葬式の服装は礼儀を守って。男性が押さえるべき基本とは

葬式の服装は礼儀を守って。男性が押さえるべき基本とは
葬式の服装について、「バッチリ、全て分かっている!」と自信を持てる人は、そんなに多くはいませんよね。葬式の服装といえば喪服が一般常識。でもよく聞いてみれば、「ブラックフォールのスーツ」と答える人もいます。

表現は違っていても、頭の中で描くスタイルはほぼ同じはずです。では、「正しい葬式の服装とは一体どんなものか?」と聞かれて、人々にキチンと伝えられるでしょうか。

葬式の服装は、一言でいえば”喪服”が一番わかりやすい表現ですが、葬式の服装の基本は、身につけて良いものを含み、細部まで見ていくと男性と女性で異なります。

「ネクタイや靴の質感、腕時計のタイプは、どんなものがマナーに則っているのかなど、細かなところまで正しいマナーを知っていれば安心!何も考えずに葬式に参列すると、もしかするとマナー違反をしているかもしれません。少し、あやふやな部分もありますよね。

そこで今回は、そのなかでも今回は男性が押さえるべき基本的なことをお伝えします。



 

葬式の服装は礼儀を守って。
男性が押さえるべき基本とは

 

葬式の服装、基本スタイル


「葬式の服装」と言えば喪服が常識です。まさか葬式に私服で来る人はいませんよね。これは言わなくてもわかることです。では、喪服とブラックフォーマルのスーツには違いがあるのでしょうか。

【 喪服とは 】

■ 葬式、通夜などのお悔やみごと、弔事の際に着用する服をさします。喪服は結婚式などの慶事には着用しません

【 ブラックフォーマルとは 】

■ 慶事専用、弔事専用などの決まりはなく、基本的にどちらでも着用できる目的で販売されていることが多いです。

・ そのため、スーツの色やデザインなど、場合によっては弔事に向かない場合もあります。

こう比べると、葬式の服装とブラックフォーマルの、大まかな違いが分かりますよね。葬式の服装は基本的に黒色ですが、黒ければ黒いほどいいとされています。ブラックフォーマルの場合、少し薄い黒色の場合もありますので、注意が必要なのです。

とはいえ、ブラックフォーマルでも弔事用として販売されているものもありますので、そこまで神経質になる必要はないのかもしれません。ちなみに、冠婚葬祭で着用する改まった装いを総称して「礼服」と呼びます。

【 スーツ以外での、葬式の服装 】

■ また、シャツは白無地、靴や靴下、ネクタイは黒無地でなければいけません。特に注意しなければならいのは光沢です。

例えば、リクルート用や普段仕事で履くような革靴は光沢があるものが多いですから、同じものを履いてしまうと葬式の服装としてマナー違反になってしまいます。

■ 葬式の服装の絶対条件は、「光沢のない深い黒」です。

 

小物やアクセサリー(腕時計など)


女性の場合、ネックレスやイヤリングなどのアクセサリーは、一連の真珠なら身に着けてもいいとされていますが、男性にも何か決まりがあるのでしょうか。

まず、男性のアクセサリーと言えば、腕時計、カフスボタン、ネクタイピン、結婚指輪が考えられます。

【 葬式の服装、男性のアクセサリー 】

■ しかし、結婚指輪を除いて、すべてのアクセサリーは基本的にNGです。

・ 腕時計もカフスボタンもネクタイピンも、全て華やかに魅せるための装飾品です。

葬式の服装に華やかさは必要でしょうか。葬式はオシャレをしに行くところではありませんよね。葬式の服装としてマナー違反があるととても目立ちますし、遺族に対しても非常に失礼です。

 

男性はバッグを持つのか?


男性の場合、一般的には何も持たないことが多いです。しかし、バッグを持ってはいけないという決まりはありません。葬式に参列する際、意外と荷物は多くなりがちです。

【 葬式の服装:バッグ 】

■ バッグを用意するのであれば、光沢のない黒いバッグを選びます。

・ 大きさはハンドバッグかセカンドバッグほどの大きさが自然で、金具やチェーンなどの装飾品のないものが基本!

バッグの素材は布製が無難です。殺生を連想させるような革製品などはマナー違反ですので覚えていてください。どうしても適切なバッグがない場合は、無理をして購入する必要はありません。

■ マナー違反をするぐらいなら何も持たない方がいいのです。

それでも、もしバッグを購入するのであれば、先に伝えたことを踏まえ、長く使えるシンプルなバッグを選ぶことをお勧めします。

 

葬式の持ち物


葬式の服装と併せて知っておきたいのが、葬式に必要な持ち物です。男性は、バッグは特別持つ必要はないとお伝えしましたが、手ぶらでいいというわけではありません。

葬式の持ち物として最低限必要なものに、以下があります。

【 葬式の服装の小物 】

・ハンカチ
・数珠
・香典(香典袋
・袱紗

ハンカチは白無地のものが一般的ですが、最近は黒でもOKとされているようです。派手な色やカラフルなものは避けます。

 

葬式で持つ数珠


数珠は宗教によっても異なりますが、仏教であれば持っていくことをお勧めします。数珠は人間の煩悩と同じ数(108つ)の玉からなり、数珠が人間のあらゆる煩悩を引き受けてくれる意味を持ちます。

【 葬式の服装:数珠は自分のものを 】

■ あなたを守ってくれるお守りでもありますから、数珠は貸し借りせずに持っていくのがマナーです。

 

香典の準備


【 葬式の服装:香典の準備 】

■ 香典は香典袋に入れ、さらに袱紗に入れます。

・ 袱紗は絶対必要というわけではありませんが、ほかの持ち物に紛れて汚れてしまったり、シワくちゃになったりするのを防いでくれます。

また、そのままご遺族に差し出すよりも、袱紗から取り出して渡す方が、心遣いも伝わり、よりマナーある行為なのです。

 

いかがでしたでしょうか。もちろん「初めから知っていた」ということもあるかもしれませんが、「そこまで考えていなかった」ということもあったのではないでしょうか。

葬式に参列するとき、「これってOKかな?」と迷うことがあるなら、それはあなたにとって、葬式の場で必ずしも必要なものではないはずです。それなら身につけない方が無難な選択であることが多いです。「控えめに」を合言葉に葬式の服装を決めてください。

葬式で服装のマナー違反があるととても目立ちます。葬式はオシャレをして行くところではない、ということを念頭に置き、マナー違反にならないよう最低限の礼儀は守ってください。

何度も繰り返しますが、ポイントは「光沢のない深い黒」です。故人、遺族への配慮が葬式の服装からも表れることを忘れなければ大丈夫!本記事を、葬式の服装を今一度考え直すいい機会にしてください。

 

まとめ

男性の、葬式での服装マナー

・ブラックフォーマルではなく、「喪服」
・光沢のない深い黒を身に着ける
・アクセサリーは、結婚指輪以外基本的にNG
・バッグは必ずしも必要ではない
・最低限必要な持ち物を把握しておく
・数珠の貸し借りはしない
・香典は袱紗に包むと、尚良い