セレモニーホールの種類と違いを解説。失敗しない選び方

セレモニーホールの種類と違いを解説。失敗しない選び方

セレモニーホールは便利な施設です。以前は自宅で通夜や葬儀を行う家庭が多く、葬儀社やお坊さんの手配をはじめ、座敷の襖をはずして広間を作ったり料理の支度をしたりと、遺族は大切な家族を失った悲しみに浸る暇もなく、たいへん忙しい思いをしたものです。

しかし最近ではお年寄りと一緒に生活する人が少なくなったことや故人を見送る側も高齢化が進んだせいか、セレモニーホールを利用する家庭が増えてきました。それに伴い町のあちこちにタイプの違うセレモニーホールができて、いざとなったらどこを選んでいいのか解らないのも事実です。そこで今回はセレモニーホールの種類や違いに加え、失敗しないセレモニーホールの選び方をお伝えします。



 

セレモニーホールの種類と違いを解説。
失敗しない選び方

 

セレモニーホールについて


1990年代は社葬などの大規模な葬儀を想定して、バスルームや宿泊施設などが併設された豪華なセレモニーホールが全国に広がりましたが、核家族化が進んだことなどによって葬儀を会館で行うのが一般的になると、家族葬にも対応できるセレモニーホールが多く見られるようになりました。

セレモニーホールの多くは葬儀社が経営していて、通夜から葬儀、会食までのすべてを代行してくれますので肉体的にも精神的にも楽ですが、公共のセレモニーホールより費用が割高になることがあります。

 

セレモニーホールの種類や違い


セレモニーホールには、葬儀社が経営する民間のセレモニーホールと公共の施設、宗教団体などが経営するセレモニーホールと大きく別けて3つの種類あります。ここでは、それぞれの特徴をご紹介しましょう。

・葬儀社のセレモニーホール

中規模または大手の葬儀社が経営するセレモニーホールで、病院からの搬送を含め葬儀の準備から実施まですべて取り仕切るので、急な相談にも柔軟に対応してくれます。また、葬儀社が経営のセレモニーホールは競争も激しく、それぞれ特徴のあるサービスを提供していますが、プランの選びかたを間違えると費用が割高になる場合もあります。

・公共のセレモニーホール

自治体が運営している公共のセレモニーホールですが、葬儀社が運営する民間のセレモニーホールと変わらないサービスを提供しているところもあります。費用が民間よりも安価で、火葬場に併設された施設もありますが、人気があるため予約待ちになる場合もあります。またアクセスが難しい施設もありますので、遠方からの会葬者が多い場合は注意が必要です。

・宗教団体が運営するセレモニーホール

宗教団体が運営するセレモニーホールで利用者は宗教団体に加盟している家族が中心ですが、宗教を問わず利用可能な施設もあります。公共のセレモニーホールよりも数が多く設備も充実していますが、利用料金は公共の施設に比べると割高になります。

 

失敗しないセレモニーホールの選び方


葬儀を行うにあたって、セレモニーホール選びはとても大切です。参列していただく方のことを思えば場所を優先したいし、会場の広さや料金も気になるところです。ここでは失敗しないセレモニーホールの選び方をご紹介します。

・立地条件で選ぶ

家族や親族だけではなく、近所の人やお世話になった方々と故人をお見送りする一般葬では、遠方からおいでいただく方のために、なるべく交通の便のいいセレモニーホールを選びたいものです。

予算のことを合わせて考えるなら、公共のセレモニーホールを探すのがベストですが、民間のセレモニーホールでも公共施設なみの料金を提供しているところもあります。一度担当する葬儀社に相談してみてはいかがでしょうか。

・葬儀の規模や予算で決める

故人の家族や親族、そして親しい方だけを迎えて行う家族葬が最近主流になりつつありますが、人数が限られるため大きな会場は必要ありません。小規模な葬儀なので、公共、民間に関わらず料金にそんなに大差はないですが、家族葬に特化した安価な料金プランを提供しているセレモニーホールもあります。

・ホールの設備を見て決める

高齢化の影響で葬儀に参列される方も高齢者が多くなり、特に車椅子を利用される方にとってバリアフリーは必須条件です。比較的新しく建てられたセレモニーホールはバリアフリーを重視して設計された建物が多いのですが、古い会館や公共の施設では玄関前が階段しかないという所もあります。

せっかくおいでいただいたのにかえって不自由をおかけしては何にもなりません。会場の中の設備だけでなく、外の駐車場や通路の段差などを確認しておきましょう。

・スタッフのマナーにも注目!

いくら設備が整っていても、セレモニーホールのスタッフが経験不足だったりマナーに問題があれば葬儀の質にも影響します。また、祭壇や祭壇の花、会食の料理なども半ば強引に決めてしまうようなセレモニーホールも中には見受けられます。スタッフのマナーの良し悪しは気持ちいい葬儀を行うための大切な要素です。

 

いかがでしたでしょうか。

今回はセレモニーホールの種類や失敗しない選び方についてお伝えしましたが、参考になりましたでしょうか。お葬式。大切な人との別れの日は突然やってきます。できればゆっくり別れを惜しみたいところですが、お通夜や葬儀の準備、その上、セレモニーホールの予約などやることがたくさんあって遺族としてはそうもいきません。

特にセレモニーホールの選定は、ご参列いただいた方が快適にお過ごしいただけるために、また葬儀を気持ちよく滞りなく行うためにも慎重に選びたいものです。しばらくは悲しむ暇もなく忙しくなりますが、故人の人生の最後を飾る大舞台です。良いセレモニーホールを選らんで、大切な人を気持ちよく送り出してください。

 

まとめ

セレモニーホールの種類や違いと失敗しない選び方をご紹介します

☆まずは、セレモニーホールの概要を簡単にご説明します

☆セレモニーホールは大きく別けて3種類あります

・葬儀社が経営している民間のセレモニーホール
・市町村などが運営している公共のセレモニーホール
・宗教団体が経営している会員中心のセレモニーホール

☆条件別!失敗しないセレモニーホールの選び方

・立地条件を優先して選ぶ
・家族葬や一般葬儀など、葬儀の規模や予算で決める
・高齢者にやさしいホールの設備にも注目!
・スタッフのマナーは良い葬儀を行うための大切な要件です