レディーファーストの起源は諸説あるようですが、現代社会におけるレディーファーストというと「男性が女性を丁寧に扱う」意味合いが濃くなっています。欧米人がレストランや空港でスマートに振舞っている姿を見ると日本でも一般的マナーとして習慣づけたいものです。
ちょっと気遣ったあなたの態度が、女性を喜ばせるとしたら是非身につけたいものですよね。そのような男性の行為こそ女は見逃しません。でも、慣れていない日本人男性のレディーファースト、いつどのような時に、どのようなタイミングで行動したら良いのか迷ってしまう方も多いはずです。
そこで今回は、好感度アップすること間違いなしのレディーファーストについてシチュエーション別にお伝えいたします。男性必見です。
男性必見!好感度UP間違いのなしの
レディーファーストとは
レストランでのエスコート
レストランでは、入店した時からテーブルマナーは始まっています。カップルでの入店時、男性は、先にドアを開けて女性をエスコートします。「レディーファースト」です。お店の人の誘導のある場合は、お店の人に続いて女性が歩きますが、誘導のない場合は、男性が女性をエスコートします。
お店の人にテーブルまで案内されたら、テーブルの脇に立ち、お店の人が椅子を引いてくれたら軽く会釈をして腰掛けましょう。基本的には、着席や退席は椅子の左側から行います。テーブルセッティングの関係でそのような行為が難しい場合は、特にそれに従わなくても大丈夫です。
座る場所も、レディーファーストに従って、女性が上座に座ります。その時の上座、下座の考え方は、壁側のソファー席を上座、あるいは景色の眺めの良い側が上座となりますが、お店の人に案内された場合は、それに従いましょう。そして女性が先に座るまで待ちます。これもレディーファーストです。
エレベーターでの心得
エレベーターでは、エスコートする側が先にエレベーターに乗り、扉を押さえて「開」ボタンを押すのがマナーです。つまり、男性がスマートに振る舞うためには、エレベーターを操作する人間が乗っていない場合は男性が先に乗り、下座であるボタンの位置の前に立ち女性をエスコートするのが、自然です。降りるときには、女性に先に降りてもらいましょう。
でも、エレベーターを操作する人が、乗っていた場合などは、エレベーターに入るのは、女性を優先させるとスマートですね。降りるときにもレディーファースト!
エスカレーターでの思いやり
レディーファーストは、女性への気遣いです。そのように考えると、エスカレーターなどでは、女性が、段を踏み違えて落ちそうになった時に支えられるように、常に男性が女性より低い位置にいるのがマナーになります。
どういうことかと言うと、エスカレーターの上りは女性を先に進ませ、下りの時には男性が先に乗るようにしましょう。さりげない心遣いが女性の心をつかみます。
道路では車道側が基本
基本的には、車道側を男性が歩き、女性を守るようにしましょう。そのさりげない気遣いが大切です。女性を車から守ってあげる。雨の日などは、路上の水を車が跳ねたとしても車道側の男性が守ってくれれば、女性は濡れずに済みます。このさりげない気配りこそレディーファーストなのです。
重い荷物は持ってあげる
夫婦でお買い物をして女性だけが、両手いっぱいに荷物を持っていて男性は手ぶらなんていう光景って何とも残念ですよね。できればそんな夫婦関係にはなりたくないと思うことでしょう。女性に沢山の荷物を持たせて平気な顔をしている男性もかなり問題です。もちろん、そのような場合は、女性から「持って…」と声をかけましょう。
やはりレディーファーストを意識するのであれば、率先して重い荷物を持ってあげるようにしましょう。そういった気配りができてこそ社会人として同僚や上司、後輩とのコミュニケーションがうまく取れる人間として認めてもらえるようになるものです。
いかがでしたでしょうか。女性を優先させるだけがレディーファーストではありません。女性を尊重し思いやる気持ちこそレディーファーストなのです。
モテる男性は、女性への気配りが半端ではありません。さりげなくスマートに振る舞える男性こそ好感度が抜群に光って見えてくるものです。全ては。気持ちの問題です。
レディーファーストの心得が完璧な男性は、実は仕事上でも成功している人が多いようです。なぜなら、上司やお客様に対する態度がレディーファーストを実践している男性には身についているからです。
レディーファーストを心得ることにより自分自身も成長します。是非この機会に上記に掲げたレディーファーストを実践してみてください。最初は、うまくできなくても、繰り返し行動していくうちに自分のものになっていき、好感度もグンとアップするはずです。
まとめ
好感度UP間違いのなしのレディーファーストとは
・レストランでは女性を上座へ
・エレベーターでもお客様を誘導するイメージでエスコート
・エスカレーターでは、支えられるように男性は、低い位置
・道路は男性が車道側
・重い荷物は男性が持ちましょう