親孝行サプライズ☆両親が喜ぶ、年代別7つのアイデア

親孝行サプライズ☆両親が喜ぶ、年代別7つのアイデア
「親孝行したい時に親はなし」なんてことわざがありますよね。現代社会においては、人の寿命が延びましたから、「昔より親孝行できる時間は増えた」と、考えれられるかもしれません。

にも関わらず、いえ、だからこそ「親孝行をする」という意識が少なくなっている現代ですが、そもそも親孝行は、儒教思想を受け継ぐ日本の価値観のひとつ。ただ、仕事も忙しかったり遠方で暮らすなど、昔と今とでは暮らし方自体が多様に変化しているのは確か。

それでも、誰にとっても親はいつまでたっても親。「明日、何が起こるかわからない。」と考えれば、思い立った時に喜ばせることをして、親孝行したいですよね。

そこで今回は、親孝行をしたい時にすぐできる、アンケートや体験談から集計した、両親が心から喜んだ、ちょっとしたアイデアを7つお伝えします。

 

親孝行をしよう☆
両親を心から喜ばせる7つのアイデア

 

まずは「今の」両親を知る

当たり前のことですが、両親をよく知らないと、本当に喜ばれる親孝行はできません。「子どもだから、いろいろ知っているのは当たり前でしょ!」と思うかもしませんが、意外に知らないことが多いもの。

【 親孝行:日頃の会話からリサーチ 】

★ まずは率直に何が好きか、何ができると嬉しいのか、それとなく聞いてみてください。

・ できるだけ多く聞き出しておくと、いろんな機会に小出しにできて便利!すぐにできるかどうかは別として、リストアップしておくと後々役立ちます。

そして、時が経つと喜ぶことが変化してくることがありますので、一度聞いて終わりにせず、折々に聞いてあげる癖を付けておくと、思い出すことがあるのです。

 

やっぱり、会いに行くこと!

疎遠になると電話では元気そうでも、実はとても寂しい思いを我慢していたりするのが親心。なかなか忙しい毎日ですし、距離の遠い地に住んでいればなかなか会いに行けないのは当然ですが、頑張って計画を立ててみてはいかがでしょうか。

【 親孝行:会いに行く! 】

★ 高齢になると足腰も弱り、あまり出かけなくなりますから、日常でちょっとした美味しいもの、美しい花などあれば、買って行き「美味しそうだったから、一緒に食べたくて!」と、訪ねてみるのが、嬉しい親孝行!

・ ポイントはさりげなく!「どうしてる?」という感じで会いに行き、ついでに家の点検をして必要な作業をしてあげると喜ばれます。共に過ごす時間こそ、貴重な親孝行であることは、間違えありません。

ただし、あまり頻繁に行ってしまうと、かえって疲れさせてしまうこともあるので、両親の様子を見ながら、自分もリラックスするつもりで訪ねてください。

 

感情を満たすことを考えよう

年齢を重ねてくると、様々な感情の変化が生じます。それが満たされないと感じると、力が落ちることを理解すると、良い親孝行を思いつくかもしれません。

特に男性は仕事を辞める日を迎えると、感情は大きく揺さぶられることも。認められたいとか、役に立ちたいという思い、そしてそこから孤独感に襲われることもあるのです。それに伴ってお母さんも、多かれ少なかれ影響を受けることになります。

そこを満たしてあげれるとすれば、素晴らしい親孝行になることに!

【 親孝行:感情を満たす 】

★ 高齢の方々へ向けた、傾聴ボランティアがあるのをご存知でしょうか。

・ 感情を満たす=よーーーく話を聞いてあげる、と言うこと!

ただし、弱気なことを言ってきたり、同じことを何度も言ってきたりするので、辛抱が求められます。決して否定したり、正したりせずよく聞いてあげるのが「傾聴」です。

 

感謝を伝えよう

物を送るのもいいですが、感謝している気持ちを言葉で伝えるのも、ささやかながら強力な親孝行。親の側としては、育て方が良かったのかとか、本当に幸せにしてあげられたのかとか不安があるもの。感謝していることを伝えると喜ばれるのです。

【 親孝行:細かなエピソードで感謝を伝える 】

★ その際、「ありがとう」という言葉を率直に伝えるのはもちろんですが、それだけでなく、具体的に実際のエピソードを使って感謝すると、嬉しさも倍増!

・ お互いにその時の記憶がよみがえったりして、二人で泣くことになるかもしれません。

 

健康を気遣おう

これは簡単そうで難しい項目。子は親に厳しくなる傾向があるので、注意が必要なのです!「健康のために〇〇しなきゃダメ!」とか、「そんなことしてたら体に悪いからダメ!」などとついつい言ってしまった覚えはないでしょうか。

実はこれ、高齢の両親からのアンケート結果では裏目に出ています。…と言うのも「残された人生、美味しいものを食べて自由に生きたい!」と言う気持ちが強い方々が多いのです。子どもとしては、親孝行のつもりなのですが…。

【 親孝行:健康の気遣い方 】

★ 大切なのは、何かを注意することではなく感情を持ち上げてあげること!

・ 不安を少しでも取り除いてあげて、免疫力をアップさせてあげれるとグッド。その上で健康に良い食事を作ってあげたりすると、喜ばれるのではないでしょうか。

 

心からの褒め言葉

感謝を伝えることと似ていますが、少し違います。褒めるなら、相手を認めていることを伝えることになるのです。

【 親孝行:心からの褒め言葉 】

★ どんなところを尊敬しているか、素敵だと思っているかを伝えてください。

・ 特に良い特質を見つけて伝えるのが、喜ばれるポイント。これには、普段から良いところを探す努力が必要です。

人はついつい悪いところに注目してしまうものですので、注意したいものですが、両親の良い部分を見つけようとすると、他の人々の良い部分も見えてくるため、結果的に自分の暮らしに潤いが生まれます。

 

今できることをしよう

親孝行は毎日の積み重ね。大きなプレゼントは記憶に残って良いですが、普段から良い関係を築いていればこそ、良い思い出になるものです。

【 今できることを積み重ねる 】

★ ふと思いついたら家に行ってみる。肩や腰が辛そうだったな~、と感じたらさすってみる…、などなどちょっとした「ふと感じたこと」を素直に表現することが一番!

・ プレゼントや誕生日祝いなど、大きなことも良いのですが、「心から喜ばせる」と考えるなら、日頃のちょっとした気持ちが大切なのかもしれません。

 

いかがでしたでしょうか、親子の関係は時を重ねると変化します。怖いと思っていた親が段々弱くなってきたり、いつでも助けてくれる存在だと思っていたのに、かえって世話を必要とするようになったり、いろいろです。

ただし親子関係はそれぞれの家庭でさまざま。そのため、本記事でお伝えした「心から喜ぶ」親孝行を実践したとしても、複雑な問題が起こることもあり得ます。必ずしも思い描いていた親孝行ができるとは限りませんよね。

ただ、その時その時の変化に対応し、ベストを尽くして親孝行していければ、後々後悔することはないはず。自分が親であるならば、子ども達にどうして欲しいのか、想像しながら広い心で実践するのもひとつです。

悲しい現実ですが、両親はいつかいなくなるもので、いなくなっては何もできません。今を大切にさりげない親孝行を積み重ねてはいかがでしょうか。

何をするかも大切ですが、何をしてもらいたいと思っているかを把握し、喜んでもらえることをするように努力したいもの。精一杯の親孝行をして、皆で良い時を過ごしましょう!

まとめ

両親を喜ばせるために

・両親が何を望んでいるか、日頃の会話でリサーチ
・さりげなく両親に会いに行き、暮らしを確認
・両親の話をじっくりと遮らず、「傾聴」する
・エピソードを添えて感謝を伝える
・両親のストレスを取り除けるよう、リラックス
・両親に「人として」尊敬している部分を伝える
・ふと思い立ったちょっとした気持ちを表現する


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