年を重ねるごとにお葬式の機会は増えていきますよね。最近は高齢化社会などと言われるのでなおさらです。死というのはいつか誰にでも訪れることです。お葬式も避けることが出来ないことだと思います。
お葬式に出たことがある人は多いと思いますが、お葬式の段取りをしたことがある人は少ないんじゃないでしようか。もし自分がいろいろ決めなきゃいけない立場になった時どうしたらいいのかわかりますか?お葬式ってどうしたらいいの?いくらかければいいの?なんてあまり聞けないですよね。
いいお葬式をするためには信頼できる葬儀社を見つけることが大切になってきます。葬儀社を決める時に知っていたら役に立つ「信頼できる葬儀屋の特徴とは?選び方の7つのポイント」をご紹介します。
信頼できる葬儀屋の特徴とは?
選び方の7つのポイント
葬儀で大事なことを知ろう
お葬式をする時、一番大事なことは信頼できる葬儀屋を選ぶことです。お葬式をするとき「家族葬にしてほしいって言ってたな」とか「パーティーとか人が集まるのが好きだったから大勢に見送ってもらった方が喜ぶよね。」なんて考えますよね。それを実現してくれるのが葬儀屋さんなのです。
何も知らずに言われるがまま葬儀屋さんを決めた場合、望んでいたようにはいかない場合もあります。実際「お花これだけじゃ少ないからもっと足しましょう」や「こうした方が故人も喜んでくれますよ」などといい故人と遺族の気持ちを利用し、ぼったくりをする葬儀屋も少なくありません。故人に対する思いを大切に葬儀屋は慎重に選ぶようにしましょう。
葬儀屋の種類を知ろう
葬儀社というのは全国各地にたくさんあります。それは「自分で葬儀社をやろう」と思ったときに行政庁の許可をもらわなくても開業できるからなのです。今日本は高齢化社会と言われているので葬儀社が増えるのはいいことかもしれません。
ですが誰でも開業できるので研修が不十分でマナーがなっていなかったり、葬儀の進行が不十分だったりと納得できるお葬式が出来ない場合があります。なので葬儀社の種類、メリットデメリットをしっかり把握しておきましょう。
葬儀屋の種類 葬儀専門の葬儀屋を知ろう
こちらは葬儀を専門としてやっているところです。葬儀社のほとんどが「葬儀専門の葬儀社」ですが家族経営の小さな会社から大きな会社まで様々です。
家族経営の場合は地域に密着してる場合が多く、地域ごとの風習などにも理解がありわからないことは教えてくれます。なので、先祖代々お願いしている人も多いです。ただ、大規模なお葬式になれてない場合が多く、対応範囲が狭くなってしまうことです。
葬儀社の種類 互助会について知ろう
こちらは葬儀のほかに結婚式などもやっており積み立てをしていき葬儀の資金を貯めていきます。積み立てたお金は葬儀以外に結婚式などにも使えます。特徴としては互助会に加入することで資金を貯めたり、パンフレット類も充実しているので葬儀についていろいろ決めておくことができ、家族への負担を減らせます。設備もきちんと整ってるところが多いです。
ただ、積み立てていたお金じゃ全然足りなかった!というトラブルもあるので事前に詳しく話を聞いておきましょう。そして、解約をするときに解約金が必要になりますので気を付けましょう。
葬儀屋の種類 JA・生協について知ろう
農協やCOOPは聞いたことありますよね?農協の組合員や生協の組合員が利用できるサービスでしたが、最近は組合員以外も利用できるようです。
特徴としては費用を安く済ませることが出来ます。これはJAや生協が自社の葬儀社を所有している場合で、窓口対応だけして葬儀専門の葬儀社に任せる場合は安く済ますことは出来ません。
そして自社の葬儀社を持っている場合も価格は安いですが、葬儀専門の葬儀社より質は下がってしまいます。
家族葬について知ろう
最近は家族葬をする方が増えてきました。家族葬は身内だけで行ない、故人らしさを出せるお葬式です。例えば生前「お葬式にはこんな音楽を流してほしい」や思い出の写真をみんなで見たりと、あまり固くなく家族でゆっくりとお別れをすることが出来ます。
ただ、他にもお別れをしたいという人から不満が出る場合もあるので家族葬をするということを話し、しっかりとした対応をするようにしましょう。
選び方のポイントを知ろう
一番のポイントは親身になって話を聞いてくれるところです。「こういう風にしたい」などと言った場合に一般的なことなのに「そういうのはあまりお勧めしませんよ。最近はこんなのが流行りです。」などと話を聞いてくれないところは絶対にやめましょう。
そして一番心配なのはお葬式にかかる費用ですよね。費用については遠慮なく聞きましょう。言葉を濁される場合はやめた方がいいです。見積もりなどを事前に出してくれるところはいい葬儀社と言えないでしょう。
あとは担当者が最初から最後まで変わらないところがいいです。話が伝わっておらずトラブルになってしまう場合があります。
いかがでしたか。葬儀屋にもさまざまな種類があり、数も多いので見極めは大変かもしれません。最近では家族の負担を減らすため、自分自身が納得できるような、良いお葬式をするために、本人が事前に葬儀屋を選んでおく人々も増えているようです。
これは「終活」と呼ばれる、高齢の人々を中心に近年注目を集めている新しい考え方で、現在では終活関連の書籍や、自分自身で整理ができるノートなども販売されるようになりました。ある程度高齢になった時には、それも家族への配慮なのかもしれませんね。
もしごく身近な親族が、そんな話をしないままお葬式をしなければいけなくなった時は、大切な人を想い、後悔しないようなお葬式が出来るようにしっかりと打ち合わせをしましょう。
まとめ
信頼できる葬儀屋の特徴とは?選び方の7つのポイント
・葬儀で大事なことを知ろう
・葬儀社の種類を知ろう
・葬儀社の種類 葬儀専門の葬儀社を知ろう
・葬儀社の種類 互助会について知ろう
・葬儀社の種類 JA・生協について知ろう
・家族葬について知ろう
・選び方のポイントを知ろう