アパートの騒音トラブル!参考にしたい体験談とポイント

アパートの騒音トラブル!参考にしたい体験談とポイント
アパートでの騒音トラブルは、いつの時代になっても無くならないものですよね。皆さんもご存知の通り、最近では、隣の住人の顔もわからないことも良くあります。

そのためにアパートでの騒音に悩んでいても、どうするのが良いのかわからず、ストレスをため込んだり、心身の調子を崩したりするケースが後を絶ちません。

また、訴えたことで嫌がらせをされるケースがあったり、最悪の場合「被害者」が我慢の限界を超え、傷害事件・殺人事件にまで発展することもあるほど…。そう考えると、傍から見ているよりも、意外と深刻な問題ではないでしょうか。

ただ、アパートの騒音トラブルが身近に起きた後でも、その対処法を知っているかいないかで、その後のトラブルの行方は全く変わることも、理解しておきたいポイント。

そこで今回は、アパートの騒音トラブルで起きた、実際の体験談を交えながら、周囲の騒音で悩んだ時、どのようにしたら適切な問題解決ができるか、そのポイントをお伝えします。

 

アパートの騒音トラブル!
参考にしたい体験談とポイント

 

管理会社や大家さんに相談をするのが鉄則

アパートの騒音の対処法として、直接苦情を言いに行ったり、相手の部屋のポストに手紙を投函することを考える方もいるかもしれません。もちろん、相手が常識のある方でしたら、そのことで騒音を出さないように対処してくれるはず。

ただ怖いのは、常識が通じない相手の場合…。そのことで逆恨みされて、嫌がらせを受けることもごく稀にあるので、なるべく直接的な交渉は避けた方が無難

【 アパートでの騒音トラブル☆管理会社や大家に相談 】

★ そのため、騒音に悩まされたら、アパートの管理会社や大家さんに相談をするのが鉄則!

・ 「騒音がどのようなタイプの音なのか(人の声や足音など)」「何時ごろ、どれくらいの長さに渡って起こっているのか」など、記録をつけておくのが、話をスムーズに進めるポイント。

多くの場合は全戸に渡って、アパートでの騒音についての注意喚起チラシを入れてくれたり、場合によっては、該当する部屋の住人に直接注意を入れてくれます。

だいたいの場合はこれで解決するのですが、それでも騒音が収まらないことも…。そうなってしまったら、次の項目でお伝えする、さらに詳細に記録を取る段階に進んでください。

 

注意でも収まらないなら、記録を取る

管理会社や大家さんから、明らかに相手方に注意があったことが確認できても、一向に騒音が収まらない場合は、さらに詳細に記録を取っていく必要があります。

【 アパートでの騒音トラブル☆注意後収まらない場合 】

★ 前の項でお伝えした「騒音のタイプや音が発生する時間帯など」に加え、詳しい日時や、騒音をどのように感じているかも細かく記し、レコーダーを使って実際に騒音を録音(ICレコーダーなど専用の録音機があればベストですが、なければスマホでも録音ができます)。

・ なお、もしも騒音により心身に不調が起こっていたら、医師の診断書を取っておくことも大切です。

そして管理会社や大家さんに、それらの記録や音源、場合によっては診断書を提出して、さらなる相手方への働きかけを依頼します。

ここまで話が進むと、実際に騒音が起こっている時間に、管理会社の方や大家さんに部屋に来て貰って、「騒音計」で客観的に音を測って貰ったり、相手方との話し合いに立ち会って貰ったりと、さらなる展開に進むことも多いはず。

【 アパートでの騒音トラブル☆注意事項 】

★ 騒音があまりにひどいと、警察を呼ぶことを考える方もいるかもしれませんが、こちらはあくまでも、最終手段

・ もちろん「仕返し」と称して、こちらから相手方に嫌がらせをするのはもってのほか!

理不尽さに大変な思いをするかもしれませんが、なるべく冷静な態度で事に当たることが解決への近道です。

 

騒音の出元は、意外と特定しづらい

ところで、アパートでの騒音問題の難しさとして、「騒音の出元」が意外と特定しづらい、ということをご存知でしょうか。音の伝わり方は、私たちが思うよりも複雑です。

例えば、真上の世帯の子どもの足音に悩まされて、直接苦情を言いに行ったら、その世帯には子どもはおらず、実は、斜め上の世帯が音の出元だったということがあり、気まずい思いをしたケースがあります。

【 アパートでの騒音トラブル☆出元を確認 】

★ 音は建物の中を伝わる間に増幅したり、建物の構造によってはすぐそばの空間よりも、より響きやすい空間へと伝わることが…。そのために上記のようなことが起こるのです。

・ したがって、部屋の中だけでなく玄関側やベランダなど、様々な場所から出元を確認することも必要!

どうしても騒音の出元がどこだか自信が持てなければ、例えば、上の方の部屋から子どもの足音がする、と、管理会社や大家さんに伝え、対処して貰うとGOOD。

くれぐれも思い込みにならないよう、慎重を期すことが、さらなるトラブルを防ぐポイントです。

 

いかがでしたでしょうか、今回はアパートで起きやすい騒音トラブルの対処法や予防策をお伝えしました。最後に、音の感じ方には、人によって大きな差があることも、理解しておくと、いざ騒音トラブルが起きた時に、冷静に対処できるもの。

例えば、多くの人にとっては「うるさい!」と感じない音でも、ある人には騒音として捉えられる可能性はあります。もちろんその逆というのもあり得る点が、騒音トラブルの難しいポイント。

もしも自分や家族が音に対して過敏なら、早めに録音をして、管理会社や大家さんなどの第三者に客観的に判断して貰うことも一案!「騒音にはあたらない」と判断されれば、自分から進んで、音を防ぐ対処をすることが解決へとつながります。

ひとつのパターンでは、片づけられないことがアパートの騒音問題の難しさですが、誰でも部屋では安全に、快適に生活する権利はあります。

臨機応変に対応するとともに、自分が加害者になる可能性も常に考えることが、アパートの騒音問題を最小限にとどめるポイントかもしれません。

まとめ

アパートでの騒音トラブル、対処法

・直接相手に訴えず、管理者へ相談
・注意後収まらなければ、記録を詳細に取る
・騒音元を最初から特定しない
・家具の配置を変えてみてから判断もアリ
・騒音の加害者になっている可能性にも配慮
・挨拶だけでもコミュニケーションを取る


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