密葬を執り行う際に気を付けなければならない5つのこと

密葬を執り行う際に気を付けなければならない5つのこと
密葬という言葉を耳にすることはあまりないですよね。密葬というのは、その漢字から「秘密に葬る」と想像してしまいますが、実際の密葬と言うのは、そこまで秘密に隠れてするものでもないのです。

テレビでよく著名人の方が密葬をすると報じられることが多いですが、個人で密葬をする人も近年では増えてきています。密葬は一般的な葬儀とは違い、参列する人もごく限られた人のみで行うため、参列したことがある経験者も周りに少ないことでしょう。

いざ密葬を執り行うことになったら、あまりにも経験がなさすぎて何をするべきなのか、気を付ける点はあるのか…などなど不安にかられますよね。

そこで今回は、密葬を執り行う際に気を付けておくべきことについてお伝えします。



 

密葬を執り行う際に
気を付けなければならない5つのこと

 

密葬について知ろう


密葬とは、近親者のみで執り行われる葬儀です。自殺や犯罪による死など会葬者を呼びたくない場合にひっそりと行われてきました。その他にもお子さんを亡くされて人前に出る心境にとてもじゃないけれどなれなかった場合なども密葬をされたりします。

このように、何らかの事情がある葬儀ですので、密葬の後に本葬というのは必ずしもあることではありません

しかし、テレビでも著名人が密葬をされ、後日、本葬をするというニュースをみかけますよね。これは会葬者が大勢になることを予想して、一般的な葬儀を行うと大規模な葬儀になってしまい準備などが大変になるため、近親者のみで密葬をし、改めて本葬を行うようにしているのですが、この流れが一般的に思われていることから、密葬は本葬とセットと考えられています。

また、密葬と家族葬は混合されがちですが、家族葬は遺族や親族・親しい人などで取り仕切られる葬儀です。一見すると密葬と似ていますが、大きな違いは家族葬の場合は葬式の後の火葬までで一つの式が完結しますが、密葬は本葬をもって完結するというのが大きな違いです。

密葬と家族葬はこのように違いはあるのですが、近年では密葬も家族葬と同じような意味合いで扱われることもあります

 

密葬をすることについて理解をしてもらおう


密葬を行うことは故人の希望だった、という理由が密葬を執り行う上で多いものですが、故人の希望であったとしても、密葬に参列できなかった親族など近い関係の人からはクレームがくることがあります

密葬は本葬前に荼毘に伏してしまうので、故人と最後に対面できる人が限られてしまいます。どこまで声をかけるのか、また声をかけた人には密葬を行うことへの理解をしてもらいましょう。昔からある一般的な葬儀に慣れている年配の人は特に密葬に違和感を覚える人が多いものです。

 

密葬を行うことが周りの人へ伝わらないように注意をする


密葬はごく近しい人たちだけで行われます。本葬に参列してもらう予定の人に密葬のことが伝わってしまうと、密葬の最中に対応に追われることが出てきます。周りの人へ口外をしないように、密葬に参列する人には念のために一言添えておきましょう

 

本葬または偲ぶ会などのお別れの場を設けることも検討しよう


密葬に参列できる人はごくごく近しい関係者のみです。故人と親しかった人は特にお別れができなかったことに、強い心残りがでてしまいます。密葬を済ませたら1ヶ月以内を目途に、本葬や偲ぶ会・お別れの会といった場を設けるようにしましょう

偲ぶ会などでは、故人のこれまでの軌跡を辿ったDVDを流すなどして、心和やかに故人への想いをはせる場を作ると良いでしょう。

 

本葬を行わなかった場合は自宅への弔問を想定しよう


密葬と本葬は一般的にはセットと考えられていますが、先に挙げた通り、密葬を行うには何らかの事情がある、というところから本葬をしない場合もあります。

その場合は、後で密葬をしたことを聞きつけた人が自宅へ弔問に訪れることがあります。どのような繋がりの方がいつ訪れるのかわかりません。香典を持ってこられることが考えられますので、香典返しを準備しておくなどしておきましょう

また、弔問をお断りしたい場合は、密葬を終えた後にきちんと弔問は辞退することを伝えましょう

 

いかがでしたか。故人の希望として密葬を選んだとしても、残された人たちはきちんとお別れの場が欲しいという想いがあり、その想いを汲んであげる必要があることがわかりました。

密葬というのも、言葉から想像するのと違い、家族とごくごく限られた人で見送ると思うと、故人も慣れ親しんだ人に静かに見送られる温かい葬儀にも感じますね。密葬を取り仕切ることになると、親族からの理解が得られないとトラブルになるケースも多いですが、本葬やお別れの会を別で行えるのであれば、親戚だけではなく、故人と関係のある人たちもホッとできるでしょう。

昔に比べると、大きく葬儀を行うところは減り、家族で静かに小ぢんまりと葬儀を行う傾向が強くなってきています。温かい気持ちで故人を見送られるように、密葬を取り仕切る時は、入念に準備をしていけるようにしましょう。

まとめ

密葬を執り行う時に気を付けたいこととは

・親族からの理解をきちんと得よう
・密葬に参列してもらう親族を選ぶ時は他言しないようにしてもらおう
・本葬やお別れの会を別途開くようにしよう
・自宅への弔問も想定しよう