のし袋の書き方、金額記入で注意したい7つのマナー違反

のし袋の書き方、金額記入で注意したい7つのマナー違反

身近な方の慶事を控えてのし袋を購入し、記入…というところで「あれ、どうやって書くんだっけ?」と手を止めてしまう人は少なくありません。

でも、ここで「のし袋の選び方さえ合っていればOKだよね!」と書き方を調べずに書き進めてしまうのはNG。のし袋の書き方一つとっても、マナーは存在するのです。

そして、同時に多くの人がお祝いを渡す慶事においては、その書き方が間違っていると意外に目立ってしまうもの。

気の置けない仲間へのお祝いであっても、もちろんそれは同様です。結婚式ではお友達のご両親が祝儀袋を管理していたり、といったケースも珍しくないのですから。

本記事では、そんなのし袋の書き方、金額記入のマナー違反7例をご紹介します。記事を見てドキッと心当たりがあった方は、しっかりマナーを守ってのし袋を書くようにしてくださいね。



 

のし袋の書き方、
金額記入で注意したい7つのマナー違反

 

ボールペンで書いてしまう


まず、のし袋を書くにあたって筆記用具を準備することでしょうが、普段使い慣れているであろうボールペンはのし袋にはNGです。もちろん、消えてしまう鉛筆もいけません。

この場合筆か筆ペンがベストなのですが、どうしても筆は使い慣れないという方はサインペンを使ってもマナー違反にはなりません。お祝いする気持ちを伝えたいのであれば、せっかくの機会ですから筆で字を書く練習をするというのもいいですね。

たかが筆記用具、されど筆記用具です。得意ではないとしても、できるだけ丁寧に気持ちを込めて字を書くように心がけましょう。

 

薄墨で書いてしまう


「家にあった筆ペンで書いてみた!」といった人が陥りがちなのが、こちらのマナー違反。

筆ペンで書いたこと自体はマナーに適っていますが、色が薄い薄墨の筆ペンは「涙で墨が薄まった」として不祝儀袋(香典袋)に書くときに使うとされており、お祝いののし袋には絶対にNGです。

ボールペンでのし袋を記入しても「物知らずな人だな」と思われるだけですが、薄墨で書いたのし袋は「嫌がらせかな?」と思われてしまう恐れさえあります。筆ペンは事前に試し書きをして、黒々とした色の字を書くことができるかどうかをしっかり確認しておきましょう。

 

表書きが四文字


上段の表書きを自分で記入する場合、四文字の文言は“死”を連想させるので避けます。“祝御結婚”はNGですね。四文字以外であれば、一、二、三、五文字などはOKですが、九文字はきっと“苦”を連想させるとしてNGですね。

なかなか九文字の表書きはないと思いますので大丈夫でしょう。一般的には“寿”“御祝”などが幅広い用途に使える文言ですが、結婚祝いの場合は“御結婚御祝”“祝結婚”、出産祝いには“御出産御祝”などが適当です。

若い方は近年あまり気にしないようですが、年配の方などは依然として忌み嫌う場合が多いようです。

 

自分の名前を大きく書いてしまう


表書きの下段に自分(贈り主)の名前を書き入れる際、文字のサイズが大きすぎるのは主張が強すぎるとしてマナー違反にあたります。目安としては、表書き上段の文言の文字と同じくらいかもしくは小さ目になるように心がけましょう。

これはのし袋だけではなく、不祝儀袋や封書の表書きを書く際も同様です。自分の名前は控えめに、相手方の名前より小さ目に記入するくせを意識してつけておきましょう。あくまでも主役は相手方であるということを念頭に置いて書くといいですね。

もちろん、潰れてしまうような小さい文字もNGですのでほどほどに。

 

中袋に住所・名前を記入しない


のし袋の中に入っている中袋には、贈り主の住所・氏名を記入する欄があります。「表書きに名前を書いておいたからいいや」とこれらの欄を空白にしておくと、受け取り方が非常に困ってしまう場合があるのです。

中袋は、単にご祝儀を入れるだけの袋ではありません。受け取ったご祝儀袋は、結婚式後、お返しやハガキ等を出す場合の管理リストとして中袋を活用している人が多いのです。

中袋に何も書いていない、もしくは郵便番号のみ抜けているなどした場合は相手方に二重の手間をかけることになるという点を頭に入れておきましょう。

 

中袋の金額が中身と一致しない


中袋にはご祝儀の金額も記入する欄がありますので、こちらもしっかり記入しておきましょう。中袋をのし袋の中に入れる前に、中身と記入額が一致しているかどうかをしっかり確認しておくといいですね。

書いた金額と中身が一致していないような場合は、相手方を非常にやきもきさせることになってしまいます。お祝いされる側としては、いただいたご祝儀が記載額より少なかったとしても言い出しにくいもの…というか実際はとても言えません。

それを利用して「入れ忘れたふりをして節約しよう」なんて考えを実行するのは絶対にNGです。

 

手書きでない


最近は「字が下手だから、PCで印刷した毛筆フォントを貼り付けたい」なんて言う方をちらほら見かけますが、これはれっきとしたマナー違反です。

たとえ上手な字ではなくても、手書きで心を込めてのし袋を書くということ自体に日本人は重きを置いているのですから。

年賀はがきの宛名同様、いつかはPC印刷がOKになる時代が来るのかもしれませんが、現代の日本では手書きが重んじられる文化が依然として継承されています。

鉛筆の下書きをなぞりながらでもいいですから、のし袋は自分なりにゆっくり丁寧に書くことを心がけましょう。

 

いかがでしたか。

のし袋を書く際、こんなにも悪気がなくマナー違反をしてしまう可能性があるということに驚かれたのではないでしょうか。

せっかくの慶事ですから、押さえるべきマナーのポイントはしっかり押さえ、お互いに気持ちよくお祝いをやりとりしたいですよね。

少なくとも、本記事でご紹介したようなマナー違反だけはしないように気を付けて、のし袋を書くようにしましょう。ご祝儀の入れ忘れには十分にご注意を!

 

まとめ

のし袋の書き方、金額記入で注意したい7つのマナー違反

・ボールペンで書いてしまう
・薄墨で書いてしまう
・表書きが四文字
・自分の名前を大きく書いてしまう
・中袋に住所・名前を記入しない
・中袋の金額が中身と一致しない
・手書きでない