【関係別】入学祝いのお返しで気をつけたい3つの事柄

【関係別】入学祝いのお返しで気をつけたい3つの事柄
新生活が始まる春…入学もその一つですが、親御さんの中には入学祝いのお返しに悩んでいる方も多いことでしょう。

入学祝いと言えば、元々は入学という嬉しいことを共に祝うという意味合いと、新生活に向けて必要なモノも多く、そんな準備のお手伝いということもありますよね。ですから必要なものや好みがわかればズバリそのものをプレゼントしたり、そうでなければお金や図書カード、文具券などをお渡ししたりします。

本来、そのような性質のお祝いですから入学祝いには『お返しなし』でも良いという声も聞きますが…。

身内ならばそれもアリかもしれません。しかし、知人や友人、会社関係、その他諸々の場合なかなかそうもいかないケースも多いものです。

そこで、今回は【関係別】入学祝いのお返しで気をつけたい3つの事柄についてお伝えします。

 

【関係別】入学祝いのお返しで
気をつけたい3つの事柄

 

『入学内祝い不要』ルールならお礼状や挨拶

地域的なルールでもあるようですが、入学祝いのお返し…つまり、入学内祝いは不要という考え方も存在します。

お互い様が基本の人付き合いの中で、ルールを無視するのはNGです。機会があればご家族や先輩ママなどに地域の慣習について確認しておくことも大事です。

そもそも『入学』は入学費用や学用品など物入りでどうしたって想像以上の出費がかさむ時期です。それは万人が承知していることであり、その子が安心して勉学に励めるように縁ある方々で援助する…という意味合いが込められているのが入学祝いです。

その様な場合には、お祝いをいただいた本人であるお子さんからのお礼状やご挨拶のみで済ませるのがマナーとされています。

しかし、一方では『内祝い』という表現であれば『お返し』ではなく『お祝いごとの喜びを分かち合う』ための贈り物なので、その様な形で感謝の意を表すこともあります

つまり、我が子の入学を祝っていただいたお返しを兼ねて入学内祝いを用意するという考え方をもっていれば、大分気持ちは軽くなるでしょう。

 

おじいちゃん、おばあちゃんからのお祝いには品物より心

おじいちゃん・おばあちゃんにとって孫の入学は、格別の嬉しさです。可愛い孫の成長を実感できるイベントですから出来る限りのお祝いをしたいと考えてしてくれるものです。

そのお気持ちを考えれば入学祝いのお返しも、一般的なお返しのような無難な品物を贈ったのでは、逆に距離を感じて寂しい思いをさせることになるかもしれません

むしろおじいちゃん、おばあちゃんには入学式の写真や『いただいたお祝いでこれを買いました』のようなお礼と報告を含めた写真やお子さん本人の直筆のお礼状などが一番喜ばれるでしょう

最近ではフォトブック付きのカタログギフトなどもあり、孫の成長とお祝いに対する感謝の気持ち伝えることができますので利用してみると良いですね。

おじいちゃん、おばあちゃんを誘って会食やお出掛けなど、孫と一緒に楽しめるレジャーを計画するるのもオススメです。おじいちゃん、おばあちゃんにとっては孫と一緒に過ごす時間が何よりのプレゼントなのですから。

 

一般的なのは『3分の1~半返し』程度のギフト

我が子へのお祝いをいただいたのだから、その感謝の意はお伝えするのはもちろんですが『入学祝い』という性質上、その『お返し』に対しては他のお祝い事とは少し違う見方・考え方が必要です。

そもそも基本的には入学祝いは近しい身内の方からいただくものということですが、遠い親戚や知人などからいただいたこともあるでしょう。

そのような方々に入学祝いのお返し…いわゆる内祝いを贈る場合は、金額的なことで言えばいただいたお祝いの3分の1~半分程度の予算で用意するのが一般的といわれています。

内祝いとして多くの人から選ばれているのは食品ギフト、タオルや洗剤のような日常品ギフトのような気軽に口にしていただける、使っていただけるアイテムです。

感謝の気持ちの表わし方はひとそれぞれではありますが、入学祝いのお返しという意味では決していただいた額以上になるものや高額商品を贈ることがないようにするのが最低限守りたいマナーですね。

贈る品物よりも実は大事なものがあり、それは内祝いを贈る時期です。基本的には早いに越したことはないというのが結論です。

しかし、『入学内祝い』としては一般的に入学式の後にお贈りするものです。そもそも入学祝いを贈る側からいうと入学祝いは入学式前までに贈るものとされていますので、少し早めにいただくケースもあります。

そのような場合には、入学式のタイミングを見ながら、お祝いいただいた1カ月以内を目安にお子さんから直接お礼を言えるのがベストです。

遠方や都合が合わないなど場合は、お子さん直筆のお礼状や入学式の写真と共にお気持ちをお贈りできるとよいですね。

 

いかがですか。以上が【関係別】入学祝いのお返しで気をつけたい3つの事柄・ルール・マナーです。

入学祝いを下さる方といえば、まずはお孫さんの入学を喜ぶおじいちゃん、おばあちゃんが代表的ですね。それに続いて、甥っ子・姪っ子へのおじさんやおばさんなど近親者からのお祝い。そして、遠い親戚父母の友人や会社関係者、ご近所で親しくお付き合いしている方などのケースもあるでしょう。

本来、身内の方ならお互い様だから入学祝いはお返しなし!と決めてしまえばスッキリしますが、なかなかそんな簡単にいかないというご意見もよく耳にします。

それであれば、『お返し』ではなく『内祝い』という気持ちがとても大切で、同時に子供さん本人からのお礼や写真など入学の報告を兼ねて気持ちを伝えると良いでしょう。

まとめ

【関係別】入学祝いのお返しで気をつけたい事とは

・『入学内祝い不要』ルールならお礼状や挨拶
・おじいちゃん、おばあちゃんからのお祝いには品物より心
・一般的なのは『3分の1~半返し』程度のギフト


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