花束を買ったら☆切り花を超長持ちさせる7つのポイント

花束を買ったら☆切り花を超長持ちさせる7つのポイント

誕生日や結婚祝いなど、いろいろなお祝いの為に花束を買ったりもらったりすることがあります。せっかくの綺麗な花束を鮮やかな花のまま、家でも美しさを楽しみたいですね。花束は家でセロファンやカラーペーパーなどを外し、花を一本ずつばらにしなくてはなりません。

花束の形で長持ちさせることは、残念ながら難しいです。記念の花束なら、最初に花束のまま写真を撮っておくといいでしょう。そして、大きな花瓶も家に用意しておきましょう。よく花束を頂いたり、買う家庭では花瓶をいくつか用意しておくといいですね。

花の色や雰囲気によって、花瓶もいろいろ使い分けるとお部屋のインテリアとしておしゃれですね。大きな花束なら、小分けにしていろいろな部屋に飾ると部屋も明るくなります。綺麗な切り花はなるべく長持ちさせたいものですね。切り花を長持ちさせるにはいくつか方法があります。そこで今回は、花束を買った時に、切り花を超長持ちさせるポイントをお伝えします。

 

花束を買ったら☆
切り花を超長持ちさせる7つのポイント

 

水切りを正しい手順でしよう


花束を買ったら、水の中で花の茎を切る水切りをしましょう。
これだけでも良いのですが、正しい手順ですると、まず、茎を深く水に1時間ほど浸けておきます。その後、茎の下部を沸騰している湯に20~30秒程浸して下さい。

それから、花がしっかり水を吸うように、深い水の中で花の茎を切りましょう。花束は花屋さんが水切りしてから時間が経つと、茎が乾いてきます。切り口が乾くと花束としては水が漏れないですが、水も吸うことができません。茎を一度切り直すのは水を吸わせる為です。

 

花の置き場所も考えよう

花束を買ってきたら、どこに花を飾ろうか考えますね。リビングに飾って華やかにしようと考える人は多いでしょう。切り花を飾る時は、高温、多湿、日当たりの良い場所を避けないと花は長持ちしません。リビングなど明るく温かい場所では早く花が枯れてしまいます。

長持ちさせたい場合は、玄関など、気温が低く、直射日光が当たらない所によく考えて置きましょう。

 

花粉の部分を取ろう

花束で豪華な物には、よくピンクやオレンジ色のユリが入っていることが多いです。ユリなどの花粉が飛ぶ花は、花粉が飛ばないうちに花粉の部分をつまんで取っておきましょう。花の役割は種を残すことで、その為には受粉する必要があります。

受粉する為にはめしべに花粉を付ける必要があります。めしべに花粉が付いたら種はできますが、花は役目を終えて枯れてしまいます。ユリは花屋さんで花粉を取って花束にしますが、たいていはまだ残っています。花粉の部分は気付いたら取ってしまった方が花束の花は長持ちします。

 

花は綺麗な水に活けよう

花束の花を花瓶に活けた後は、水は1日1回は交換しましょう。水が腐ると、花瓶の花が早く傷みます。水を交換する時に花瓶も洗い、水に浸かっていた部分の茎もよく洗ってぬめりを落としましょう。この時に、茎の切り口部分を毎日切り落とすと切り花が長持ちします。

水に浸かる部分の葉はすべて取り除きましょう。葉が水に浸かっていると、その部分から腐るからです。毎日切り花の様子をチェックすることが花を長持ちさせるポイントです。

 

花瓶の水に延命剤を入れよう

花束を買って長持ちさせたい場合、花瓶の水に延命剤を入れるという方法があります。延命剤は花屋さんやホームセンターで売っています。延命剤は決められた濃度を守って、きちんと計って使うと花束の花も長持ちします。

説明書に延命剤を入れたら水を替える必要はないと書かれていても、水を替えた方が花がより長持ちします。2~3日に1回は替えた方がいいですね。花の延命剤は栄養と殺菌剤でできています。薔薇やガーベラは特に花がぐったりしやすいので、延命剤を使うと効果的です。

 

花瓶に10円玉を入れよう

花束にある切り花を長持ちさせる方法として、花瓶に10円玉を入れる方法はプロの人も実践しています。10円玉の銅イオンの殺菌効果を利用するという方法です。特に夏は暑いので、10円玉を入れると水の濁りが遅くなります。花瓶に花を活ける場合は、10円玉を3枚くらいは入れておくと良いでしょう。

コップに花を活けるくらいなら、10円玉は1枚でも良いですね。しかし、この方法は花瓶の中に金属が入ることになるので、花瓶に傷がつく恐れがあります。高級な花瓶には使用しない方が良いとも言えます。

 

水に砂糖を入れよう

花束で綺麗な花を買ってきたら、できるだけ長く花を咲かせてあげたいものです。植物の栄養分である砂糖を水に入れるという方法があります。約2リットルの水に対して、砂糖は小さじ1杯程度を溶かして花瓶に入れると花束の花も長持ちします。

切り花のつぼみはなかなか咲きにくいのですが、砂糖で栄養を補うとつぼみも咲きやすくなります。砂糖はばい菌の栄養にもなってしまうので、殺菌作用のある酢を数滴入れると良いでしょう。酢の代わりに先程の10円玉を入れる方法でも良いですね。

 

いかがでしたでしょうか。

花束を買った場合に切り花を超長持ちさせるポイントを書いてみました。こまめに花の様子を見て、水を交換したり花粉の状態を見たり心配りが大切です。花に日光が当たってしまっていないか気を遣うと良いでしょう。玄関でも日の当たる時間帯は、暗くて涼しい場所に花瓶を移動すると花が長持ちします。

花は冷暖房の風も苦手なので、冷暖房の効いた部屋に置く時は風の当たらない所に置きましょう。花束の花を長持ちさせる1番の方法は、花が綺麗な水を吸えるように水を交換することです。枝物と菊以外は、基本的には水は5㎝くらいの浅い水の方が花が長持ちします。

茎の毛の部分をたくさん水に浸けてしまうと、その部分から腐るからです。花瓶も日光を通すガラスの透明な花瓶は、日光の殺菌作用がありバクテリアの繁殖を抑えてくれます。

ガーベラやカラーなどの花に、透明な花瓶は適しています。菊のような根を生やす花は不透明な花瓶に活けて下さい。花束を買った後も、花は愛情を持って家で世話してあげましょう。

 

まとめ

花束を買ったら切り花を超長持ちさせるポイントは

・花に水を吸わせる為に、正しい手順で水切りをしましょう
・花は気温が低く、直射日光の当たらない場所に飾りましょう
・ユリなどは花粉が飛ばないうちに花粉の部分を取りましょう
・水は1日1回は交換して、花瓶も洗いましょう
・花瓶の水に延命剤を入れて長持ちさせましょう
・花瓶に殺菌効果のある10円玉を入れましょう
・水に砂糖を溶かして花瓶に入れましょう


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