友人の結婚式に招待されたのであれば、出し物を計画している方もいますよね。特に新郎新婦との関係が近いほど、出し物を検討する可能性は高くなることでしょう。でも、結婚式で出し物をした経験がある方は少ないのではないでしょうか。
出し物といっても、結婚式で披露するものは、学生時代の歓迎会や忘年会で披露するものとは異なり、あまりハメをはずすわけにもいきませんし、どんなものならよいのか悩むもの。もし二次会であればある程度砕けたものでもよさそうですが、それでも知らない人の多い場ですし、さらに披露宴となると、さらにどんな出し物がよいのか難しいところです。
そこで今回は、結婚式の披露宴で盛り上がる出し物のアイデアについてお伝えします。
結婚式の出し物アイデア1 ムービー
ムービー作成はメリットが多いです。事前に準備をしておけるので、本番は緊張せずに見ているだけでよいこと、再生確認がしっかりできていれば、失敗はほとんどないということ、式に参加できない人たちに映ってもらうサプライズをしやすいことなどがあげられます。
ただ、こだわろうとすると作成するのにある程度の時間がかかります。また、基本的にはPCを操作する人が一人のため、その方の負担が大きくなります。上手に役割分担ができるとよいですね。
もし、簡単に質の高いものを作りたいと思ったときは、専用のムービーメーカーを購入した方がよいです。
費用が多少かかりますが、クオリティーが高く見えるので盛り上がります。
結婚式の出し物アイデア2 ダンスや歌
お金をあまりかけずに盛り上げたいのならば、当日に生のパフォーマンス、いわゆる「出し物」をするのが一番です。
衣装や道具にこだわれば準備は大変になりますが、サプライズとして行う効果は絶大です。
ダンスについては、会場の広さを確かめて準備しましょう。会場によっては、あまり激しい移動のあるものは披露できません。ドラマやアニメ等の挿入歌の中で踊られているような、その場だけで踊るものであれば、個人でも練習ができますし、どんな会場でも披露できます。
新郎新婦だけでなく、会場の年齢層も踏まえて、誰もが知っているようなその年の流行の曲を選ぶのが良いです。歌については、定番の曲を歌うだけでは盛り上がりに欠ける可能性もあるので、できそうならハモる練習をしてみましょう。
また、新郎新婦のエピソード等を織り交ぜて替え歌にしてみるのもよいかもしれません。
その際は、歌詞が聞こえにくくなることも想定して、歌詞入りの簡単なムービーや歌詞カードを作成するのも面白いです。
準備時間は、どんな曲を選ぶかで変わってきます。ただ、よほど変な選曲であったり、準備不足が目立つような仕上がりであったりしなければ、まず間違いなく盛り上がります。
結婚式の出し物アイデア3 かくし芸
もし、招待された友人のお一人でも特技を持っている、マジックサークルのメンバーである、などはチャンスです。ぜひこの機会に披露しましょう!個性が出てとても盛り上がります。
男性の方がメンバーにいれば、応援団の服装に着替えて、新郎新婦に向かって全力でエールを送るというのもよいでしょう。
結婚式の出し物アイデア4 お笑い芸人や時事ネタのマネ
せっかく出し物をするなら、定番の物ではなく少しこだわったものにしたい、という場合には、内輪ネタになりすぎないように気をつけながら、アイデアを出してみるとよいです。
一発芸人のネタは誰もがマネしやすいので、うまく取り入れられると確実に盛り上がります。結婚式に関連したネタではなく大丈夫です。アレンジして結びつけましょう。
少し古いですが、小泉元総理の「感動した!」などは、誰もがわかりやすいですし使いやすいです。
これらをやる場合は、中途半端にではなく、誰もが「あの人の真似だ!」とわかるように、大げさなくらいに本格的にやりきることが盛り上がるコツです。衣装や髪型に特徴がある人をマネる場合は、準備がしやすいかもしれません。
面白くても、「大学の教授のマネ」「友人の〇〇くんのマネ」などは、親族の方にはわからないので避けましょう。
結婚式の出し物アイデア5 新郎新婦を巻き込む
新郎新婦に突撃インタビュー!などして、プロポーズの言葉を聞いてみたり、初めてのデートの場所を聞いてみたりするのも面白いです。ただし、下ネタになったり、新郎新婦に負担がかかりすぎないようにしましょう。
主役は当然新郎新婦のお二人ですが、出し物をしている側がネタ振りをするだけでは、盛り上がるのが新郎新婦次第になってしまいます。二人にどんな風に反応してほしいかをよくイメージして、想定した反応が返ってこなかった場合のフォローまできちんと考えておきましょう。
さて、結婚式に招待されているということは、新郎新婦と関係が深いということですから、何か出し物をしたいという気持ちになりますよね。仲が良いとはいえ、せっかく結婚式の場で披露する出し物ですから、あまりにもぐだぐだでは新郎新婦にも迷惑が掛かってしまいます。本番の完成度も想定して、できる範囲での出し物を考え、事前準備をしっかりと行いましょう。また、準備をする際に、本番での登場の仕方も確認しておきましょう。登場でモタつくと、その時点から変な雰囲気になってしまいます。
ただ、しっかり準備をしていても、本番で盛り上がるか心配になるもの。もし、生のパフォーマンスをする際は、多少ならば失敗しても、お祝いと幸せの雰囲気でいっぱいの会場が盛り上げてくれます。
新郎新婦の心に一生残るような、素敵な結婚式の出し物ができると良いですね。
まとめ
盛り上がる結婚式の出し物をするなら
・間違いのないものはムービー
・準備可能なら生のパフォーマンスをしよう
・個性を出したい場合はしっかりと構想しよう