喪服の女性に最適な印象の良いメイクをする7つのコツ

喪服の女性に最適な印象の良いメイクをする7つのコツ

お葬式や法要で、きちんと喪服に身を包み、良識のある大人の女性のように振舞っていても、派手なばっちりメイクで、葬儀などに参列していては、化けの皮がはがれ、その良識が疑われることでしょう。

弔問者はもちろんのこと、遺族側の女性は特にお化粧に気をつけるようにしましょう。

弔辞のときのお化粧は「片化粧」といい、派手な化粧を控え、薄化粧にして、本来は紅を用いないのが原則です。

しかし、本当に紅を用いずにお化粧すると、「疲れた顔」になってしまい、かえって失礼になることもあります。大人の女性としては、きちんと薄化粧をしつつ、控えめな葬祭メイクをマスターすることが必須です。

今日は、「喪服の女性に最適な印象の良いメイクをする7つのコツ」をご紹介します。

 

喪服の女性に最適な
印象の良いメイクをする7つのコツ

 

ベースメイクは作りこまない

ベースメイクには、それほど大きな注意点はありません。

ポイントとしては、あまり「作りこまず」に、自然で程よいマット感に仕上げることです。弔事用メイクは口紅などの色味を抑えたメイクをするので、その際に、いつもどおりのベースメイクにしてしまうと、バランスが悪くなってしまいます。

よりナチュラルな素肌に近いベースメイクにするとよいでしょう。肌質を整える程度にファンデーションを薄くつけ、その上から薄めのパウダーをつけましょう。

いつものベースメイクよりも薄めを心がけます。ただし、パール入りやラメ入りのファンデーションは不謹慎に見られるので、避けましょう。同様に艶感のでるファンデーションも避けましょう。

 

アイメイクはぱっちり目よりも切れ長で

アイシャドウは、基本的にはつけないようにしましょう。

使用する場合には、つけているか、つけていないかわからないくらいに仕上げましょう。パール入りやラメ入りのアイシャドウを避け、マット系のベージュやブラウン系で自然な仕上がりを心がけましょう。

ピンクやブルー、グリーンなどの色物を使うのは絶対に避けましょう。また、アイラインやマスカラはつけなくてもよいでしょう。付けまつげも必要ありません。

特に、ビューラーでしっかりとまつげを上げて、マスカラで固定して、ぱっちりした目に仕上げるのは避けましょう。アイラインをいれる場合には、目尻のみに入れるようにします。

弔事では、ぱっちりな目ではなく、切れ長の目を目指すのがよいでしょう。

 

ほお紅は薄い色が鉄則

弔事用メイクは色味を抑えたメイクをするので、本来は、ほお紅をつける必要はありません。むしろ、つけない方がよいという意見も多いです。

もし、ほお紅をつける場合には、オレンジやピンク色などの明るい色を避け、ベージュなどの肌に近い、薄い色を使用しましょう。キラキラと光るパール入りのものは避けましょう。

ポンポンと頬に丸く入れると元気なイメージに仕上がるので、この方法を避け、頬全体にうすくぼかすようにつけるようにしましょう。ほお紅をつける場合には、薄い色をごくごく薄くつけるということがポイントです。

 

口紅はマットにしましょう

弔事用メイクは色味を抑えたメイクをするので、口紅はしなくてもかまいません。しかし、顔全体に色味を控えているので、ややもすると不健康に見えてしまいます。

その場合には、ベージュなどの自然な色を使用するとよいでしょう。赤、オレンジ、ピンクなどの明るく、派手な色は避けましょう。また、ラメ、パールなど光る質感や艶のあるものは避けましょう。

グロスもNGです。薄づきで、発色が強くないもの、マットなものを使用するよいです。でも、いざとなるとそのような口紅を探すのは大変です。

できればそのような口紅を1本、日ごろから準備しておくとよいでしょう。

 

眉は整う程度に

きちんと眉を整う程度に仕上げましょう。

はっきりとした上がり気味の眉、しっかりと角度をつけた眉、短めの眉は、活発で元気なイメージの眉となり、弔事用の眉としては適しません。

眉を上げずに、自然な眉を描きましょう。

ペンシルタイプのものより、パウダータイプの方が、ぼかした感じで仕上がります。ペンシルタイプで描く方は、きちんとブラシでぼかすようにしましょう。

色味もあまり赤みの強いもの、茶色の強いものは避けましょう。自然な色味を選びましょう。

 

マニキュアは原則NG

一般的には、マニキュアはつけないことがマナーです。

特に派手なジェルネイルなどをしている場合には、あらかじめ落としてから、参列しましょう。手袋をして参列される方もいらっしゃるようですが、読経やお焼香などでは、手に視線が集まることも多く、またふるまわれた食事を食する場合にも手元が目立ちます。

ショップや自宅できちんと落として参列するのがマナーです。もし、マニキュアをつける場合には、目立たないものにしましょう。

ベージュや透明なものなど、色味のないものを使用しましょう。赤やピンクなどの派手な色は絶対に使用してはいけません。

 

その他(ヘア、香水)の注意点

お辞儀や焼香時などに、長い髪が邪魔にならないように気をつけましょう。

ロングヘアの場合はきちんとまとめておくとよいでしょう。ゴムなどを使って、簡単に束ねておくか、あるいはシニヨンスタイルなどのアップスタイルにしておきましょう。

ただし、髪をまとめる際には、あまり高い位置でまとめるのは慶事の時であり、派手な印象を与えてしまうので、耳よりも下のあたりでまとめます。ヘアスプレーなどを使用する場合には、香りがないものを選ぶとよいでしょう。

また、香水も、弔事には控えましょう。厳かな場面での華やかな香水の香りは不謹慎ささえも感じます。

使用する場合には香りの軽いものを選び、マナーの範囲内を心がけましょう。

 

「喪服の女性に最適な印象の良いメイクをする7つのコツ」はいかがでしたか。

ご不幸は突然にやってきます。

その時に弔事用のメイクを知っているか、知らないかで、大きな差が生じます。

知らずにいつものメイクで出かけてしまうと、マナー知らずの非常識女としてのレッテルを貼られてしまうことでしょう。メイクのコツはいたってシンプルです。

ラメやパールの光物を使わず、派手な色物を使わず、できるだけナチュラルで薄づきのメイクを目指せばよいのです。普段のメイクと違い過ぎて、色物を使わないメイクに抵抗がある方は、ベージュ系のものを使用するようにしましょう

喪服の女性に最適な印象の良いメイクをする7つのコツ「喪服の女性に最適な印象の良いメイクをする7つのコツ」を参考に、いざという時のためにぜひ一度練習をしてみてくださいね。

 

まとめ

喪服の女性に最適な印象の良いメイクをする7つのコツ

・ベースメイクは作りこまない
・アイメイクはぱっちり目よりも切れ長で
・ほお紅は薄い色が鉄則
・口紅はマットにしましょう
・眉は整う程度に
・マニキュアは原則NG
・その他(ヘア、香水)の注意点)


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