学校を卒業する親戚へのプレゼントを上手に選ぶ7つの方法


結婚祝い、出産祝い、入学祝いなど様々なシーンでプレゼントを選ぶ機会がありますが、あなたはどんな基準で選んでいますか?贈る相手が同年代の友人なら比較的イメージしやすいかもしれません。

ではそれが年代の違う親戚への卒業祝いだったら?親戚づきあいもあるし、「若い子の好みなんて分からない…」と投げ出すことはできませんよね。

おめでたいことではあるけど、毎年の卒業シーズンに頭を抱えているあなた!

今回は身近な大人として、気の利いたプレゼントを上手に選ぶ7つの方法をご紹介します。

 

学校を卒業する親戚へのプレゼントを
上手に選ぶ7つの方法

 

その1:贈る人の進路を考慮する

一言で「卒業」といっても、卒業後の進路は人によって様々です。高校を卒業して大学に進学する人、就職して社会人になる人もいるでしょう。

中には、浪人して大学を受験するという場合やまだ進路が決まっていない可能性もあります。お互いに気まずい思いをすることがないよう、卒業後の進路については慎重に確認しておきましょう。進路次第ではプレゼントの選び方も大きく変わってきます。

一人暮らしを始める人には生活用品もよいでしょうし、社会人になる人にはビジネス用品も喜ばれます。贈る人の新生活をイメージして、役に立つものを選びましょう。

また卒業という時期は、「入学」「就職」の時期と重複することがあります。すぐに入学・就職と続く場合は、卒業祝いを兼ねて「入学祝い」「就職祝い」としてプレゼントを贈ることが多いようです。進路が未定という人には、卒業祝いという形で贈りましょう。

 

その2:教育方針に合うものを選ぶ

よかれと思って贈ったプレゼントが教育方針にそぐわないものだった!なんてことになると相手の親に不快な思いをさせてしまう可能性があります。

ゲーム機やパソコンなど娯楽性の高いものやブランド品などは、親がわざと買い与えないようにしている家庭かもしれません。贈られたものを返すわけにはいきませんから、心配な場合はあらかじめ相手の親に確認しておきましょう。

 

その3:モノではなく経験を贈る

大学生や社会人になると、外で食事をする機会が一気に増えてきます。家族だけの食事とは違い、食事やテーブルマナーを知らずに恥をかくことも出てくるでしょう。

そこでおすすめしたいのが、お祝いを兼ねてレストランやホテルでの食事をプレゼントすること。あまり機会がないだけに、一度雰囲気を経験しておくといざという時にきっと役立ちます。

おいしい食事をとりながら、ちょっとした大人のマナーを教えてあげるとベストですよ。親しい間柄であれば旅行などもおすすめです。
モノではなく、普段できない経験をさせることも素敵なプレゼントになると思います。

 

その4:親に負担をかけない予算にする

上質なものを贈ろうとして、あまり高額すぎるものを選ぶのは考えものです。一般的に卒業祝いのお返しは、本人からのお礼や手紙で十分とされています。

せっかくプレゼントを贈っても、高額すぎると逆に気を遣わせる結果になりかねません。相手との間柄にもよりますが、恐縮させてしまうようなものは避けたほうがよいでしょう。

 

その5:シンプルで長く使えるデザインを選ぶ

好みは人それぞれです。特に年代が違うとどんなものがよいのか迷うところ。

普段から使える実用品などを贈る場合は、シンプルで長く使えそうなデザインを選びましょう。一見地味かなと思っても、シンプルなデザインは何かと重
宝するものです。

ぱっと見のおしゃれさよりも長く使える上質さを重視することで、物を大切にする心、よいものを見極める心を一緒に贈るのもよいかもしれません。

 

その6:後回しになりがちなものを選ぶ

卒業して一人暮らしや社会人生活を始める場合は、一から揃えなければいけないものばかりです。一人暮らしなら家電製品、社会人ならスーツやビジネスバッグなどが必要でしょう。

しかし、このようなものは誰もが最初に買い揃えるもの。絶対に必要なものではなく、あえて後回しになりがちなものを選んでみてはいかがでしょうか?
特に社会人を始める人にとっては、学生時代からの愛用品がビジネス場面にふさわしくないこともあります。大体が持っていないものから買い揃えるので、時計や財布、ボールペンなどは後回しになりがち。

100円のボールペンを使うのと上質なボールペンを使うのとでは、本人の気持ちも変わってきます。

持ってはいるけど余裕があれば買い替えたいものなどをプレゼントすると喜ばれるかもしれません。

 

その7:自分の意志で選べるものを贈る

品物を選んで贈るのではなく、自分の意志で選べるものを贈りたいという方もいると思います。現金、商品券、カタログギフトなど贈り方も様々なので、目的に合った方法を選びましょう。

まず現金は使い方が自由で、貯金をすることもできるので万能と言えます。ただ、何に使われるのか明確ではないのが難点です。もしかしたらゲーム代に消えるかもしれませんし、将来のためにしっかり貯金されるかもしれません。

使い方は本人の意思に任せたいという方には一番よいでしょう。

次に商品券は、選び方によってある程度の使途を限定することができます。役に立つ本をたくさん読んで欲しいなら「図書券」、視野を広げる卒業旅行を楽しんでほしいなら「旅行券」というような贈り方もできますね。

デパートなどで使える共通商品券が一般的ですが、他にも特定のお店でしか使えない商品券などもあります。これに使って欲しいという希望を込めるなら商品券もおすすめです。

最後にカタログギフトですが、商品券よりさらに選択肢を限定することができます。今ではカタログギフトの種類も豊富で「グルメギフト」「体験ギフト」「本ギフト」など特定の商品に特化したものも多数あります。

遠方からでもネットで簡単に贈ることができ、忙しい方や現金を直接渡せない方にはおすすめです。

 

以上、卒業プレゼントの上手な選び方7つをまとめてみました。

卒業のプレゼントは、贈る相手だけでなく親への配慮も必要です。親しい親戚なら、一緒に食事をしたり旅行をするのも素敵ですね!

卒業するということは新しい一歩を踏み出すということ。一味違う気の利いたプレゼントを贈って、輝く新生活を応援しちゃいましょう!

 

まとめ

学校を卒業する親戚へのプレゼントを上手に選ぶ7つの方法

その1:贈る人の進路を考慮する
その2:教育方針に合うものを選ぶ
その3:モノではなく経験を贈る
その4:親に負担をかけない予算にする
その5:シンプルで長く使えるデザインを選ぶ
その6:後回しになりがちなものを選ぶ
その7:自分の意志で選べるものを贈る


連記事