2歳のイヤイヤ期だからこそ!この時期にしたい5つのしつけ

2歳のイヤイヤ期だからこそ!この時期にしたい5つのしつけ
2歳児のしつけって悩みますよね。言葉も覚えて元気に動き回る姿は可愛いばかりですが、その一方でイヤイヤ真っ盛り!なんでも「イヤイヤ!」「自分でする!」けれど自分でやりたいのにできない!もどかしさに癇癪を起す時もあります。2歳でもしつけが大切と思いながらも振り回されて、どう接してよいのか途方に暮れている親御さんも多いことでしょう。

2歳は月齢の違いなどで個人差がありますが、運動機能が赤ちゃん期に比べ発達行動の幅が広がります。また言葉を覚え自己表現もし始めます。加えて自立心も芽生えてきますので、大人の手助けを嫌がってチャレンジしようとします。2歳という貴重な時期にしつけの仕方を間違うと自立心や自発性を摘む可能性もあります。叱るだけでなく上手に接したいものです。

そこで今回は2歳のイヤイヤ期に上手に付き合うしつけのポイントについてお伝えします。

 

2歳のイヤイヤ期だからこそ!
この時期にしたい5つのしつけ

 

「イヤイヤ」に共感

2歳児にしつけをしようと思っても「イヤイヤ」「ヤダ!」の連発で正直疲れることも多々あります。まだまだおぼつかない足元で自由に行きたいところへ歩きたい、お喋りももっとしたい!と世界が自由に広がっています。2歳児というのは自立心が開花する時期自立を阻むような接し方では子どもは委縮したりさらに泣きわめく場合もあります

2歳のしつけで大切なことは一方的に叱らずにまずは「イヤイヤ」に共感することが大切です。「〇〇したかったのね」「できなくて悔しかったね」「わかるよ」このような言葉かけで子どもは理解されていると感じ気持ちの切り替えが出来るようになります。「○○したらお外に行こうね」などとシーンを変えることも効果的です。いきなり行動を中断したり急かせたりしないようにしましょう

 

曖昧な言葉がけは避ける

2歳児へのしつけは親としても試練のときかもしれません。何をやってもしてあげても「イヤダ!」ほとほと参ってしまい、つい声を荒げてしまいがちです。天使のように可愛い子がいきなりアマノジャクになってしまうのですから、まさに「魔の2歳児」。だからこそ本人にわかる言葉で伝えましょう。曖昧な言葉や難しい言葉は理解し辛く、不安を与えかねません。

「いい加減にしなさい」「いつになったら出来るの」「整理整頓」など。2歳のしつけとして具体的な言葉で接するとよいです。「次は何しようか」「出来るようになったね」「お片付けしようか」など。理解できない言葉は親の不機嫌さとして映りなおさら「イヤイヤ!」と駄々をこねるものです。

 

タイミングが大事

2歳児のしつけは褒めたり叱ったりするときのタイミングがとても大切です。2歳児の心は出来ることとやりたいことが混同し複雑に絡み合う時期でもあります。「おもちゃはみんなで遊ぼうね」「ごはん少しこぼしたけどがんばったね」など、その場のタイミングで理解を示した叱り方が子どももわかります。あとでまとめて言い聞かせても子どもは理解しにくいものです。

また、褒めるタイミングもとても大切です。頑張ってボタンを留めようしているのに気づかなくては子どもの自立の手助けができません。子どもが頑張っているそのタイミングで「すごいね」「上手」など伝えると子どもは嬉しくまた頑張れるでしょう。寝る前に昨日より出来たことを褒めてあげるのも子どもの自信につながります。

 

少しオーバーに褒める

2歳のしつけはイヤイヤ時期だからこそ大切です。この年齢は自立心旺盛で大人の手助けを嫌がり、何でも自分でやりたがります。出来なくて悔しがっても、頑張ったことをオーバーなくらいに褒めてあげると子どもは気持ちが落ち着きます褒めるというのは認めるということです。「うれしい」「よく出来たね」「さすが」と素直で単純な言葉をいっぱいかけましょう。

子どもは自分が認められていると感じるとさらに挑戦します発達は失敗と成功の連続ですので親は丁寧に見守り褒めてあげることが大切です。しかしながら成功をさせるために食べ物で釣ったり、おだて過ぎるのは避けたいところ。上手にできたらしっかり抱きしめたり、優しい言葉がけで褒めることが子どもは安心します。

 

質問は試されている

2歳児のしつけで一番困るのが忙しい時の質問責めなんでも知りたがり何でも聞きたがるのが2歳児の特徴でもあります。しつこいくらいの質問に時間がある時は丁寧に付き合うのに、忙しい時は面倒に感じることも多いものです。しかし子どもの質問は親がちゃんと答えてくれるのかどうかを確かめてもいます。2歳のしつけとして、それらの質問に忙しいからといって簡単にスルーしたりなおざりにするのはよくありません

忙しい時は「少し待ってね」「これ済んだらすぐに行くね」と約束をしてちゃんと答えてあげましょう。まだまだ状況を理解するには時間がかかるかもしれませんが、コミュニケーションは幼少時の頃から体で感じながら覚えていくものです。

 

いかがでしたか。2歳のイヤイヤ期だからこそ!この時期にしたいしつけについてお伝えしました。2歳のというのは可愛い盛りではありますが、「ヤダヤダ」と困らす厄介な時期。2歳のしつけでは、気持ちに寄り添い受け入れる寛容な気持ちが大切です。2歳のしつけは悩ましい部分もありますが、自立を促し育てる大事な時です。

優しい言葉がけや出来たことへの賞賛、しっかり抱きしめて喜び合うことで子どもは安心感に包まれます。しつけというと、厳しく聞こえますが、厳しく接するだけでは成り立ちません。いっぱい褒められ愛されているという充足感はやがて他者を受け入れることに繋がります。「ありがとう」「うれしいな」「すごいね」「がんばったね」「大好き」プラスの言葉をいっぱい伝えるとよいですね。

まとめ

2歳のイヤイヤ期のしつけのポイントとは

・一方的に叱るのではなくまずは共感する
・曖昧な言い方はせずわかりやすい言葉をかける
・褒める時も叱る時もタイミングが大切
・食べ物や物で釣ったりしない
・質問責めにあってもちゃんと答えてコミュニケーションを大切にする


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