お葬式の服装で押さえるべき7つのポイント

お葬式の服装で押さえるべき7つのポイント
自身にとって大切な人やその関係者のお葬式、服装のマナーはしっかりと整え、しっかりと故人を偲びたいものですね。…とは言うものの、いざ葬儀に参列するとなると、難しいものですね。「どんな服装が良いのだろうか?」「恥を掻いたらどうしよう?」…などなど、悩みは尽きませんね。

とんでもない服装で葬儀に出席しないためにも、当記事をぜひご参考になさってください。今回は属性別に合わせた、服装の選び方、また購入時のチェック方法までご紹介したいと思います。では、順番に見ていきましょう。

 

お葬式の服装で押さえるべき7つのポイント

 

男性の服装

まずは、葬儀の際の男性の服装について。

基本はこの5点。女性ほど気を配るポイントも少ないので簡単かもしれません。

・ダークスーツ(ジャケット)
・白シャツ
・黒のネクタイ
・黒の靴下
・黒の靴

注意点としては、

◎スーツはシングル・ダブル、両方可
◎シャツは白が基本、柄物は避けます
◎ネクタイは黒無地が基本、結び方は何でもOK
◎ネクタイピンや胸ポケットのハンカチはNG
◎靴下は黒無地が基本、柄物は避けます
◎靴は光沢のない黒が基本、金具は避けます
◎毛皮コートもNG(殺生をイメージさせるため)
◎アクセサリーは基本的に付けない(結婚指輪・腕時計は可)
◎喪章は付けません

 

女性の服装

次は女性の服装について。

基本は4点です。女性の方が選択肢が多く、男性に比べて難しいかもしれません。

・黒、紺、茶などの地味なスーツ、ワンピース
・黒の靴
・黒、または肌色のストッキングを履く
・肌の露出は避ける

注意点としては、

◎スーツ・ワンピースは地味でシンプルな物を選ぶ
◎メイクは控えめにする(マニュキアは目立たない程度なら可)
◎髪の毛の色は黒が望ましい
◎アクセサリーは基本身に付けない。(結婚指輪は可)
※パールのネックレスを身に着ける場合は2連の物は避ける(重なることを嫌う弔事では不吉されます)
◎肌を露出させる服装は避ける(季節問わず)
◎素足ではなくはNG、ストッキング(黒色・肌色)は必ず履きます
◎香水もNG
◎バック小物類は最低限のもの
◎「ミュール・サンダル」は避ける、エナメルなどの光沢のある靴も避ける
◎毛皮のコートは避ける(殺生を連想させるため)
◎光沢のある物は基本的に身に着けないのがマナー

 

子供の服装

子どもの服装は、制服が基本です。ただ、学校の制服がない場合もあるでしょう。

【男の子の場合】

下記6点が基本です。
・黒、紺、茶などの地味なジャケット
・白シャツ
・黒のネクタイ
・黒系の地味なズボン
・黒、白の靴下
・光沢のない黒い靴

【女の子の場合】

下記4点が基本。
・黒系の地味なワンピース
・白のブラウスに黒のスカート
・黒、白の靴下
・光沢のない黒い靴

 

喪主・遺族の服装

喪主・遺族の服装について。準備に忙しく、悲しみも大きい中であるとは思いますが、最低限の服装マナーを心掛けましょう。

【男性】

・ダークスーツ(シングル・ダブル両方可)
・白シャツ
・黒のネクタイ
・黒の靴下
・黒の靴

【女性】

・黒のワンピース、スーツ、アフタヌーンドレス
・肌の露出は避ける。夏でも長袖がベター
・靴、ストッキング、手袋全て黒
・メイクは自然に、薄化粧で
・アクセサリーは基本身に着けない(結婚指輪は可)※2連のものは絶対に避ける
・バックは布製の物を選択する
・和装する場合は、黒で統一

【子ども】

子どもは基本制服で問題ありません。

 

アクセサリー・バッグ類

【男性】
ゴールドの時計やブレスレットなど、アクセサリーは外すのがマナー。結婚指輪は可。ネクタイピンはつけないのが通例ですね。

【女性】
アクセサリーは結婚指輪程度が好ましいです。メークは控えめ、カラフルなネイルなども避けましょう。髪は清楚を意識するとよいでしょう。

 

喪服購入時のチェックポイント①

●ゆったりデザイン
態勢が変わる事が多いので、きっちりし過ぎていると動きずらく、またしわの原因になります。

●体型に合わせる
細身な方、ふくよかな方、それぞれ自分に合ったものを選択しましょう。

 

喪服購入時のチェックポイント②

●飽きのこないデザイン
奇をてらったものは飽きたあり、流行に寄ったりしますので避けるのが無難です。

●オールシーズン着られるものを選ぶ
オールシーズン着用出来るものも増えています。こちらを選択する事を推奨します。

 

如何でしたか?
自身にとって大切な人の死は避けようの無いことです。悲しみや辛さは避けがたいことではありますが、故人を偲ぶための会です。服装選択におけるマナーは最低限順守し、知識として蓄えておく事を推奨します。

上述した内容を読んで頂ければわかるように、基本控えめにすると言うことです。黒が基調ですし、派手な色は避ける、アクセサリーは避けるなど、少しイメージすればわかる事だと思います。殺生を連想するものは避けるなども、少しイメージを膨らませれば、理解できますね。

葬儀・告別式において、オリジナリティーなど必要ありません。奇をてらったものを選択するより、常識をわきまえたものにしましょう。

 

まとめ

お葬式の服装で押さえるべき7つのポイント

・男性の服装
・女性の服装
・子供の服装
・喪主・遺族の服装
・アクセサリー・バッグ類
・喪服購入時のチェックポイント①
・喪服購入時のチェックポイント②


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