小さなお葬式を執り行う際に気遣うべき7つのこと

小さなお葬式を執り行う際に気遣うべき7つのこと

最近、時代のニーズに合わせた葬儀が話題になっています。それは「小さなお葬式」と呼ばれています。時代の流れとともに、近所付き合いも希薄になり、ご近所へのお声掛けを敬遠される方も少なくありません。高齢化が進み、故人の友人知人の人数も減っているため、静かに故人を送りたいというニーズがあります。

また、介護や医療にお金がかかったのでお葬式は費用を抑えたいという方もいます。通常、葬儀にかかる費用は地域によって差があれといえども、100万円〜200万円はかかってしまいます。小さなお葬式では内容を簡略することで費用を大幅に抑えることができるのです。では、こうした小さなお葬式を執り行うにあたってどのようなことに注意する必要があるのでしょうか。その点をご紹介してまいります。



 

小さなお葬式を執り行う際に
気遣うべき7つのこと

 

小さなお葬式のメリットデメリットを把握する


小さなお葬式を行うにあたって、メリットとデメリットがあります。まずはそれをしっかり知った上で選ぶことが必要です。

まずはメリットから。費用を軽減できるという面が一番大きいでしょう。そして、ゆっくりと身内だけで慌ただしくすることなく、故人を偲ぶことができます。一方デメリットとしては、一般の弔問客に対してどう対応するのか、後日のお焼香や関係者への告知はどうするのかなど、後々手間がかかる可能性があります。

こうして明確にメリットデメリットを並べてみることで、小さなお葬式では気遣うべき点が通常のお葬式と異なることがわかることでしょう。

 

小さなお葬式のタイプを選ぶ


「小さなお葬式」と一概に言いますが、通常の葬儀同様内容は実に様々です。例えば、式は行わず火葬のみを執り行う「小さな火葬式」や通夜式をしない「小さな一日葬」、通夜式告別式共に行う「小さな家族葬」など多くのプランが各社用意されています。

どの葬儀が故人に合っているのか、または故人を送る身内にとってはどのプランが一番いいのかを選ぶ必要があります。当然気遣うべきは故人と身内です。喪主が小さなお葬式をしたいと思っても、他の身内の同意を得る必要があるでしょう。

 

身内への相談


小さなお葬式を執り行う場合、招待する人の範囲に気をつけることが必要です。後で「なんで呼んでくれなかったんだ」とクレームが来ないようにしっかりと配慮する必要があります。特に身内からそのように言われることが多いので気をつけましょう。

その際に、きちんと小さなお葬式にする趣旨や喪主としての意向を伝え、まずは身内に理解してもらう必要があるでしょう。

 

関係者への通知


小さなお葬式では参列者を近親者のみなど限定し、ご近所、同僚、仕事関係者、友人など義理で来る人の参列をお断りすることになります。その参列者を限定するために通知を行う必要があります。故人が亡くなったこと、小さなお葬式を執り行うこと、お香典、弔電をお断りすることを明確に伝えなくてはなりません。

身内だけで儀は執り行いますと明言してもお焼香などにくる方もいますので、お知らせをする段階で明確に意思を伝えておくことが重要です。お通夜などを執り行わない場合でも、その旨を明記すると良いでしょう。

 

関係者の後日の弔問


小さなお葬式を身内のみで執り行った場合、友人や仕事の関係者などが後日弔問に訪れることがあります。そういった方々に対して、故人と最後の別れを行うことができるよう気遣う必要があります。弔問客を受け入れられるよう自宅の玄関を片付けて広くしておくことや、座布団、お線香の用意などをしておく必要があるでしょう。

弔問客は1人や2人じゃないことが考えられます。何日も何日も続くこともあります。納骨を行う49日まで誰か弔問客が来ることを考慮しておいたほうが良いでしょう。

 

香典をどうするか


小さなお葬式では基本的に身内のみで執り行うことが多く、一般の参列者はお断りしています。よって香典も受け取ることがないのが通常です。しかし、後日弔問に来てお香典を置いていかれる方がいることもあるでしょう。その場合どうしたら良いでしょうか。

特に断る理由がなければ受け取ることになるのでしょうが、その場合香典返しを用意する必要があります。その場で用意していることはないでしょうから、後日郵送するのが良いでしょう。現在では香典返しもカタログを送り、相手方に選んでいただくのが主流になっています。

 

住職やスタッフへの配慮


小さなお葬式は確かに葬儀費用が安く、お手軽な感覚がするかもしれません。しかし、それだけにオプションで追加費用がかかることが多くなりますのでスタッフの説明をしっかり聞くようにしましょう。特にお経をあげてくれるご住職に関しては別途金額をお包みする必要がある場合がありますので、しっかりスタッフに確認して行わないと失礼になってしまいます。

また、安い費用だからといってスタッフが適当な仕事をしている訳ではありませんので、葬儀を執り行ってくれるスタッフにも気遣いを見せる必要があるでしょう。

 

いかがでしょうか。
一見通常のお葬式に比べ気軽なように捉えられる小さなお葬式ですが、意外と気を使わなくてはいけない点があるものです。しっかりと故人との別れを行えるように、各所に気遣いを忘れぬようにしてまいりましょう。

 

まとめ

小さなお葬式を執り行う際に気遣うべき7つのこと

・小さなお葬式のメリットデメリットを把握する
・小さなお葬式のタイプを選ぶ
・身内への相談
・関係者への通知
・関係者の後日の弔問
・香典をどうするか
・住職やスタッフへの配慮