

理由を書く場合として、妊娠・出産を控えているとか、どうしても仕事を抜けられないなどの場合があります。メッセージ例:「あいにく長期の出張の予定があり~」「あいにく子どもの入学式と重なりますので~」

 

④欠席のメッセージでイラッその2

招待状の返信に欠席理由を書かない場合の2は、弔事と重なったり病気・けがなど「不幸」を連想させる事情がある時です。これらは凶事として祝い事を台無しにすると受け取られますので理由をはっきり書いてはいけません。結婚式はお祝いごとですから、暗いメッセージで水を差すのはタブーです。

メッセージ例:「やむをえない事情があり 欠席させていただきます」「あいにくはずせない用事がございますので~」

 

⑤筆記具のタブーでイラッ

結婚式の招待状を頂いて、相手への祝福の気持ちから返信メッセージを毛筆で書く場合もあるでしょう。このような場合は必ず濃い墨を使います。薄墨は絶対にタブーです。薄墨には「悲しくて涙で薄くなった墨」という意味がこめられているので、葬式などの不祝儀に使うものです。毛筆以外の筆記具を使う場合は、黒や黒に近い濃い色を使用するようにし、グレーは避けましょう。グレーには薄墨と同じ意味がありますので結婚式の返信メッセージにはふさわしくありません。

 

⑥期限までに返信しないでイラッ

結婚式の招待状の返信に限りませんが期限は必ず守りましょう。返信の遅れは先方に迷惑がかかるのでかなりイラッとさせてしまいます。もし、すぐに返信できない場合にはまず先方に電話などで連絡をとり、その旨を伝えましょう。自分の予定がはっきりしないなどの理由を告げ相談する事は失礼にあたりません。その際にお祝いの言葉を伝えるのをお忘れなく。

 

⑦返信はがきを出さないとイラッ

どんなに親しい友人などでも、結婚式の招待状を頂いたら電話など口頭だけで返事を済ませてしまうのはよくありません。一度口頭で伝えたとしても改めてメッセージを書き添えて返信を出しましょう。当事者にとっては返送されてくる返信はがきが日に日に増えていく事が、否が応でもウェディング気分を盛り上げるものです。出欠の集計などを手伝っている人もいますし、家族の眼に触れることもありますのでヘンなチェックをされたくもないものです。結果として返信が二重になったとしても、丁寧さを表すことになるので好感を持たれます。

 

いかがでしたか?

結婚式の招待状の返信メッセージについても様々なマナーやタブーがあるものですね。特に親しい友人などの結婚式の場合は浮かれてちょっとハメをはずしてしまいがちです。しかし結婚式は新郎新婦が主人公とはいえご家族にとっても晴れの舞台であるのです。お二人の門出を祝福することのできるよう、これまでに書いたことをしっかり頭に入れて周囲をイラッさせない、心配りのある対応をするようにしましょうね。

 

まとめ

結婚式の招待状での返信メッセージ、イラッとさせてしまう7つの例

①出欠の返信でイラッ
②添えるメッセージでイラッ
③欠席のメッセージでイラッその1
④欠席のメッセージでイラッその2
⑤筆記具のタブーでイラッ
⑥期限までに返信しないでイラッ
⑦返信はがきを出さないでイラッ


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